えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.3-1 光の戦士の物語 / In the Name of the Light

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ペンダント居住館の管理人は、不安げな様子だ。
前回までの冒険録
水晶公に召喚された「魂の血盟」の仲間たちを原初世界に帰すため、魂と記憶を入れる魔具「ソウル・サイフォン」の制作をすすめる冒険者たち。一方で、死んだはずのアルバートが人々の前に姿を現し、新たな「光の戦士」を目指せと促しはじめる。かつての英雄の復活を不審に思った一行は、それが本物のアルバートではなく、彼の遺体に憑依したアシエン・エリディブスだということを突き止めた。彼は和解の余地はないと語りつつも、人々の「光の戦士」への目覚めを促し続けるのだった。

 

ペンダント居住館の管理人:「Karenさん……今日も、どちらかへお出かけで……?」

 

ペンダント居住館の管理人:「ああいえ、遅まきながら燃える星の雨が降ったと聞きまして……外出される方には、念の為注意を促していたのです。しかし、実害はなかったと皆も言っていましたし、ほかならぬあなたには、無用な心配だったかもしれませんね。失礼いたしました。」

 

????:「あっ、ちょうどいいところに!」

 

モーレン:「こんにちは、Lusieさん。あの……今、少しだけお時間よろしいですか?」

 

モーレン:「よかった……!実は僕、あなたにお礼をしたいと思っていたんです。ほら、先日、街のみんなを大広場に集めて、アルバートたちの真実を話してくださったでしょう?」

 

モーレン:「あのとき、僕は本当に嬉しかった……。重大な真実に触れられただけでなく、みんなにも、「光の戦士」が悪ではないと知ってもらえたんですから。」

 

モーレン:「ただ、途中で「本物のアルバート」が現れたことで、きちんと感謝を伝えられないまま解散になってしまって……。僕が彼の言葉をどう受け止めるべきか悩んでいるうちに、周りはどんどん「光の戦士」への憧れを膨らませ、ついには流星雨を見て異能に目覚めるものまで現れたとか。」

 

モーレン:「そんなこんなの騒動で機会を逸していましたが、やっぱりお礼をすべきだと思って、こちらへ伺ったのです」

 

モーレン:「Lusieさん、あなたの得た大切な真実を、僕たちに還してくださって、本当にありがとうございました。あなたがしてくださったことには到底及びませんが、もし調べたいことや、写したい本なんかがあった場合は、いつでも博物陳列館を頼ってくださいね!」

 

  何と言う?  

👉光の戦士について、もっと知りたい

 この街で起きていることを整理したい

 

モーレン:「「光の戦士」について知りたい……?あなたが……ですか?むしろこちらがアルバートたちについて教えを受けた身ですし、ご期待に添える話ができるかどうか……。ああでも、広義の……本来の「光の戦士」についてであれば……。」

 

モーレン:「よし、できるだけやってみます!古典から児童書まで紐解いて、「光の戦士」の何たるかを示しましょう!そうと決まれば、僕は博物陳列館に戻りますね!資料をそろえてお待ちしてますので、いつでも、すぐにでも、お越しくださいっ!」

 

ペンダント居住館の管理人:「ふふ、人気者は忙しいですね。どうぞ、お気をつけて行ってらっしゃいませ。あなたにとって良い日になることを祈りながら、お帰りをお待ちしております。」

 

ペンダント居住館の管理人から見送られた。クリスタリウムの博物陳列館にいる「モーレン」と話そう

 

■ モーレンと話す

モーレン:「ああ、ご足労いただき、ありがとうございます。今、どの資料をお見せするべきか考えていたんです。なにせ、「光の戦士」についての話はたくさんありますから……掻い摘まんでお話しするような形でもよろしいですか?」

As a great many works make reference to the Warriors of Light, I shall─with your permission─focus only upon the details that seem most relevant.

 

アルフィノ:「やあ、興味深い話をしているようだね。」

The Warriors of Light, you say? Forgive us, but we couldn't help overhearing.

 

アリゼ:「クリスタリウムの様子を見回ってたけど、これといった騒動も起きてないし、ちょっと時間が空いたのよ。だから、使い魔についてもっと学ぼうと思って……アルフィノに付き合ってもらって本を探しにきたら、あなたを見かけたってわけ。」

We've been out keeping watch over the Crystarium, but it appears to be business as usual. So I thought I'd spend some time brushing up my knowledge of familiars, and Alphinaud volunteered to help.

 

リーン:「私も、別件ですが調べ物をしていて……。そちらは「光の戦士」についての調査……ですよね?よければ、ご一緒させてもらえないでしょうか?それがどういうものなのか、改めて知っておきたいんです。」

I...actually came on a different errand, but I'd be interested in hearing about the Warriors of Light as well. May I join you?

 

モーレン:「僕はもちろん、大歓迎ですよ!では、階段を往復させてしまってすみませんが、下のテーブルでお話ししましょうか。関連する本もお持ちしますので、座ってお待ちくださいね。」

Of course, of course! The more the merrier!  If you would care to find a table below, I shall be down with the books in a moment.

 

モーレン:「さて……ノルヴラントに限ってみても、「光の戦士」という名前は、歴史上に度々登場します。 100年ほど前のアルバートたちはもちろん、エルフ族を統一してレイクランド連邦を創り上げた、初代国王トルスウィル……。 フッブート王国でもっとも有名な、ドラン族とガルジェント族のコンビ……ロッドフォートとソーラード。」

Were one to pore over the annals of Vrandtic history, one would note the comparatively frequent recurrence of individuals hailed(浴びせかけられる) as “Warriors of Light.”  Ardbert and his comrades require no introduction, but many others bore the epithet long before them. To name but a few, there was Tolthewil, legendary first king of Lakeland, Roddfort and Saulard, the fabled Drahn and Galdjent duo of Voeburt...

 

モーレン:「ロンカの大魔道士チュナなどは、ノルヴラントの子ならば知らない者がいないほどの英雄ですが、彼女も古い本では「光の戦士」と記されていたりします。」

And no list of Vrandtic heroes would be complete without the archmage Tiuna of Ronka. In older texts, she too was called a Warrior of Light.

 

アリゼ:「住民たちの呑み込みが早いとは思ったけど、そういうこと……。「光の氾濫」のきっかけになったアルバートたちだけが、そう呼ばれたわけじゃなかったのね。」

It did surprise me how ready people were to forget the negative associations of the title. But it makes sense if it's been around for centuries.

 

モーレン:「ええ……。もともとは単に「英雄」の別名のひとつだったんです。ただ、この100年間は光が忌避されていたので、本来の用途では使われず……非難を込めてアルバートたちを呼ぶ言葉になっていました。」

Verily. In ages past, it was simply a synonym for “hero.”  In the wake of the Flood, however, Light came to be regarded with fear; the title used not to exalt, but to revile.  A far cry from its beginnings...

 

モーレン:「ふむ……「光の戦士」という言葉自体に興味をお持ちならば…… ご覧ください。これはノルヴラント最古の英雄譚……そして彼こそ、始まりの「光の戦士」とされている人物です。」

This, my friends, is Norvrandt's oldest epic. The original tale of the struggle between good and evil.  

 

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モーレン:「予言で示され、海と空を渡り、世に蔓延らんとする混沌を打ち倒した英雄……。彼は己を「クリスタルに導かれし光の戦士」だと言いました。そして不思議なことに、以降の時代にも、同様の名乗りをあげる英雄が度々現れたのです。」

In a time when all lay shrouded in Darkness, a prophesied(予言された) hero rose to deliver the world from its doom. Fighting in the name of the Light, the hero styled himself its foot soldier. And thus did he come to be known as “The Warrior of Light.” Curiously, in the centuries that followed, other heroes appeared who claimed the selfsame epithet(通り名), despite sharing no discernible(認められる) connection with their predecessors(前任者).

 

モーレン:「それらが積み重なって、いつしか、傑物を「光の戦士」と呼ぶ風習ができたとされています。」

And in time, Warrior of Light came to be a name accorded to all men and women of uncommon skill and valor.

 

アルフィノ:「なるほど……。これは、思いがけない真理に触れたかもしれないな。ほら、私たちの世界でも、「光の戦士」という言葉が使われているだろう?その時々でさまざまな理由づけはされているものの、かけがえのない英雄をそう呼ぶ習慣は、とても古くからあったらしいんだ。だからこそ、君も……気づいたら大勢からそう呼ばれていたんじゃないかい?」

Well, well... The plot thickens(分厚くする). As you know, the title of Warrior of Light is also used in the Source. Though the manners in which individuals have earned it are many and varied(様々), heroes have been honored thus since antiquity(古代).  Nor does the custom show any sign of dying out─as you can well attest(証明する).

 

リーン:「すごい……!ふたつの世界で、偶然同じ言葉だったってことですよね。」

It makes you wonder, doesn't it... It surely can't be a coincidence.

 

アルフィノ:「いいや、恐らくだが……同じなのには理由があるんだ。何らかの理由で、超える力に目覚めた人がいるとしよう。その人はハイデリンの声を捉えるようになり、呼ばれるままに、己を「光の戦士」だと定義する。」

Indeed not. Let us imagine a man who has awakened to the Echo and is able to hear Hydaelyn's voice. As She styles him, so too does he style himself─a Warrior of Light. 

 

アルフィノ:「君の強さが、超える力だけによるものだとは思っていないが……凡人が持たざる異能を持つとなれば、英雄という立場に上り詰めた「光の戦士」も多かったのだろう。そういった事例が重なるうちに、「英雄」と「光の戦士」が混同されるようになっていった。ときには超える力の有無すら問わず、ね。」

Of course, being blessed with the Echo does not in itself make one a hero. And conversely, there will have been no few heroes who were not blessed with it.  But such distinctions(区別) are immaterial(重要ではない) to the masses, and over time they came to use the title “Warrior of Light” and the word “hero” interchangeably.

 

アリゼ:「ってことは、ふたつの世界どころか、すべての世界でこういう現象が起きてる可能性があるわけ?」

Sounds about right. It would be interesting to see if the theory holds true in the other worlds─if crossing the rift were that easy.

 

  何と言う?  

👉確かにに自分も、ハイデリンからそう呼ばれた   
  Hydaelyn did call me a Warrior of Light

 呼び名なんて、どうでもいい
  What's in a name? It doesn't change anything.

 ちょっと残念
  And there I was thinking I was special...

 

 

リーン:「そうだったんですね……。私は、直接ハイデリンの呼び声を聞いた覚えがなくて……。もしかしたら、ミンフィリアを介して、間接的に感じ取っていたのかもしれませんね。」

She did? I've never heard Her voice myself. But I can feel Her presence. Perhaps through Minfilia.

 

アリゼ:「……何にせよ、それが事実なら、アシエンにとっては面白くなかったでしょうね。人々から善しとされる英雄って存在が、光と……ハイデリン側と結びつけられてしまって。」

At any rate, assuming all of this is true, and there's a common thread behind the epithet(通り名), I doubt the Ascians will have been amused. To have the world at large associate Light, and by extension Hydaelyn, with “good” must have added insult(侮辱) to injury(無礼)

 

モーレン:「ええっと……。個人的には大変興味を引かれる話なのですが、もしかして僕、いないほうがいいです……?」

Ahem. While this discussion is undeniably fascinating, I wonder...should I be privy to it? Mayhap it would be better if I excused myself...?

 

アルフィノ:「ああすまない、違うんだ……!君の「光の戦士」についての話が、あまりに奥深かったから、つい……。」

Oh! No need for that, my friend! Pray accept our apologies. Your lesson on the Warriors of Light has given us much to ponder...

 

ハツラツとした少女の声:「ひかりのせんし!?ねえ今誰か「光の戦士」って言っ……うわぁぁ!?」

Ooh, ooh! Did someone say Warriors of Light!? Uwaaah!

 

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モーレン:「リキ・ティオ……!大丈夫ですか!?ああ、貴重な本が……。ここで遊んではいけないと、前にも言ったでしょう。アーキルとエイルエルも……お願いだから本は大事に扱ってください……!」

Riqi-Tio! Are you all right!?  Ahhh, my precious tomes... <sigh> Did I not say you must take care in the Cabinet? You too, Arkil! Eirwel!

 

アーキル:「ごめんよ、モーレンさん……。あれ……「闇の戦士」さま……!?」

We're sorry, Master Moren... <gasp> Aren't you...?

 

リキ・ティオ:「やみのせんしさま!? わたし、わたしね、リキ・ティオっていうの!みんなのこと、助けたいの!だから「光の戦士」になる方法、教えてくださいっ!」

...The Warrior of Darkness!? M-My name's Riqi-Tio, and...and I want to help everyone! Please, tell me what I have to do to be a hero─to be a Warrior of Light!

 

モーレンから光の戦士にまつわる話を聞いた。博物陳列館の「リキ・ティオ」と話そう。

 

■ リキ・ティオと話す

リキ・ティオ:「あのね、えっとね、わたしねっ、街のみんなが言ってる「光の戦士」になりたいの。でもね、剣で戦うやつじゃないんだよ!おくすりを作って、敵を追い払ったり、みんなを治すの!そういう人を、「くすり師」って呼ぶんでしょ?」

So, I want to be a Warrior of Light. But not one that fights wit a sword and all that. No I want to be the kind that fights with potions and heals people! An apothecary

 

リキ・ティオ:「だから私、くすり師の光の戦士になる!それで、レイクランドの人も、ほかのところの人も、いっぱい助けるの!って、ともだちに……アーキルとエイルエルに話したら、博物陳列館に、おくすりのこと書いた本があるはずだって。それで、勉強しにきたんだけど……。」

And I'm going to help everyone in the Crystarium. No in all of Norvrandt!  When I told Arkil and Eirwel this, they said that the Cabinet should have lots of tomes about potions.

 

リキ・ティオ:「ここの本、よくわかんない……。これじゃあ、何にもなれないよう……。」

But this place is so big, and we don't have faintest idea where to begin searching. At this rate, I'm not going to get anywhere...

 

アルフィノ:「ふむ……「光の戦士」はともかく、くすり師か……。探せば薬学の入門書はありそうだが、この子には、それもまだ難しいかもしれないね……。我らが「闇の戦士」殿、彼女をスパジャイリクス医療館に連れていってはどうだろう?あの医師たちなら、良い手本になってくれるはずだ。」

If one knew where to look, one should indeed be able to find treatises on potions here. Even so, I fear they may prove a little difficult for ones so young. But hmmm... Esteemed Warrior of Darkness, perhaps you might accompany young Riqi-Tio to Spagyrics? Rather than through tomes, I believe she stands to learn more by observing the chirurgeouns at their works. 

 

アリゼ:「あら、いいんじゃない?モーレンとの話も、ひと区切りしたところだし。私たちも付き合うわよ。」

 

リキ・ティオ:「わあっ、ありがとう「闇の戦士」さま!医療館に行けばいいのね!」

  

リキ・ティオと話した。クリスタリウムのスパジャイリクス医療館にいる「シェッサミール」と話そう

 

モーレン:「僕はここに残って、ともかく本を片づけますね。「光の戦士」についての話が、少しでもあなたのお役に立つといいのですが……。」

 

アリゼ:「薬で敵を倒す、かぁ……考えたこともなかったわ。剣か魔法の方が手っ取り早い気もするけど、戦い方は人それぞれだものね。」

 

アルフィノ:「彼女……リキ・ティオと言ったかな。ご覧よ、とっても目が輝いてる。裏にエリディブスの策謀が潜んでいるかもしれなくても、この輝きを力ずくで奪うようなことはしたくないものだ。……水晶公も、悩ましく思っているだろうね。」

 

リキ・ティオ:「ね! ね! 来たよ、医療館っ!次はどうすればいいの!?」

 

 ■ シェッサミールと話す

シェッサミール:「あらあら、ずいぶん大勢のお客さまねぇ……。いったいどうしたのかしらぁ……?」

 

シェッサミール:「そう……この子が、薬のことをお勉強したいのねぇ……。」

リキ・ティオ:「ここで勉強したらなれますかっ!おくすりで世界中のみんなを助ける、すっごい「光の戦士」に!」

 

シェッサミール:「そうねぇ……。実はこの医療館にも、「光の戦士」を目指して、旅に出たいっていう子たちがいたのよ。でも、結局でていくことはなかったわ。」

 

リキ・ティオ:「ど、どうして……?」

 

シェッサミール:「今も罪喰いと戦ったときの傷を抱えている人……夜闇のある生活に慣れることができずにいる人……そんな仲間のために、がんばりすぎてしまう人……。クリスタリウムは強い街だけれど、医療館を必要としている人は、まだまだ大勢いるの。」

 

シェッサミール:「うちの子たちは、それを置いていけなかった……。新たな道への憧れを抑えて、目の前にある事態と向き合うのも、勇気ある決断だと思うわ。」

 

リキ・ティオ:「じゃあ……わたしの夢は、ダメなこと?」

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シェッサミール:「いいえ、それはとっても素敵なことよ。今は「必ず叶う」なんて言ってあげられないけれど、いつかきっと、実現させましょう。私たちが日進月歩で成長を続ければ、医療館の子たちが街の外に飛び出して、もっと多くの人のために腕をふるう日が、必ず来る……。」

 

シェッサミール:「その日に向けて、あなたの力も貸して頂戴な。薬学の道は、ちょっとだけ険しいけどねぇ……?」

 

リキ・ティオ:「にひひ、まっかせてー!わたし、絶対にスゴウデになるんだから!」

 

シェッサミール:「ふふ……頼もしいわぁ……。それじゃあさっそく、最初のお勉強ということで、お手伝いをひとつ頼もうかしら?スウィートシーヴ果樹園に行って、頼んでいた薬の材料を受け取ってきてほしいの。」

 

リキ・ティオ:「くすりのざいりょう!なんてだいじなお仕事なのっ!すぐに行ってくるね!」

 

シェッサミール:「あら、元気ねぇ……。でも、あの子ひとりで大丈夫かしらぁ……。申し訳ないけれど、手を貸してあげてくれる……?果樹園の管理をしてる「グラシーヌ」に声をかければ、つつがなく済むはずだから。」

 

アルフィノ:「そういうことなら、私にも手伝わせてくれ。彼女を医療館に連れていこうと提案した身としてね。」

 

アリゼ:「あなたたちはどうするの?一緒に果樹園に行ってくる?」

 

エイルエル:「僕たちも、「光の戦士」になりたいんだけど……リキ・ティオと違って、薬の勉強がしたいわけじゃないんです。だから、あの、「闇の戦士」さま……!僕たちここで待ってるから、あとで武術のことを教えてもらってもいいですか!?」

 

アリゼ:「そういうことなら、私とリーンもここに残って、ひとまずこの子たちの話を聞いておくわ。」

 

シェッサミールから手伝いを頼まれた。クリスタリウムのスウィートシーヴ果樹園にいる「グラシーヌ」と話そう。

 

シェッサミール:「あなたが行ってくれるなら、何より安心だわぁ……。スウィートシーヴ果樹園では、まず「グラシーヌ」に声をかけてみて頂戴ねぇ……。」

 

アリゼ:「あんまり大勢で手伝いに行っても、リキ・ティオのやる気を削いじゃうもの。代わりに、こっちの子たちの話を聞いておくわ。」

 

アーキル:「あの……おにいちゃんは忙しいのに、ごめん……。だけど、リキ・ティオもエイルエルも、本当におにいちゃんや「光の戦士」に憧れてるんだ。」

 

エイルエル:「大丈夫です、僕たち静かに待ってます!」

 

リーン:「果樹園でとれる材料ということは、やっぱり果物でしょうか?どんな薬を作るのか、私もちょっと興味があります……!」

 

アルフィノ:「ああ、先に材料の収穫を進めているよ。大丈夫、ノルヴラントに来てから、こういう仕事にもずいぶん慣れたんだ。」

 

リキ・ティオ:「小さいやつ……これかな……あっちかな……?」

 

■ グラシーヌと話す

ラシーヌ:「ええぇ……!アルフィノさんたちの次は、「闇の戦士」様!?もしかして、同じご用件でしょうか……? ……ですよね。ええと、私たちは、そこで栽培しているグレープを、医療館に納品する予定なんです。」

 

ラシーヌ:「ただ、収穫が間に合っていなくて……。おチビちゃんとアルフィノさんには、直接収穫をして持っていってほしいと、お願いしました。だから、その、恐縮なのですが……彼らと同じように、収穫していっていただけると助かります!」

 

ラシーヌ:「 医療館に渡すのは、食用にするには実が小さい、「小ぶりなグレープ」です。ど、どうぞよろしくお願いします……!」

 

ラシーヌと話した。スウィートシーヴ果樹園の「小ぶりなグレープ」を入手しよう。

 

ラシーヌ:「こちらの作業が間に合っていないばかりに、すみません……。今度は薬用じゃない、おいしい果実を食べに来てくださいね!」

 

アルフィノ:「よし、この棚の小ぶりなグレープは採りつくしたかな。そちらはどうだい?」

 

リキ・ティオ:「あれっ、おにいちゃんも来てくれたの!?あのねあのね、この中から小さいグレープを探すんだよ!」

 

■ リキ・ティオに小ぶりなグレープを渡す

リキ・ティオ:「わっ、もう集めたの!?「闇の戦士」さまはすごいねぇ、えらいねぇ!」

 

アルフィノ:「私の方も、採り終わったよ。リキ・ティオ、一緒にシェッサミールさんのところへ運ぼう。」

 

リキ・ティオ:「うんっ!どんなおくすりになるんだろうね、楽しみだね!」

 

アルフィノ:「 ……君は、いったいどうして、くすり師や「光の戦士」になりたいと思ったんだい?」

 

リキ・ティオ:「 どうして……?うーん……えっとね……それはね……。わたし、前にね、よくない病気になったことがあったの。熱とかすっごいでて、あんまりよく覚えてないけど、とってもつらかったんだ……。

 

リキ・ティオ:「そのとき、旅のくすり師さんが来てて、わたしを診てくれたの。ベロが変になっちゃうくらい苦いおくすりをもらったんだけど、それを飲んだら、よくなったんだ!」

 

リキ・ティオ:「すごいよね、罪喰いもいたのに、旅してたんだよ!?だから、わたしも同じようになりたいなって、そのときからずーっと思ってたの。 ただ、どうしたらいいかはわからなくて……とりあえずアーキルたちに、草をまぜた特製おくすりを作ってあげたりしてたんだけど……。」

 

リキ・ティオ:「最近ね、隣に住んでるおにいちゃんが、「光の戦士になる!」って話をしてたの。この世界を旅して、みんなを助けるんだって。それ、わたしがなりたかったのと同じだよ!隣のおにいちゃんがなるなら、わたしも今なるもん!くすり師で「光の戦士」にっ!」

 

アルフィノ:「そうか……。ちなみに、隣のおにいさんは、結局どうしたんだい?」

 

リキ・ティオ:「セイラーおにいちゃん?うーん……そういえば、ここのとこ会わないなぁ……。」

 

アルフィノ:「衛兵団の……流星雨のあとに旅立った彼だったか。教えてくれてありがとう、リキ・ティオ。君が旅のくすり師に憧れた気持ちは、私にもわかる気がするよ。君やセイラーおにいさんの夢が、正しく叶うことを願おう。そのためにもまず、集めた薬の材料を運ばなくてはね。」

 

アルフィノ :「……私は少し、思い違いをしていたようだ。昨今の騒動を、アルバートの姿を借りたエリディブスによって、人々が扇動されているものと思っていたが……。きっと、「誰かを助けたい」という気持ち自体は、もともとノルヴラントの人たちが持っていたものなんだ。」

 

アルフィノ :「エリディブスはそれに「光の戦士」という名を与えることで、世界の変化を促進させたにすぎないのだろう。 Lusie……。エリディブスが演説で語ったように、私たちはいずれ……恐らく遠くないうちに、この世界を去る。」

 

アルフィノ:「水晶公たちが帰還のための準備にあたってくれている以上、私はそれが実現すると信じているよ。ただ……たとえ今すぐ帰れることになったとしても、私はエリディブスの目的を見極め、きちんと対処したい。そうでなくては、胸を張って帰れない。」

 

アルフィノ:「この世界はもう、私たちにとって、見知らぬ遠い場所ではないのだから……。おっと、あまり遅くなると、子どもたちをやきもきさせてしまうかな。医療館に戻るとしよう。」

 

リキ・ティオに小ぶりなグレープを渡した。スパジャイリクス医療館の「シェッサミール」と話そう。

 

アーキル:「リキ・ティオのやつ、大丈夫だった……?苦い草汁とか、飲まされてない?」

 

リーン:「おかえりなさい!リキ・ティオさん、戻ってきたとき、とっても嬉しそうでしたよ。……どんなに小さなことでも、はじめてお手伝いが成功するのって、忘れられない大切な経験になると思います。」

 

アリゼ :「イルエルたちの話を聞いて、ちょっとした準備をしておいたわ。けど、「依頼」はちゃんと本人からしてもらわないとね?」

 

アルフィノ:「リキ・ティオは、材料を渡せたようだね。私の分も、しっかり納めておいたよ。」

 

リキ・ティオ:「「闇の戦士」さま、一緒にグレープを集めてくれてありがとう!代わりにいつか、わたしの作ったおくすりで、おにいちゃんを助けてあげるね!」

 

■ シェッサミールと話す

シェッサミール:「おかえりなさい、手を貸してくれてありがとうねぇ……。おかげで、無事に材料を受け取ることができたわぁ……。このグレープでお酢を作って、エルフグラスなんかと混ぜてね、疲労回復のためのシロップを作るの。今のクリスタリウムには欠かせない薬なのよぉ……?リキ・ティオちゃんにも、お勉強の一環として、味見してもらいましょうねぇ……。」

 

シェッサミールと話した。こうしてまた、新たな英雄、新たな「光の戦士」を目指す若者の第一歩が刻まれた。彼らの夢が正しく叶うよう、エリディブスの企みに対処したいとアルフィノは語ったが……。

  5.3-2 強い憧れ👉