えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

2.5-07 その者、ナプリアレス

このページはFFXIVメインクエストのネタバレを豊富に含みます❗

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ムーンブリダ:「・・・・・・悪いね、そこで待っててくれ。もうちょっとで作業が終わるからさ。それかい? あたしの獲物さ。・・・・・・斧を振るってると、つい楽しくなっちまってね。あたしは元々、考えるより先に手足がでる性分なんだ。 

そんなあたしに、学ぶ楽しさを教えてくれた人がいた。・・・・・・今回、エオルゼアに来たのは、その恩師について調べるためでもあったんだ。心配な幼馴染もいたしね。 

ほら・・・・・・あいつ、まっすぐ物が言えないだろ?いくつになっても、変わらないんだから・・・・・・。・・・・・・よし、こんなとこだな。うん、いい感じじゃないか。この程度であれば、周囲の環境を変えることもなさそうだ。 

・・・・・・見えたかい?「偏属性クリスタル」からエーテルの光が立ち上がるのが。これを束ねて刃にする方法は、まだ模索中だけど、この「エーテル・エクストラクター」を改良していけば、ひとまず、エーテル不足の問題は解決するはずだ。あんたのためにも、とびきりすっごいエーテルの刃を、作れるようにしてみせるよ。」 

 

????:「さすが、光の戦士・・・・・・。この俺が悟られるとはな。」 

 

ムーンブリダ:「まさか、アシエン・・・・・・!?クソッ、あたしたちを止めに来たのか!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:「その刺青・・・・・・叡智の書架の番人、シャーレアンの賢人か。なるほど、多少は頭が回るのも頷けるというもの。」 

 

ムーンブリダ:「何を言ってるか知らないが、褒めてるわけじゃなさそうだ・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス「ハハハ・・・・・・察しがいいな。まあ、そういきり立つなよ。女は笑顔の方が美しいぜ?光の戦士・・・・・・お前は、俺の言葉がわかってるんだろ?なんせ「超える力」持ちだ。まったく、お前には参るよ。ラハブレアにつきあって、人に神を降ろさせたってのに、あっさり倒しちまったんだからな。 

・・・・・・だから、そういきり立つなって。お前もやるか?光の戦士・・・・・・。・・・・・・ん?どういうことだ・・・・・・お前から光の加護を感じない・・・・・・? 

ククク・・・・・・!おいおい、まさかハイデリンに見捨てられたのか!?こりゃあ面白いことになったもんだ!光の加護を失した「人ならざる者」なんざ、敵じゃねぇ!この場で片付けるか・・・・・・。・・・・・・いや、今なら、白法衣の野郎が言っていた、「あの杖」をいただく好機じゃねぇか。ククク・・・・・・これで、白法衣とラハブレアを出し抜ける!・・・・・・思い知らせてやるよ。」 

 

ムーンブリダ:消えた・・・・・・?いったい、何だっていうんだ・・・・・・!・・・・・・あれが、あんたたちが戦っている上位のアシエン。それにしても、杖を狙ってるだって?アシエンがほしがるような杖・・・・・・そんなものが・・・・・・。 

もしかして、「トゥプシマティ」!?石の家に保管されている、ルイゾワ様の杖・・・・・・!だとしたら、まずいぞ・・・・・・!石の家にはミンフィリアが残ってる。アシエンに襲われる前に、急いで戻ろう!」 

 

ムーンブリダ:「アシエンが狙ってる「杖」ってのが、「トゥプシマティ」のことなら、ミンフィリアが危ない!すぐに「石の家」に戻ろう!」 

 

ムーンブリダ:「来たか・・・・・・!名杖「トゥプシマティ」が保管されているのは、確か「暁の間」だったね?・・・・・・急ごう、ミンフィリアが心配だ!」 

 

ミンフィリア:「あなたたち・・・・・・!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「光の戦士・・・・・・いや、もはや光なき戦士か。やはり今のお前じゃ、俺の侵入を拒むことはできないようだ。」 

 

ミンフィリア:「どういうこと・・・・・・!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:「まさか知らなかったのか?ハッ・・・・・・こいつは笑い草だ。光の加護を受けた者がいることで、お前たちは守られてたんだよ。この拠点だって、例外じゃない・・・・・・。白法衣やラハブレアのような「オリジナル」はともかく、俺たち「転生組」にしてみれば、光の加護の突破は容易じゃなかったのさ。・・・・・・ま、それもこれまでの話だ。奴らと違って、俺は気が短いんでね。とっとと杖をいただいて、次の「次元圧壊」を引き起こす・・・・・・!」 

 

ミンフィリア:「次元圧壊」ですって・・・・・・!?やはり、バルデシオン委員会の消滅にも、あなたたちが関わっていたのね!」 

 

ムーンブリダ:「・・・・・・何をグダグダ喋っていやがるッ!」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「しつこい女は嫌いだぜ? ・・・・・・ああ、お前には通じなかったか。」 

 

ミンフィリア:「くっ・・・・・・なぜこの杖をほしがるの?これは、ただの遺品よ。あなたたちが求めるようなものじゃないわ!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「くだらない質問ばかり・・・・・・。お前、今まで何してきたんだ?名杖「トゥプシマティ」・・・・・・正確に言うなら、その杖に据えられた石版には、特別な力があるんだよ。そいつと、杖頭の角笛を組合せて使ってやれば、周囲の環境から莫大なエーテルを集められる。あのジジイが、捧げるクリスタルもなしに、どうやって十二神の「神降ろし」を成したと思ってたんだ?召喚には、祈りだけでなくエーテルが必要。・・・・・・これ、基礎中の基礎だろ?」 

 

ミンフィリア:「・・・・・・ええ、おかげさまで事情はわかったわ。だからこそ、この杖は渡せません!」 

 

アシエン・ナプリアレス:やれやれ・・・・・・。俺は、わがままな女も嫌いなんだがな。だが、下手に殺すと、白法衣の野郎がうるさそうだ。・・・・・・面倒だが、お前ごと拐うとしよう。」 

 

ムーンブリダ:「奴を・・・・・・追うんだ・・・・・・!エーテルの歪みは・・・・・・まだ消えてない・・・・・・!」 

 

ムーンブリダ:「・・・・・・いいから・・・・・・行けッ!」 

 

アシエン・ナプリアレス:「俺はラハブレアの野郎と違って、甘くはないぜ!ここで、すべてを終わらせてやる!」 

 

「暗き淵より湧きいずる力よ、我が元に集え!」 

「すべてを呑み込む深淵の存在よ・・・・・・ 

光を喰らいて、闇へと還せ!ダージャ!」 

 

「終焉を導く炎よ・・・ 

 爆ぜろ メギドフレイム!」 

「神速のトリプル対応できるかな?」 

 

「次元よ 胸に秘めたる 

 怒りに震えよ クエイガ!」) 

 

アシエン・ナプリアレス:「戒律王の名の下に命じる!時よ、我に従え!エテンド!」 

 

ミンフィリア:「どういうこと・・・・・・時の流れが・・・・・・乱れているとでもいうの!?」 

 

アシエン・ナプリアレス:時の牢獄の中で、恐怖に溺れて死ぬがいい! 

なん・・・・・・だと・・・・・・!?この俺が、押されている・・・・・・!?」 

 

ミンフィリア:「た、助かったわ・・・」 

 

ムーンブリダ:「戻ってきた・・・・・・か・・・・・・。無事の・・・・・・ようだな・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「どうも、お前をあなどりすぎてたらしい。・・・・・・だが、いつまで杖を守れるかな?お前がハイデリンの加護を失った以上、俺はまた杖をイタダキに来るぜ・・・・・・そう、何度でもな!」 

 

ミンフィリア:いいえ、次はないわ!アシエン・・・・・・あなたの魂はここで散って、エーテル界へと還る!!」 

 

アシエン・ナプリアレス:何ッ・・・・・・!?闇のクリスタルを使わせないつもりか!クソ、小癪なマネを・・・・・・ッ!うおおおおぉぉぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「今よ、トゥプシマティでエーテルを集めて!あなたならできるはずよ!想像して・・・・・・!あの時、アシエン・ラハブレアを斬った「光の刃」を!! 

そんな・・・・・・!?まさか、ハイデリンの加護を封じられて、光の力が弱まっている・・・・・・!?」 

 

ムーンブリダ:「こいつも起動してるってのに・・・・・・わずかに・・・・・・エーテルが足らないってのか・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「・・・・・・たかが人が、思い上がるなッ!俺は消えない・・・・・・消されてたまるか!何度でも再生するんだよォッ!」 

 

ミンフィリア:「マザークリスタル・・・・・・ハイデリンよ、わたしの声を聞いて!わたしたちに、光を!今こそ、あなたの力を貸して!・・・・・・ダメ、なの?超える力があってなお、わたしたちの声は・・・・・・願いは・・・・・・ハイデリンに届かないというの?」 

 

ムーンブリダ:「あと・・・・・・少し・・・・・・。あと少しのエーテルさえあれば・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・?あなた、何をするつもり・・・・・・!?」 

 

ムーンブリダ:「そうか・・・・・・そうだったんだね・・・・・・。・・・・・・ルイゾワ様も、自分の「務め」が・・・・・・解ったんだ。死して、希望を守る・・・・・・。これが・・・・・・ルイゾワ様が、この地を訪れた理由・・・・・・やっとわかったよ、ウリエンジェ・・・・・・。」 

 

アシエン・ナプリアレス:「ああッ! 待て! やめてくれ!消える・・・・・・消えちまう・・・・・・不滅なる、この俺が・・・・・・ッ!嫌だ! 助けてくれ!消えたくない、消えたくない、消え・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「ムーンブリダ・・・・・・?嘘でしょう・・・・・・そんな、何も残らずに・・・・・・。アシエンは完全に消滅したわ・・・・・・。ありがとう・・・・・・あなたは研究を、やり遂げてくれたのね・・・・・・。この「エーテル・エクストラクター」は、ムーンブリダさんの遺した成果のひとつ・・・・・・。みんなに真実を話して落ち着くまでは、わたしが大切に預かっていようと思う・・・・・・。」 

 

イダ:「ミンフィリア、ダイジョーブ!?」 

 

ミンフィリア:え、ええ・・・・・・。 わたしは大丈夫よ。」 

 

パパリモ:「北ザナラーンでの作戦を終えたあと、ムーンブリダの研究を手伝うために、周辺調査をしてたんだ。そしたら、ムーンブリダから、石の家がアシエンに狙われて危ないって連絡が入ってさ。 みんなで慌てて戻ってきたんだ。」 

 

サンクレッド:「お前も駆けつけていたんだな。全員、無事でよかったよ。」 

 

ヤ・シュトラ:「それで、ムーンブリダはどこ?詳しい事情を聞かせてもらいたいのだけど・・・・・・。」 

 

サンクレッド:「なんてことだ・・・・・・。自分の命をエーテルに変えて、アシエンを・・・・・・。」 

 

ヤ・シュトラ:すべての命は、死してエーテルに還る・・・・・・。その流れに逆らうのがアシエンなら、ムーンブリダは、その流れを受け入れたのね・・・・・・。」 

 

イダ:「・・・・・・ねえ。このこと、ウリエンジェはもう知ってるの?」 

 

ミンフィリア:「ウリエンジェさん・・・・・・。」 

 

ウリエンジェ:「・・・・・・顛末は、聞いておりました。月は欠け、星海の渚に消ゆ・・・・・・。さりとて天の巡りはやがて、暁の陽を導かん・・・・・・。ムーンブリダは・・・・・・己の役目を、立派に果たしたのですね?彼女は、シャーレアン本国において、我が師ルイゾワに師事する同門でした・・・・・・。師は、今と明日を生きる者のため、知を用いよと教えました。その理想は「知の集積者として歴史の観察者たれ」とする、シャーレアンでは異端・・・・・・。それでもなお、我が師が同志を募り、エオルゼア救済のため、「救世詩盟」を創りしことは、ご存知のとおり・・・・・・。 

そして、師は旅立たれた・・・・・・神々に愛されし地を救済するために・・・・・・。・・・・・・第七霊災を乗り越え、新生し得たのは我が師の功績。されど、シャーレアン本国においては、自ら歴史に介入した師を、堕落者と呼ぶ声もあった・・・・・・。シャーレアンの賢人たる務めを捨てたのだと・・・・・・。ムーンブリダは師を信望していましたが、師はシャーレアンを去る際、彼女に言葉を残さなかった。故に、周囲からの批判に、心が揺れたのです・・・・・・。師が、本当に務めを捨てたのではないかと・・・・・・。そして彼女自身が・・・・・・務めとともに、捨てられたのではないかと。」 

 

ミンフィリア:「でも、ルイゾワ様は・・・・・・!」 

 

ウリエンジェ:ええ・・・・・・エオルゼアを守るという形で、務めを果たされた。言葉を残さなかったのも、己の定めを受け入れたがゆえ、愛弟子に、ほかなる道を示したかったのでしょう・・・・・・。しかし、私が事実を言葉にすれど、師の心までは、ムーンブリダに届かない・・・・・・。・・・・・・私は、彼女がエオルゼアに留まるうちに、師の心を知らせたかった・・・・・・。それだけが・・・・・・悔やまれてなりません・・・・・・。ムーンブリダが決意したのは・・・・・・我が師ルイゾワの心を理解したからだと・・・・・・?・・・・・・真実とはかように在りて、求める者にもたらされん。師との間に再び繋がれし絆が、彼女を静かな安息へと導いてくれるでしょう・・・・・・。 

 本当に・・・・・・よかったですね・・・・・・。ムーンブリダ・・・・・・・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「「光の刃」は、まだ不安定な状態・・・・・・。でも、ムーンブリダさんが命をかけて、アシエンを消滅させる方法を確立してくれた・・・・・・。彼女のおかげで、わたしたちは前へと進むことができる。尊い犠牲を、絶対に無駄にはしないわ・・・・・・!」 

 

ウリエンジェ:「ミンフィリア、私は砂の家に戻ります・・・・・・。失われし友の命を、私なりのやり方で弔いたい・・・・・・。信じて・・・・・・待っていていただけますか・・・・・・?」 

 

ミンフィリア:「わかりました・・・・・・。それはきっと、ムーンブリダさんの望みでもあります。・・・・・・よろしくお願いします。」 

 

イダ:「せっかくまた会えたのに・・・・・・ムーンブリダ・・・・・・こんなの悲しすぎるよ・・・・・・。」 

 

パパリモ:「激しい想いとともに散った命は、ひときわ強いエーテルの輝きを放つという・・・・・・。だから、彼女は・・・・・・。」 

 

ヤ・シュトラ:「私たちにとって、またひとつ、アシエンを倒さねばならない理由が増えたわね。前に進み、倒しましょう・・・・・・アシエンを・・・・・・。」 

 

サンクレッド:「くそっ、俺はまた何もできなかった・・・・・・。」 

 

ミンフィリア:「あんなに悲しそうなウリエンジェさん、初めて見たわ・・・・・・。それはそうよね、幼なじみを失ってしまったんだから・・・・・・。私たちも、彼女のことを弔いましょう・・・・・・。私たちなりのやり方で・・・・・・ね。」 

 

ウリエンジェ:「去る者あれば・・・・・・来たる者あり・・・・・・。私に何かご用でしょうか・・・・・・?」 

(近況について) 

ウリエンジェ:絶望と憤怒の果てに、涙すら枯れ果てん・・・・・・・・・・・・。師を失ったときとは、また異なる痛みが、我が胸を苛むのです・・・・・・。しばし、お待ちください・・・・・・。時が・・・・・・この痛みを和らげるまで・・・・・・・・・・・・。」 

 

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