えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

3.0-54 幻想を砕く真実

本ページはFFXIVメインクエのネタバレを、豊富に含みます❗

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モグタン「焚き火があったかくて、 ついつい眠ってしまったくぽ・・・・・・。 でも、お陰でいい風が吹いてきたくぽ。 これならきっと、聖竜様も雲海の空に戻ってきてるくぽ。 さあ、「ピカピカのラッパ」の出番くぽ! 西の「白亜の宮殿」に行って、 このラッパを、ぷーぷか吹き鳴らせば、聖竜様に会えるくぽ。 それじゃ、モグは村に帰るくぽ! さよならくぽ~!」

 

モグタン:聖竜様には、会えたくぽ? まだなら「白亜の宮殿」でラッパを、 ぷーぷか吹き鳴らしてくるくぽ!

 

アルフィノ:「いよいよか・・・・・・。」

 

フレースヴェルグ「・・・・・・我が黄昏の地に、再び、人が訪れる時が来ようとはな・・・・・・。」

 

アルフィノ:「聖竜「フレースヴェルグ」・・・・・・。」

 

フレースヴェルグ「いかにも・・・・・・我が名は、フレースヴェルグ。今はただ、滅びを待つだけの存在・・・・・・。去れ、人の子よ・・・・・・。」

 

アルフィノ:「な、なんだ・・・・・・これは・・・・・・ドラゴン族の言語か!?だが、頭の中に直接、響くようなこの感覚は・・・・・・。」

 

イゼル:「あぁ、聖竜よ・・・・・・覚えておいででしょうか?かつて私は、ドラヴァニアの地で貴方に出会い、すべてを知った者です。真実を・・・・・・。そして、貴方が愛した「シヴァ」の心を!」

 

フレースヴェルグ:「シヴァ・・・・・・その名を、人の子が口にするか!」

 

イゼル:「わ、私は「シヴァ」の魂を呼び降ろし、この身に宿すことで知ったのです!彼女の穢れなき心を!」

 

フレースヴェルグ「愚かな・・・・・・。我が愛しきシヴァを、神として降ろしたというのか!あまつさえ、それをシヴァの心だと!?なんと・・・・・・なんということだ・・・・・・。」

 

イゼル:「私は、竜と人との融和を願い・・・・・・彼女の・・・・・・シヴァの依代となったのです!」

 

フレースヴェルグ「愚かな娘よ・・・・・・。

Gullible fool...

光の意思<the light>に助けられ過去を視たようだが、それで、すべてを見知った気になったか。
The Light but illuminated(啓蒙する) the past for thee, it did not grant(授ける) thee omniscience(全知).
お主が呼び降ろしたものは、断じてシヴァではない。それは、お主が心に抱いた幻想にすぎぬ。

The spirit() thou hast summoned belongeth not to Shiva'tis but a shade conjured(呪文で呼ぶ) by thine own fancy.
かつて我が同胞も、太古の昔、闇の使徒にそそのかされ、死した竜の王を呼び降ろしたことがあった。
In an age long past, mine own kin were guilty of like folly(愚行). Beguiled(騙す) by the dark ones' lies, they attempted to resurrect a king amongst(~の中の) wyrms
だが、降臨したそれは、神とは名ばかりの存在であったぞ。神降ろしとは、神を創造する行為にほかならぬ。弱きものが信仰にすがり、その内に見せる幻よ・・・・・・。」

yet the divinity() they called forth merely(単に~に過ぎない) borrowed the semblance(外見) of my fallen brood-brother. Such gods are not summoned, but created. Phantoms spun from the threads of misplaced faith.
 

イゼル「そ、そんな、それでは私は・・・・・・。」

 

フレースヴェルグ「弱き娘よ・・・・・・。お主の魂は、お主の創り出した神によって穢されている。それは、シヴァの魂ではない。」

...Was but thy dream of Shiva. Thy soul hath been corrupted(堕落した) by a deity() of thine own making, child.

 

アルフィノ:「聖竜よ、だがそれでも・・・・・・我々は命を賭してこの地にきた・・・・・・。竜と人の因果を断ち切るため、ここまで歩んできたのです!その心だけは、決して幻想などではない!どうか、この不毛な争いを止めるために、貴方の力を!」

 

フレースヴェルグ「欲望と裏切りの魂を持つ民が、まだ融和を叫ぶか・・・・・・。ならば聴け、己が種の穢れた真実を・・・・・・。それでも融和を成せと言えるか、己の心に問うがよい!今から1200年の昔、我らはシヴァの種を超えた愛により、人との融和の時代を迎えていた・・・・・・。だが、我ら竜と交わるにつれ、人は我らについて学び、「七大天竜」の力の源が、その「眼」にあることを知った。そして、200年の歳月が流れた後、人は欲望に負けた。当時のイシュガルド王「トールダン」なる男は、竜の力を手に入れようと、邪な野心を抱いたのだ・・・・・・。トールダンは配下の騎士たちと共謀し、七竜に連なる「ラタトスク」を謀殺したのだ!おおお、我が瞳は今でもその光景を消し去ることができぬ!忌まわしき男トールダンは、我が妹たるラタトスクから、双眸を刳り抜き、騎士たちとともにこれを食らったのだ!奴らは「竜の眼」を食したことで、人を超えた力を手に入れた。恐るべき業の深さよ、人とはここまで堕落できるものなのか・・・・・・。血を分けたラタトスクの双眸を刳り貫かれ、殺された様を見て、ニーズヘッグが血の涙を流し、怒り狂ったのは当然のこと!しかし、トールダンを殺し、騎士を数人打ち倒したところで、奴もまた眼を人に奪われ、退かざるを得なくなったのだ・・・・・・。これこそが真実・・・・・・。これが、竜と人との戦いの始まり。我ら竜族にとって、忘れがたき呪いの詩・・・・・・千年継がれた「竜詩戦争」は、かくして今も続くのだ。」

 

エスティニアン「それを信じろというのか?俺たちイシュガルドの民が聞いて育ってきた、「千年戦争」のそれとあまりに異なる。」

 

フレースヴェルグ「お主らが信じようと、信じまいと、我が目に焼き付き離れぬこの情景こそが、我ら竜族にとっての真実。ニーズヘッグの目的は、王と騎士たちの子孫・・・・・・すなわち、イシュガルドの民を永遠に苦しませることだ。生かさず殺さずの戦いを続け、人を疲弊させる。さすれば、争いに疲れた者の中から、竜の軍門に降る者が現れよう?」

 

アルフィノ「・・・・・・異端者たちのことか?」

 

フレースヴェルグ:「そして、その者らに竜の血を飲ませる。ラタトスクの眼を喰らった王と騎士の子孫は、身に竜の因子を宿して、生まれてくるからな。」

 

イゼル「ま、まさか・・・・・・。」

 

フレースヴェルグ「イシュガルドの民が竜の血を飲めば、内なる因子が目覚め、竜の眷属へと生まれ変わる。これを永遠に支配するのが、ニーズヘッグの狙い・・・・・・。」

 

アルフィノ「見たことがあるぞ・・・・・・異端者たちが、ドラゴンの姿に変身するのを!・・・・・・なんということだ!・・・・・・では、我々やイシュガルドの民が戦ってきた、ドラゴン族の中にも・・・・・・・・・・・・。」

 

フレースヴェルグ「むろん、徹底的に抗戦する者もおろう・・・・・・そこなる竜騎士のようにな・・・・・・。だが、いかに抵抗しようと、人は100年もすれば死ぬ。その子らを、再び苦しめ、軍門に降らせれば良い。」

 

エスティニアン「常々、思っていたことがある・・・・・・。ニーズヘッグが本気になれば、いつでもイシュガルドなど滅ぼせるだろうに、と。これで得心がいった。「竜詩戦争」を続けることが、奴にとっての復讐であり、妹に捧げる鎮魂歌というわけか。」

 

フレースヴェルグ「そういうことだ、竜を狩る者よ。ニーズヘッグに、戦を止めろと願うのは無益・・・・・・。」

 

イゼル:「やはり、人の裏切りが発端だというなら、「眼」を還して、謝意を伝えなくては・・・・・・!」

 

フレースヴェルグ「哀れな娘よ・・・・・・まだわからぬのか。竜と人とでは、あまりに時の尺度が異なるのだ。お主が謝罪の言葉を述べるのは簡単なこと。発端となった裏切りは、お主自身が成したことではなく、遠い昔の「歴史」に過ぎぬのだから。だが、我ら竜にとって・・・・・・ニーズヘッグにとっては、未だ色褪せぬ、「今」なお続く心の痛みなのだ。さあ、過去語りも終いにしよう・・・・・・。私は人に絶望し、愛した者の魂とともに静かに滅びを待つ身・・・・・・。我が怒りに狂わぬのは、この身のうちにシヴァの魂があればこそ。・・・・・・もはや語る言葉を持たぬ。さらばだ、人の子らよ。」

Stubborn child... Thou thinkest in mortal terms. Our perception of time is too broad for thee to grasp. 'Tis a simple matter for thee to offer thine apologies─thou didst not perpetrate the crime. Despite thy visions, the deeds of history seem distant to thee. For a wyrm such as Nidhogg, however, that history is yet part of his present, as fresh as the blood that did gush from Ratatoskr's wounds. How could he not be driven mad? 'Tis only by the calming embrace of Shiva's soul that mine own fury hath not consumed me. But let us speak no more of what is done. My faith in your kind is spent, and I would be alone.

 

イゼル「私が感じたシヴァの心は・・・・・・すべては・・・・・・幻想だったというのか・・・・・・。」

 

エスティニアン「「氷の巫女」の思惑は外れたな。・・・・・・となれば、やることはひとつだけだ。」

 

アルフィノ:「聖竜「フレースヴェルグ」・・・・・・さすがは七竜の一翼を担うだけはある。強大な魔力を以て、直接、意思を伝えてくるなんて・・・・・・。だが、新たな事実を掴んだとはいえ、聖竜の協力を取り付けることはできなかった・・・・・・。せっかく、雲上の世界まで旅してきたというのに・・・・・・。邪竜「ニーズヘッグ」を止めるには、どうすればいいのだ・・・・・・。」

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2.5-07 その者、ナプリアレス

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ムーンブリダ:「・・・・・・悪いね、そこで待っててくれ。もうちょっとで作業が終わるからさ。それかい? あたしの獲物さ。・・・・・・斧を振るってると、つい楽しくなっちまってね。あたしは元々、考えるより先に手足がでる性分なんだ。 

そんなあたしに、学ぶ楽しさを教えてくれた人がいた。・・・・・・今回、エオルゼアに来たのは、その恩師について調べるためでもあったんだ。心配な幼馴染もいたしね。 

ほら・・・・・・あいつ、まっすぐ物が言えないだろ?いくつになっても、変わらないんだから・・・・・・。・・・・・・よし、こんなとこだな。うん、いい感じじゃないか。この程度であれば、周囲の環境を変えることもなさそうだ。 

・・・・・・見えたかい?「偏属性クリスタル」からエーテルの光が立ち上がるのが。これを束ねて刃にする方法は、まだ模索中だけど、この「エーテル・エクストラクター」を改良していけば、ひとまず、エーテル不足の問題は解決するはずだ。あんたのためにも、とびきりすっごいエーテルの刃を、作れるようにしてみせるよ。」 

 

????:「さすが、光の戦士・・・・・・。この俺が悟られるとはな。」 

 

ムーンブリダ:「まさか、アシエン・・・・・・!?クソッ、あたしたちを止めに来たのか!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:「その刺青・・・・・・叡智の書架の番人、シャーレアンの賢人か。なるほど、多少は頭が回るのも頷けるというもの。」 

 

ムーンブリダ:「何を言ってるか知らないが、褒めてるわけじゃなさそうだ・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス「ハハハ・・・・・・察しがいいな。まあ、そういきり立つなよ。女は笑顔の方が美しいぜ?光の戦士・・・・・・お前は、俺の言葉がわかってるんだろ?なんせ「超える力」持ちだ。まったく、お前には参るよ。ラハブレアにつきあって、人に神を降ろさせたってのに、あっさり倒しちまったんだからな。 

・・・・・・だから、そういきり立つなって。お前もやるか?光の戦士・・・・・・。・・・・・・ん?どういうことだ・・・・・・お前から光の加護を感じない・・・・・・? 

ククク・・・・・・!おいおい、まさかハイデリンに見捨てられたのか!?こりゃあ面白いことになったもんだ!光の加護を失した「人ならざる者」なんざ、敵じゃねぇ!この場で片付けるか・・・・・・。・・・・・・いや、今なら、白法衣の野郎が言っていた、「あの杖」をいただく好機じゃねぇか。ククク・・・・・・これで、白法衣とラハブレアを出し抜ける!・・・・・・思い知らせてやるよ。」 

 

ムーンブリダ:消えた・・・・・・?いったい、何だっていうんだ・・・・・・!・・・・・・あれが、あんたたちが戦っている上位のアシエン。それにしても、杖を狙ってるだって?アシエンがほしがるような杖・・・・・・そんなものが・・・・・・。 

もしかして、「トゥプシマティ」!?石の家に保管されている、ルイゾワ様の杖・・・・・・!だとしたら、まずいぞ・・・・・・!石の家にはミンフィリアが残ってる。アシエンに襲われる前に、急いで戻ろう!」 

 

ムーンブリダ:「アシエンが狙ってる「杖」ってのが、「トゥプシマティ」のことなら、ミンフィリアが危ない!すぐに「石の家」に戻ろう!」 

 

ムーンブリダ:「来たか・・・・・・!名杖「トゥプシマティ」が保管されているのは、確か「暁の間」だったね?・・・・・・急ごう、ミンフィリアが心配だ!」 

 

ミンフィリア:「あなたたち・・・・・・!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「光の戦士・・・・・・いや、もはや光なき戦士か。やはり今のお前じゃ、俺の侵入を拒むことはできないようだ。」 

 

ミンフィリア:「どういうこと・・・・・・!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:「まさか知らなかったのか?ハッ・・・・・・こいつは笑い草だ。光の加護を受けた者がいることで、お前たちは守られてたんだよ。この拠点だって、例外じゃない・・・・・・。白法衣やラハブレアのような「オリジナル」はともかく、俺たち「転生組」にしてみれば、光の加護の突破は容易じゃなかったのさ。・・・・・・ま、それもこれまでの話だ。奴らと違って、俺は気が短いんでね。とっとと杖をいただいて、次の「次元圧壊」を引き起こす・・・・・・!」 

 

ミンフィリア:「次元圧壊」ですって・・・・・・!?やはり、バルデシオン委員会の消滅にも、あなたたちが関わっていたのね!」 

 

ムーンブリダ:「・・・・・・何をグダグダ喋っていやがるッ!」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「しつこい女は嫌いだぜ? ・・・・・・ああ、お前には通じなかったか。」 

 

ミンフィリア:「くっ・・・・・・なぜこの杖をほしがるの?これは、ただの遺品よ。あなたたちが求めるようなものじゃないわ!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「くだらない質問ばかり・・・・・・。お前、今まで何してきたんだ?名杖「トゥプシマティ」・・・・・・正確に言うなら、その杖に据えられた石版には、特別な力があるんだよ。そいつと、杖頭の角笛を組合せて使ってやれば、周囲の環境から莫大なエーテルを集められる。あのジジイが、捧げるクリスタルもなしに、どうやって十二神の「神降ろし」を成したと思ってたんだ?召喚には、祈りだけでなくエーテルが必要。・・・・・・これ、基礎中の基礎だろ?」 

 

ミンフィリア:「・・・・・・ええ、おかげさまで事情はわかったわ。だからこそ、この杖は渡せません!」 

 

アシエン・ナプリアレス:やれやれ・・・・・・。俺は、わがままな女も嫌いなんだがな。だが、下手に殺すと、白法衣の野郎がうるさそうだ。・・・・・・面倒だが、お前ごと拐うとしよう。」 

 

ムーンブリダ:「奴を・・・・・・追うんだ・・・・・・!エーテルの歪みは・・・・・・まだ消えてない・・・・・・!」 

 

ムーンブリダ:「・・・・・・いいから・・・・・・行けッ!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「俺はラハブレアの野郎と違って、甘くはないぜ!ここで、すべてを終わらせてやる!」 

 

「暗き淵より湧きいずる力よ、我が元に集え!」 

「すべてを呑み込む深淵の存在よ・・・・・・ 

光を喰らいて、闇へと還せ!ダージャ!」 

 

「終焉を導く炎よ・・・ 

 爆ぜろ メギドフレイム!」 

「神速のトリプル対応できるかな?」 

 

「次元よ 胸に秘めたる 

 怒りに震えよ クエイガ!」) 

 

アシエン・ナプリアレス:「戒律王の名の下に命じる!時よ、我に従え!エテンド!」 

 

ミンフィリア:「どういうこと・・・・・・時の流れが・・・・・・乱れているとでもいうの!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:時の牢獄の中で、恐怖に溺れて死ぬがいい! 

なん・・・・・・だと・・・・・・!?この俺が、押されている・・・・・・!?」 

 

ミンフィリア:「た、助かったわ・・・」 

 

ムーンブリダ:「戻ってきた・・・・・・か・・・・・・。無事の・・・・・・ようだな・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「どうも、お前をあなどりすぎてたらしい。・・・・・・だが、いつまで杖を守れるかな?お前がハイデリンの加護を失った以上、俺はまた杖をイタダキに来るぜ・・・・・・そう、何度でもな!」 

 

ミンフィリア:いいえ、次はないわ!アシエン・・・・・・あなたの魂はここで散って、エーテル界へと還る!!」 

 

アシエン・ナプリアレス:何ッ・・・・・・!?闇のクリスタルを使わせないつもりか!クソ、小癪なマネを・・・・・・ッ!うおおおおぉぉぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「今よ、トゥプシマティでエーテルを集めて!あなたならできるはずよ!想像して・・・・・・!あの時、アシエン・ラハブレアを斬った「光の刃」を!! 

そんな・・・・・・!?まさか、ハイデリンの加護を封じられて、光の力が弱まっている・・・・・・!?」 

 

ムーンブリダ:「こいつも起動してるってのに・・・・・・わずかに・・・・・・エーテルが足らないってのか・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「・・・・・・たかが人が、思い上がるなッ!俺は消えない・・・・・・消されてたまるか!何度でも再生するんだよォッ!」 

 

ミンフィリア:「マザークリスタル・・・・・・ハイデリンよ、わたしの声を聞いて!わたしたちに、光を!今こそ、あなたの力を貸して!・・・・・・ダメ、なの?超える力があってなお、わたしたちの声は・・・・・・願いは・・・・・・ハイデリンに届かないというの?」 

 

ムーンブリダ:「あと・・・・・・少し・・・・・・。あと少しのエーテルさえあれば・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・?あなた、何をするつもり・・・・・・!?」 

 

ムーンブリダ:「そうか・・・・・・そうだったんだね・・・・・・。・・・・・・ルイゾワ様も、自分の「務め」が・・・・・・解ったんだ。死して、希望を守る・・・・・・。これが・・・・・・ルイゾワ様が、この地を訪れた理由・・・・・・やっとわかったよ、ウリエンジェ・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「ああッ! 待て! やめてくれ!消える・・・・・・消えちまう・・・・・・不滅なる、この俺が・・・・・・ッ!嫌だ! 助けてくれ!消えたくない、消えたくない、消え・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・?嘘でしょう・・・・・・そんな、何も残らずに・・・・・・。アシエンは完全に消滅したわ・・・・・・。ありがとう・・・・・・あなたは研究を、やり遂げてくれたのね・・・・・・。この「エーテル・エクストラクター」は、ムーンブリダさんの遺した成果のひとつ・・・・・・。みんなに真実を話して落ち着くまでは、わたしが大切に預かっていようと思う・・・・・・。」 

 

イダ:「ミンフィリア、ダイジョーブ!?」 

 

ミンフィリア:え、ええ・・・・・・。 わたしは大丈夫よ。」 

 

パパリモ:「北ザナラーンでの作戦を終えたあと、ムーンブリダの研究を手伝うために、周辺調査をしてたんだ。そしたら、ムーンブリダから、石の家がアシエンに狙われて危ないって連絡が入ってさ。 みんなで慌てて戻ってきたんだ。」 

 

サンクレッド:「お前も駆けつけていたんだな。全員、無事でよかったよ。」 

 

ヤ・シュトラ:「それで、ムーンブリダはどこ?詳しい事情を聞かせてもらいたいのだけど・・・・・・。」 

 

サンクレッド:「なんてことだ・・・・・・。自分の命をエーテルに変えて、アシエンを・・・・・・。」 

 

ヤ・シュトラ:すべての命は、死してエーテルに還る・・・・・・。その流れに逆らうのがアシエンなら、ムーンブリダは、その流れを受け入れたのね・・・・・・。」 

 

イダ:「・・・・・・ねえ。このこと、ウリエンジェはもう知ってるの?」 

 

ミンフィリア:「ウリエンジェさん・・・・・・。」 

 

ウリエンジェ:「・・・・・・顛末は、聞いておりました。月は欠け、星海の渚に消ゆ・・・・・・。さりとて天の巡りはやがて、暁の陽を導かん・・・・・・。ムーンブリダは・・・・・・己の役目を、立派に果たしたのですね?彼女は、シャーレアン本国において、我が師ルイゾワに師事する同門でした・・・・・・。師は、今と明日を生きる者のため、知を用いよと教えました。その理想は「知の集積者として歴史の観察者たれ」とする、シャーレアンでは異端・・・・・・。それでもなお、我が師が同志を募り、エオルゼア救済のため、「救世詩盟」を創りしことは、ご存知のとおり・・・・・・。 

そして、師は旅立たれた・・・・・・神々に愛されし地を救済するために・・・・・・。・・・・・・第七霊災を乗り越え、新生し得たのは我が師の功績。されど、シャーレアン本国においては、自ら歴史に介入した師を、堕落者と呼ぶ声もあった・・・・・・。シャーレアンの賢人たる務めを捨てたのだと・・・・・・。ムーンブリダは師を信望していましたが、師はシャーレアンを去る際、彼女に言葉を残さなかった。故に、周囲からの批判に、心が揺れたのです・・・・・・。師が、本当に務めを捨てたのではないかと・・・・・・。そして彼女自身が・・・・・・務めとともに、捨てられたのではないかと。」 

 

ミンフィリア:「でも、ルイゾワ様は・・・・・・!」 

 

ウリエンジェ:ええ・・・・・・エオルゼアを守るという形で、務めを果たされた。言葉を残さなかったのも、己の定めを受け入れたがゆえ、愛弟子に、ほかなる道を示したかったのでしょう・・・・・・。しかし、私が事実を言葉にすれど、師の心までは、ムーンブリダに届かない・・・・・・。・・・・・・私は、彼女がエオルゼアに留まるうちに、師の心を知らせたかった・・・・・・。それだけが・・・・・・悔やまれてなりません・・・・・・。ムーンブリダが決意したのは・・・・・・我が師ルイゾワの心を理解したからだと・・・・・・?・・・・・・真実とはかように在りて、求める者にもたらされん。師との間に再び繋がれし絆が、彼女を静かな安息へと導いてくれるでしょう・・・・・・。 

 本当に・・・・・・よかったですね・・・・・・。ムーンブリダ・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「「光の刃」は、まだ不安定な状態・・・・・・。でも、ムーンブリダさんが命をかけて、アシエンを消滅させる方法を確立してくれた・・・・・・。彼女のおかげで、わたしたちは前へと進むことができる。尊い犠牲を、絶対に無駄にはしないわ・・・・・・!」 

 

ウリエンジェ:「ミンフィリア、私は砂の家に戻ります・・・・・・。失われし友の命を、私なりのやり方で弔いたい・・・・・・。信じて・・・・・・待っていていただけますか・・・・・・?」 

 

ミンフィリア:「わかりました・・・・・・。それはきっと、ムーンブリダさんの望みでもあります。・・・・・・よろしくお願いします。」 

 

イダ:「せっかくまた会えたのに・・・・・・ムーンブリダ・・・・・・こんなの悲しすぎるよ・・・・・・。」 

 

パパリモ:「激しい想いとともに散った命は、ひときわ強いエーテルの輝きを放つという・・・・・・。だから、彼女は・・・・・・。」 

 

ヤ・シュトラ:「私たちにとって、またひとつ、アシエンを倒さねばならない理由が増えたわね。前に進み、倒しましょう・・・・・・アシエンを・・・・・・。」 

 

サンクレッド:「くそっ、俺はまた何もできなかった・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「あんなに悲しそうなウリエンジェさん、初めて見たわ・・・・・・。それはそうよね、幼なじみを失ってしまったんだから・・・・・・。私たちも、彼女のことを弔いましょう・・・・・・。私たちなりのやり方で・・・・・・ね。」 

 

ウリエンジェ:「去る者あれば・・・・・・来たる者あり・・・・・・。私に何かご用でしょうか・・・・・・?」 

(近況について) 

ウリエンジェ:絶望と憤怒の果てに、涙すら枯れ果てん・・・・・・・・・・・・。師を失ったときとは、また異なる痛みが、我が胸を苛むのです・・・・・・。しばし、お待ちください・・・・・・。時が・・・・・・この痛みを和らげるまで・・・・・・・・・・・・。」 

 

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2.5-04 黙約の塔へ

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ドガルズオルム : ほう、汝も「超える力」を持つか……。幻体ごときでは、敵わぬのも道理よ。

Midgardsormr: By Her gifts hast thou earned a moment's reprieve(執行猶予).

 

ドガルズオルム : 然らば、我と引き合わせたのも、ハイデリンの意志か。問おう……汝は何故、ここへ参った?

Midgardsormr: Speak, mortal, and I shall listen.

 

ドガルズオルム : 確かに、北天の星を燃やすは、我が一族の猛き咆哮。進軍を告げる、鬨(とき)の声だ。

Midgardsormr: Guided by a star...? Heh heh heh.

 

ドガルズオルム : 一族が向うは、イシュガルド……。畏れを忘れ、罪を犯したヒトの棲処……。

Midgardsormr: My people have heard the song. Ishgard shall burn.

 

ドガルズオルム : これは報復よ……。イシュガルドの民は、己が罪から目を背けた。その罪こそが、尽きることない戦の火種……。

Midgardsormr: Sons must answer for their fathers' misdeeds(悪行).

 

ドガルズオルム : そればかりか、あの者どもは今、再び罪を犯そうとしておる。故に、我が一族は咆哮を轟かせたのであろう。

Midgardsormr: We do not forget. We do not forgive.

 

ドガルズオルム : 進軍を止めろと請うか……。超える力を宿せど、所詮はヒトよ……。それは、叶わぬ願いであろう。

Midgardsormr: Seven children did I sire(産んだ). One now singeth of retribution(天罰).

 

ドガルズオルム : 我は、先の咆哮に応え、微睡みから目覚めたに過ぎぬ。咆哮を上げたるは我にあらず、我が七の子のいずれかよ。

Midgardsormr: I rise to join in the chorus.

 

ドガルズオルム : イシュガルドの民が、己が罪を悔い改めぬというのに、何故、我が子とその眷属に、報復を止めよと命じられよう。かの地が焦土と化し、民が死に絶えようとも、因果応報に過ぎぬ。

Midgardsormr: Thou(汝は) art powerless to silence us, mortal. Yet(まだ~ない) thou shalt not live to labor in vain(うぬぼれ). Thy reprieve(執行猶予) is at an end.

 

ドガルズオルム : その光……光の加護<chosen>か……!ハイデリンめ、超える力を持つ者に、さらなる力をあたえようとは……。

Midgardsormr: Hmph. Trickery is thy(汝の) shield. This frail(はかない), ignoble(卑しい) creature is not gifted, but chosen...

👉 ヒカセンは光の加護(gift)を与えられたものではない、しかし選ばれている

 

ドガルズオルム : まさか、特異の者なのか……?星よ……この者に力を貸せと、我に願うのか……!

Midgardsormr: Hearken(耳を傾ける) to me, Hydaelyn! I remember...and I consent(同意する).

 

ドガルズオルム : よかろう……。ならば、このミドガルズオルムが、汝を試そうではないか!

Midgardsormr: Fear not, mortal... I shall not harm thee...

 

ドガルズオルム : 汝を貫いたのは「竜の爪」。我が力によりて、ハイデリンのあたう、光の加護(mistress's feeble(弱々しい) blessing)を封じる楔……。

Midgardsormr: Heh heh heh. Mayhap(偶然に) thou thinkest me an oathbreaker(誓いを破るもの)?

 

ドガルズオルム : もっとも、星の光は陰りを見せておった。我が爪なくとも、いずれ消え失せていたやもしれぬがな……。

Midgardsormr: Thou art mistaken. If thou comest to harm(come to harm 悪影響を受ける), it shall be by another's hand, not mine.

 

ドガルズオルム : 我は、かつてハイデリンと契りを交わした。故に、その加護を受けたる汝を、くびり殺すのは控えよう。

Midgardsormr: I did but strip(剥がす) thee of thy mistress's feeble(弱々しい) blessing.

👉ミドはハイデリンをMistressと呼んでいる

 

ドガルズオルム : だが、汝はヒト……。イシュガルドの民のように、愚かな罪を犯すやもしれぬ。我が汝を見限れば、拾った命はないと思え。

Midgardsormr: Thou didst profit much by Her grace(好意), but no more.

 

ドガルズオルム : ……我が幻にして、我が化身。今より、汝とともにゆく。

Midgardsormr: The covenant(契約) binds me to thee.

 

ドガルズオルム : 化身の目は、すなわち我が目……。化身の耳は、すなわち我が耳……。光の加護を失した汝が、何を為すか見届けよう。

Midgardsormr: I shall watch...listen...and wait.

 

ドガルズオルム : 運命を拓く、特異の者よ……。己の力で、我が楔を砕いてみせよ。

Midgardsormr: Fight and struggle(努力する), if it be thy will.

 

ドガルズオルム : 特異な力を持つ者ならば、ヒトを裁き、戦を終焉へと導くこともできよう。……これは、特異の者たる汝の試練。

Midgardsormr: Man hath(have) ever coveted(切望する) that which lieth(lie) beyond his grasp(握る).

 

ドガルズオルム : この地に揺蕩うエーテルを受け、いつしか我が身も蘇ろう。

Midgardsormr: I drink of Her body, and thence(それ故) doth mine own find new life.

👉ミドはハイデリンの体を飲んでいる

 

ドガルズオルム : いずれ来たる復活のときに、汝が試練を乗り越え、ヒトが光の意志のもとにあらんことを願う……。

Midgardsormr: When it hath grown whole, the loyal and penitent(悔悟者) shall rejoice(喜ぶ).

 

ドガルズオルム : だが、容易な道にはあらぬぞ。……じきに我が一族とヒトの大きな戦が起こる。我が子の咆哮は、すでに全天へ轟いたのだ。

Midgardsormr: The Dragonsong heraldeth(布告する) a beginning...and an end.

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2.3-12 還りし神、巡りし魂

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ウリエンジェ:砂の家に現れた、白き衣のアシエン・・・・・・「アシエン・エリディブス」。彼の発言から、アシエンは不滅の存在、つまり「不死」であることがわかりました。

 

ミンフィリア:あれから、わたしとウリエンジェさんは、アシエンを完全に消滅させる方法を探していたの。

 

ウリエンジェ:そして、ついに・・・・・・影を狩る手がかりを掴んだのです・・・・・・。先の蛮神「リヴァイアサン」との戦いで、サハギン族の長老がみせた「不滅なる者」への昇華・・・・・・。その際のエーテルの流れを測定していた、ヤ・シュトラ嬢の測定結果を確認致しました・・・・・・。

 

ヤ・シュトラ:あの時、肌に感じるくらいエーテルが震えていたわ。だから、とっさに測定器を着けて調べていたのよ。

 

ウリエンジェ:そして今回、私は蛮神「ラムウ」との戦いを拝見致しました。蛮神が散る際のエーテルの流れについて再確認していたのです。

 

ミンフィリア:良い機会だわ。エーテルの流れをおさらいしましょう。わたしたちが生きている「物質界」で生命が死ぬと、通常、その魂であるエーテルは砕け散りエーテル界」へと還ります。そして、「エーテル界」に揺蕩うエーテルが、「物質界」に降り、新たな生命が誕生するの。

 

ウリエンジェ:命は散りて、星の海へと還る。これぞ神々が定めた命の理・・・・・・。エーテルに満ちた星海は、この世と重なり合い、寄り添う世界・・・・・・エーテルは巡り、命もまた巡る・・・・・・。

 

ミンフィリア:だけど、蛮神は例外・・・・・・。地に満ちたエーテルであるクリスタルを喰らう蛮神は、その肉体までもがエーテルで構成されている。だから、倒すことで肉体は砕け、そのエーテルは大地へと還元されてゆく・・・・・・。それでも魂だけは、エーテル界に還ると考えられているわ。

👉蛮神ではない生物の肉体は、エーテルでは構成されていない

 

ウリエンジェ:信者の願いが、神の魂を星海より招き、クリスタルが、神の肉体を造る・・・・・・。

 

ミンフィリア:・・・・・・だけど、「不滅なる者」は、どちらの例にも当てはまらない・・・・・・。

 

ヤ・シュトラ:確かに、サハギン族の長老が提督に撃たれた時、ひとかたまりのエーテルが漂い、別のサハギン族に乗り移るのを確認したわ。

 

ウリエンジェ:肉の身体持ちて、死して散らぬ魂を持つ者・・・・・・。

 

サンクレッド:なるほど、それが「不滅なる者」・・・・・・サハギン族の長老のやったことか。では、器が側にない場合、魂はどうなるんだ?

 

ミンフィリアエーテル界に還るということは、「死」を意味するわ。だから「不死」である彼らの魂は、エーテル界に還っていないと考えられます。

 

ウリエンジェ:彼らは逃避する・・・・・・暗き輝きの道を開きて、星海の渚へ・・・・・・。

 

ミンフィリア:・・・・・・そう、つまりは、物質界とエーテル界の「狭間」のような場所に 待避しているのではないかということね。アシエンたちは「闇のクリスタル」を触媒に、サンクレッドに憑依していたわ。つまり、これが「狭間」へ至る門なのかもしれない。

 

ウリエンジェ:これが、探究の旅路の果てに辿り着きし答え・・・・・・。

 

ヤ・シュトラ:サハギン族は「不滅なる者」になったものの、「闇のクリスタル」を持っていなかった・・・・・・。だから「リヴァイアサン」に喰われたってわけね。・・・・・・そうか、だったら、アシエンを倒した時に魂のエーテルを逃さず、リヴァイアサンのように吸い込んで捕縛してしまえば・・・・・・。

 

ウリエンジェ:ご名答、恐れ入ります。さすがヤ・シュトラ嬢、察しがいい・・・・・・。肉体失いし魂を、エーテルの檻に捕らえ、エーテルの刃で砕く・・・・・・さすればアシエンの魂も、星海に還りましょう・・・・・・。

 

ミンフィリア:アシエンの魂を逃すことなく捕らえ、さらに、そのエーテルを粉々に打ち砕く魔器なんて、簡単には想像できないわ。でも、きっと方法はあるはず。手掛かりは掴んだもの、あとは実現に向けて進むだけよ。

 

ウリエンジェ:では、私はさっそく、これらの現象を人工的に起こすことができないか、シャーレアン本国の賢人とともに、検討に入りましょう。

 

ミンフィリア:ええ、よろしくお願いします。

 

ウリエンジェ:それと、ミンフィリア・・・・・・。バルデシオン委員会の件ですが、現在、シャーレアン本国の調査団が現地に向かっています。直に連絡が来るでしょう。不安な気持ちはわかりますが、今は待つべき時・・・・・・。祈りとともにお待ちを。

 

ミンフィリア:ありがとう、ウリエンジェさん・・・・・・。

 

アシエン・イゲオルム水神リヴァイアサンに続き、雷神ラムウまでも・・・・・・。

 

アシエン・ナプリアレス:まさか雷神が、光の使徒を受け入れるとはね。

 

アシエン・エメロロアルス:・・・・・・焔神、嵐神、岩神、水神、雷神。彼の地で顕現可能な五大神は、

 すべて、あの者に討たれたということになる。

 

アシエン・ウルテマ人の進化・・・・・・。エリディブス卿の言うとおりということか。

 

アシエン・エリディブス:はたして、ハイデリンの意思か。人は、七度の「次元圧壊」を生き延び、

 「人ならざる者」に進化しようとしている。だが、「アーダー」による、絶対神ゾディアーク」様の再生。その最後の欠片は、覚醒せし人の「人たる者」への進化だ。

 

????:・・・・・・ならば、それを成すことも、我々に課せられた使命。

 

アシエン・ラハブレアかの地、エオルゼアが神々に愛される理由・・・・・・。そのために、新たな「知」を人にあたえ、新たな「神」を導く。すべての世界をひとつにし、「原初の理」を得るために。

 

ウリエンジェ:命は散りて、星の海へと還る・・・・・・。これぞ命の理なれど、輪廻を外れし闇の使徒あり。闇の使徒、己を「不滅なる者」と呼ばん・・・・・・。されど、その力、真なる不滅にあらず・・・・・・。肉体失いし魂を、エーテルの檻に捕らえ、エーテルの刃で砕く。・・・・・・我らの勝機は、そこにありましょう。シャーレアン本国の賢人とともに、アシエン打倒の研究を進めています。彼方より吉報が来るまで、今しばらくの辛抱を・・・・・・。

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2.3-11 裁きの雷

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ラムウ : ……その力。お主、ハイデリンの使徒か。

Ramuh: Thine aura betrays thee, servant of Hydaelyn.

 

ラムウ : ふむ……イフリート、タイタン、ガルーダ。それにリヴァイアサン……。奴等を払い退けし光の者というのは、お主のことじゃな。

Ramuh: Thou art the Bringer of Light...bane of Ifrit, Titan, Garuda, and Leviathan.

 

ラムウ : ワシの名はラムウ。黒衣森の民、シルフ族の守護者……。 光の者よ、ここはシルフ族の聖地。

何用で「ヒト」が足を踏み入れたのじゃ。

Ramuh: I am Ramuh, guardian of the children of the forest. Thou tramplest(踏みにじる) upon sacred soil(神聖な土地), Bringer of Light. By what right doth man intrude in this sanctuary of the sylphs?

 

ラムウ : グリダニアの民は、調和を望んでおるというのか。……ヒトとは、かくも身勝手なものか……まっこと愚かじゃ。

Ramuh: The Gridanians proffer peace? Their words are born of delusion─thine offer, an insult.

 

ラムウ : お主に、この者たちの願いが解るか。ただ、この森で静かに暮らしたいだけなのじゃ。しかし、ヒトはその小さな願いすら阻害する。

Ramuh: Thou speakest of harmony, yet carest naught for my children's desires. They did but wish to dwell beneath these boughs in solitude─yet even that was too much to ask of man.

 

ラムウ : シルフ族がワシを招いたのは、その願いを叶えるため……。そこまで追い込んだのは、貴様らヒトの仕業なのじゃぞ。

Ramuh: Thus did they turn to me for succor(援助). The sentence I pronounce(宣言する) upon thy kind is just.

 

ラムウ : シルフ族にとって、ヒトはヒト。たとえ、グリダニアの民が自然との調和を重んじようと、一方で、帝国の民は森を侵し続ける……。

Ramuh: Gridanian or Garlean, it matters not. The good intent of one excuseth not the misdeeds of the other.

 

ラムウ : 結果的にヒトは、森に穢れと争いを持ち込むだけじゃ。すべてはヒトが、闇を抱える存在だからにほかならん。

Ramuh: Thy conflicts have brought naught but anguish and misery unto the forest. All blame doth lie with the darkness that resideth(存在する) in the breast of man.

 

ラムウ : ……そもそも、ヒトはいつから闇を抱えるようになった。始原の時……そこには光も闇も無かった……。まさか、ヒトがヒトたるために生まれたというのか。

Ramuh: Whence(どこから出てきた?) sprung this calamitous(災難の) seed? In the beginning, no such duality(二重性) existed. Were light and dark given form when man was born?

👉"始原のとき"、光と闇の2面性は存在していなかった。人が生まれたときに、光(light)と闇(dark)が形作られたのか?(ラムウの疑問) このヒトは古代人?分割されたヒト?

 

ラムウ : ならば、ヒトがいる限り、この世から、穢れと争いが無くならぬ道理よな。なぜなら、ヒトが生きるために必要なことだからじゃ。

Ramuh: It would explain much. Not least(特に) why strife(争い) and sorrow follow ever in thy wake. Thou(汝は) canst(can) not deny the urgings(働きかけ) of thine(汝のもの) own nature.

 

ラムウ : 光の者よ。……それでも貴様はヒトとして、調和の道を歩むというのか。

Ramuh: Knowing that thy mere(全く~にすぎない) presence here portendeth(前兆となる) tragedy(悲劇), wilt thou persist(固執する) in this pretense(主張する) of peacemaking?

 

ラムウ : ほう、それは聖域を去った子らに渡したクリスタル……。……なるほど、お主はワシの知ったヒトとは、ずいぶん異なる存在のようだ。

Ramuh: Thou bearest the crystal which I bestowed(授ける) upon my wayward(わがままな) charges(預かりもの). That they should entrust(任せる) so precious a gift to thee(汝を)...

 

ラムウ : これは光の使徒<Bringer of Light>だからではない……。何か特異な……そうか、もしやあやつになら……。

Ramuh: Thou(汝は) standest(立つ) apart from thy kin(親族). Thou art the Bringer of Light, aye...but there is something more in thee...

<汝は親族とは異なっている。汝は光をもたらすものだが、汝の中にはそれ以外の何かがある>

 

ラムウ : よかろう……ならば、ワシに示せ。貴様の力を。

Ramuh: Very well, I shall consider thy proposal...shouldst thou survive my trial.

 

ラムウ : ヒトがシルフ族や森との調和を望むというのなら、

この森から帝国を排除するほどの力を、世から闇を取り払うほどの力を、ワシに示してみせよ。

Ramuh: If thou wouldst champion the cause of harmony, I must have proof that thou art fit to play the role. Weather mine ire, and prove to me thereby that thou hast strength enough to stay the Darkness which threateneth to consume thee.

 

 

ラムウ : それができぬというのなら、この雷神ラムウが、地表のすべてのヒトに、「裁きの雷」を落とすまでじゃ!

Ramuh: Yet if thou shouldst be found wanting, know that all men shall perish in the storm of my judgment!

 

ラムウ : 来るがいい、光の者よ。裁きの地にて、貴様を待っておるぞ!

Ramuh: Come to me, Bringer of Light. I shall await thee on the field of battle!

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2.2-19 混沌の渦動

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ミンフィリア:少し、いいかしら。・・・・・・あなたに、聞いておいてほしいことがあるの。リムサ・ロミンサに行ってから、ずっと考えていたことがあるわ。 蛮神「リヴァイアサン」が召喚される際、あの長老と思われるサハギン族は「超える力」を行使した。そして、「超える力」を受け入れたことで、一時的にとはいえ、確かに「不死」となった・・・・・・。

 

 古い伝承には、霊災の度に転生して生まれ変わり、困難に立ち向かう魂があるというわ。私は、この伝承にある「転生する魂」こそが、「超える力」の正体なんじゃないか・・・・・・そんな風に考えています。今回の一件で、ますますその想いは強くなったわ。

 

 次々と肉体を入れ替える、魂だけの存在・・・・・・まるで、任意に転生を繰り返しているようなものだもの。この伝承が真実とするならば、「超える力」の真実にも、辿り着けるかもしれない・・・・・・。

「超える力」の能力は、言葉、心、時間などの壁を超え、相手を「視る」ことができるというもの。これまで、あなたが体験したように、立ち塞がる「精神の壁」を超えることができる能力ね。では、伝承による「転生」とは何なのかしら?・・・・・・例えばそれが、今回サハギン族がみせたような、「肉体」への転移を指していたとしたら。つまり「超える力」の最大の能力が、「肉体の壁」を超え、魂だけの存在になることなのだとしたら・・・・・・。

 

アシエン・エリディブスが言っていたとおり、「不死」の存在となるかもしれない。でも、アシエンと同じ「不滅なる者」となったはずのサハギン族は、蛮神「リヴァイアサン」が顕現する際のエーテル消耗によって、蛮神に吸収されてしまった・・・・・・。・・・・・・そう、不滅なる者は、決して「不死」ではない。ここに、アシエン消滅の手掛かりがあるはずよ。「超える力」の能力と、アシエン消滅の方法・・・・・・。わたしは、引き続きウリエンジェさんとこの件を追ってみます。

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