エーテルスポット
ミコト : お待たせしました。覗覚石にチャージ可能なエーテルの地脈を……そのエーテルスポットをついに発見しました!
ミコト : リリヤさんに観測装置を改造してもらい、覗覚石にエーテルをチャージできるようにしてもらいました。これを持ってエーテルスポットへ向かいたいと思います。
ミコト : さすがに今度の地脈はいわば「細い河」……特定波長のエーテルのみ流れる細い支流です。微調整が必要なので私たちもご一緒しますね。
▼ ミコトと合流
ミーシィヤ : 不意を突かれて…… ……頭がクラクラする。
▼ ミコトを救助
ミコト : す、すみません、先行しすぎました……。エーテルスポットに気を取られて、
ここが戦場であることをすっかり忘れてました……。
リリヤ : 大丈夫ッスか!?悲鳴と戦闘らしき音が聞こえてきたのであせったッス!
ミーシィヤ : こちらは大丈夫。……解放者殿がおいでになり敵を退けました。
リリヤ : オオッ!?さっすが英雄さんですね!!その戦い、自分も観たかったッス!!
ミコト : リリヤさん、いかがでしょう?おそらくこの場所だと思うのですが?
リリヤ : ハイッ! 超絶バッチリッス!ミコトさんが言ってたNR-G108波が顕著に出てるッス!予測どおり、そこがまさかのエーテルスポットッス!
ミコト : では、このままチャージを開始しますね!
ミーシィヤ : ……完全な状態までチャージし終えるのに、どれだけ時間がかかるかわからないが、記憶探索を試す以前の状態には戻ったようですね……。
ミコト : そうですね、ここは「支流」と言いましたが、その支流から流れる水がたまった場所、まさにエーテルスポットなんです。
ミコト : ここに再びエーテルが溜まるには時間が必要ですが、覗覚石にチャージするだけのエーテルなら、このスポットに溜まった分で十分ですからね。
ミーシィヤ : なるほど……であれば、もう十分か。
ミコト : ……え?
ミーシィヤ : 動くなッ!武器を引っ込めて後ろへ下がれッ!
ミコト : ミ、ミーシィヤさん、こ、これはいったい……?
ミーシィヤ : 賢人殿にはまだ用があるのだ……。
ミーシィヤ : 下がれと言っているッ!……この銃の引き金は軽いぞ?
ミーシィヤ : フッ……それでいい……。
▼ バイシャーエンと話す
バイシャーエン : な、なんですと!?ミーシィヤさんが裏切り者!?そんな、まさか……にわかには信じられません……。
マルシャーク : 覗覚石を奪い、賢人殿を誘拐したのは間違いないのですね?
マルシャーク : ミーシィヤが何故、我々を裏切ったのか、その理由を探るのはあとにするとして、まずは賢人殿の救出を考えましょう!
バイシャーエン : そうですね…………。マルシャークさんはミーシィヤさんの出自を洗い直し、また、彼女を詳しく知る者を探してください。
マルシャーク : 仰せのままに!
バイシャーエン : 解放者殿……おわかりのとおり、今は第IV軍団との戦いの真っ最中です。正直、賢人殿の捜索に人手を回すことは難しい……。
バイシャーエン : 無論、我らとて賢人殿を見殺しにするつもりはありません。わざわざ賢人殿を連れていったのです、すぐに第IV軍団が何かをするとは思えません。
バイシャーエン : カストルム・ラクスリトレに囚われているのでしょうが、正確な居場所もわからぬまま救出作戦を立てることも難しく……。今はカストルム・ラクスリトレ攻略に集中しましょう。
バイシャーエン : カストルム・ラクスリトレさえ落とせば、賢人殿の救出もかないましょうぞ。解放者殿……よいですな!
獣王ライアン : おいおいおいおい!いったい何をチンタラやってンだよぉ~~!
獣王ライアン : 増援なんざ待つまでもネェ!このカストルム・ラクスリトレに駐留するオレたちだけで十分だ。全軍総攻撃でレジスタンスなんざイチコロだぜェ!
妖術士アルビレオ : ライアン殿はすでに命令を無視して出撃なさっているではないか。本来ならそれだけでも命令不服従で軍事法廷行きですぞ?ご自分の立場を自覚なされませ。
妖術士アルビレオ : 地政学的に重要なのは資源や人材が豊富なダルマスカであり、
このボズヤは二の次でよいと……。
妖術士アルビレオ : まずはダルマスカ・レジスタンスの根絶が最優先であり、ボズヤ・レジスタンスはそのあとでよい……。
獣王ライアン : だ~か~らぁ、そう言ってンじゃネェか!だいたいボズヤなんぞ、ほっといたってかまわネェ。あとから侵攻し直せばいいだけだろォ?
メネニウス・サス・ラナトゥス : 笑止……。貴公はボズヤ制圧に参加した御仁であろう。
そのために散った同胞の命を無駄にしようと申されるのか?
妖術士アルビレオ : ドマやアラミゴが属州を離れ、その上、ボズヤも独立となっては、それこそダルマスカ・レジスタンスが勢いづくというもの。そうなっては首が絞まるのは我々でございましょう。
メネニウス・サス・ラナトゥス : まともに取り合うな、アルビレオ。この御仁は、勢いづいたダルマスカ・レジスタンスと戦いたい、より強くなった相手と戦いたいだけなのだ。
獣王ライアン : おい、コラァ……
メネニウス・サス・ラナトゥス : ガレマール帝国は崩壊する……この事実はかわらない。我々第IV軍団は帰るべき祖国を失うのだ。それはおわかりであろう?
獣王ライアン : ……だから?
メネニウス・サス・ラナトゥス : 閣下はこの地に……ダルマスカとボズヤを手に入れ、この地に新たな「王国楽土」を築くと宣言された。ならば、我々はこの地を死守するのが責務であろうよ。
獣王ライアン : こちらの妖術士サンはともかくですな、メネニウス、あーたはノア坊をよぉくご存じでしょう?あの坊やの真意を、あーただってお気づきでしょうに……。
メネニウス・サス・ラナトゥス : 私が閣下の命令に……そのご意志に逆らっているとでも?
獣王ライアン : 足掻きなさンな……。そんな洒落の効かないマネ、テメェが一番嫌いだろうにヨォ。
メネニウス・サス・ラナトゥス : 足掻く?それはとんでもない誤解だ。私はまだ打てる手があるからやっているにすぎん……。
獣王ライアン : 相変わらずの石頭だネェ~。ま、いいさ、ならオレは好きにさせてもらうだけだ。
メネニウス・サス・ラナトゥス : よかろう、好きにすればよい。だが、すべての決着が付いた暁には法廷送りだ。それはゆめゆめ覚悟されよ……。
妖術士アルビレオ : よいのですか、メネニウス様。
メネニウス・サス・ラナトゥス : ……死ぬような輩ではあるまい。あれでも閣下と、この軍団に対する想いは誰よりも強いのだ。死に場所を求める愚かな老兵ではないのだよ。
メネニウス・サス・ラナトゥス : カストルム・ラクスリトレの指揮は貴公に任せるぞ。やつらがこの城塞に攻めてきたときが勝負だからな。ぬかるなよ。
妖術士アルビレオ : 仰せのままに!
▼ バイシャーエンと話す
バイシャーエン : カストルム・ラクスリトレ攻略ももう一息です。賢人殿については引き続き情報を探らせておりますが、まずは目の前の戦いに勝利できるよう奮励いたしましょうぞ。