えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

W.S 4 はじめてのともだち

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ポルタ・プレトリアの解放軍の将校は、冒険者に相談があるようだ。

 


解放軍の将校 : Noleさん、ちょうどよかった。 あなたに相談がございます。

 

解放軍の将校 : 実は、我々アラミゴ解放軍では、ターンクリフに兵を派遣し、 彼の地の住民たちへの支援活動を開始したのです。

 

解放軍の将校 : 長年に亘る帝国支配から、急に解放されたことで、 生活は一変し、未来への不安も大きいでしょうからね。 同じ経験をしてきた隣人として、力を貸したいと考えたのです。

 

解放軍の将校 : ですが、生活物資の支援や警備への協力ならともかく、 心のケアとなると、一筋縄にはいきません。 その点で、助力をお願いできないでしょうか……?

 

解放軍の将校 : ありがとうございます。 解放の英雄が相談相手となれば、ウェルリトの住民たちの心も、 安らぐことでしょう。

 

解放軍の将校 : では、「解放軍の輸送兵」と話して、 ターンクリフに向かい、現地住民に声をかけてあげてください。

 

▼ 解放軍の輸送兵と話す

 

解放軍の輸送兵 : ターンクリフに向かうのですか? では、私にお任せください!

 


 

▼ 困っている住民を探す

困った様子の女性 : あなたは…… もしや、あの白い魔導兵器を操縦して、 「サファイアウェポン」を撃破した方では……!?

 

アヴィリナ : おお、やはり……! 私の名はアヴィリナ、ここターンクリフで生まれ育ちましたが、 10年前に帝国軍の徴兵に遭い、魔導技師として働かされていました。

 

アヴィリナ : しかし、あなた方が来てくださったおかげで、 帝国軍は撤退し、ようやく自由の身となることができました。 本当に何とお礼を言えばいいのか……。

 

アヴィリナ : この国が帝国に支配されてから、もう何十年になるか…… 多くの国民が帝国軍人として戦場に送られ、命を落としてきました。

 

アヴィリナ : たまたま助かっただけの私が、これまで犠牲になった方々のために、 できることと言えば、弔うことぐらいしかありません……。

 

アヴィリナ : ならばせめて、弔いの気持ちが後世まで続くように、 犠牲者の名が刻まれた慰霊碑を建てたいと考えたのです。

 

アヴィリナ : ですが、戦死者名簿が保管されている格納庫は、 青い制服を着た方々と、アラミゴ解放軍が封鎖しており…… 私たちは入ることができません。

 

アヴィリナ : もしよろしければ、私を格納庫に入れてもらえるよう、 あの方々にお口添えいただけないでしょうか?

 

アヴィリナ : ああ、ありがとうございます……! では、格納庫に向かいましょう!

 

アヴィリナ : 私が格納庫の中に入れるよう、 口添えをしていただけないでしょうか?

 


▼ 体格の良いガーロンド社員と話す

 

 体格の良いガーロンド社員 : そちらのお嬢さんを格納庫に入れてやってほしいと?

 

体格の良いガーロンド社員 : うーん……まだ完全に調査が終わったわけではないので、 関係者以外の立ち入りを禁止しているんですが…… あなたの頼みならば、断るわけにもいきますまい。

 

体格の良いガーロンド社員 : そのかわり、保安上の観点から、 私も彼女に同行させてもらいますよ。

 

アヴィリナ : ありがとうございます。 よろしくお願いします。

 

アヴィリナ : 私のわがままで振り回してしまって、ごめんなさい。 おかげで、探していた物が見つかりました。

 

体格の良いガーロンド社員 : それならよかった。 では、私はこれで。

 

アヴィリナ : 格納庫に併設された兵舎の中で、 ウェルリト出身の戦死者がまとめられた名簿を見つけました。 そこには、知っている名前も載っていました……。

 

アヴィリナ : ミリサンディア……私の初めての友達……。 まさか、彼女も第VII軍団に転属になっていたなんて……。

 

アヴィリナ : 私とミリサンディアは、元々第XIV軍団に所属していたんです。 同郷ということもあって、すぐに打ち解けて友人になりました……。 ですが、彼女は前線に……エオルゼアに向かうことになったんです。

 


 

アヴィリナ : あれは出征前日のことでした…… 彼女が、義兄妹の方々を連れて挨拶に来てくれたんです。

 

アヴィリナ : 印象的だったのは、リコンさんがふてくされていたことですね。 出立の挨拶にとガイウス軍団長を訪ねたようなのですが、 側近に阻まれたようでして……。

 

アヴィリナ : それも妨害してきたのが、リウィア隊長だったので……。 同じ孤児出身でありながら、支えてくれたガイウス軍団長に、 一方的な感情を向けていたのが、気に食わなかったみたいなんです。

 

アヴィリナ : 当のガイウス軍団長は、リウィア隊長を傷つけぬように、 彼女からの求愛を上手くかわしていたようですね。それでも、執念深い隊長が諦めることはありませんでしたが……。

 

アヴィリナ : それから、覚えているのは、彼らを迎えにきた将校のことです。 属州民でありながら、サスの階級にまで上り詰めた、 ルガディン族の豪傑です。

 

アヴィリナ : わざわざ部下を呼ぶために足を向けるだなんて、驚きですよね。 ミリサンディアたちも、上官のことは信頼していたようです。

 

アヴィリナ : そして彼女は、私に別れの言葉を向けると、去っていきました。 これが私たちの別れになったんです。

 


 

アヴィリナ : その後、私は幕僚長のネロという魔導技術者の下で、 アルテマウェポンの調整作業に携わっていたのですが…… プラエトリウムでの戦いは、知っての通りの結末に終わりました。

 

アヴィリナ : 私は、どうにか魔導駆逐艇に乗って脱出…… ウェルリトに帰還した後、その経歴に目をつけられて、 第VII軍団の「ウェポン」開発チームに引き入れられたのです。

 

アヴィリナ : 今では……あのようなおぞましい兵器の建造に関与したことを、 心から悔いています……。

 

アヴィリナ : 帝国製「ウェポン」の設計思想は、 操縦者の……属州人の命を消耗品も同然に扱うものです。 許されるはずありません……。

 

アヴィリナ : ウェポンの操縦者は、コードネームで呼ばれていましたから、 どなたが搭乗されたのか、最後まで知ることはありませんでした。 いまはせめて、その方の魂が安らぐよう祈るしか、私には……。

 

アヴィリナ : ウェポンシリーズの開発に携わった、 私にしかできないことがあると……?

 

アヴィリナ : ……そう、そうですね……。 第VII軍団のもとには、最後のウェポンが残っている……。 まだこの戦いは終わっていない……。

 

アヴィリナ : 戦争は、 いつだって私の大切なものを奪っていく……。

 

アヴィリナ : 私の初めての友達、ミリサンディア……。 内気な私に、とても良くしてくれて、義兄妹との絆を大切にする心の優しい子……。

 

アヴィリナ : この悲劇を終わらせるために、私にできることがあるのなら……。

 

アヴィリナ : もう一度、ガーロンド・アイアンワークスの方を訪ねてみます。

 

アヴィリナ : 最後のウェポンとの戦いには、 きっと、またあの白い魔導兵器の力が必要になる時が来る。 魔導技術者として、何か力になれるかもしれません。

 

アヴィリナ : もちろん、慰霊碑の建設も進めます。 ミリサンディアたちが、安らかに眠れる場所を用意してあげたい。 だって、彼女は私の初めての友達ですから……!

 

アヴィリナ : それでは、私は行きます。 もう一度、前を向いて歩くための言葉をかけてくれて、 ありがとうございます。

 


 

▼ ポルタ・プレトリアの解放軍の将校と話す

 

解放軍の将校 : お疲れさまです。 ウェルリト住民の様子はどうでしたか?

 

解放軍の将校 : そうですか……アヴィリナさんという方が……。 あなたとの出会いがあったからこそ、 彼女は再び歩き出すことができたのでしょう。

 

解放軍の将校 : 英雄殿が、ターンクリフの街から第VII軍団を追い払ったことで、 ウェルリト市民たちの間では、これを機に帝国の属州から外れて、 独立を勝ち取ろうとの声も高まっているようです。

 

解放軍の将校 : 彼らがレジスタンスを編成して、帝国と戦おうと言うのなら、 我々も助力を惜しむことはありません。

 

解放軍の将校 : では、ご協力いただき、ありがとうございました。 「ウェポン」に関する情報が入り次第、またお伝えいたしますので、 今しばらくお待ちください。

 

👈 W.S.3 悲しみのアリー