RtI 2-3 怪奇と幻想の島
ジェノミス・レクセンテール : やぁ、ご苦労だったね。エオルゼアで故友と邂逅を果たしたとか。こちらも色々と収穫があったよ、是非とも聞いてほしい。
ジェノミス・レクセンテール : ラバナスタの南、バルナード海に浮かぶリドルアナ大灯台、リドルアナと呼ばれる巨大な穴に船舶などが落ちぬよう、ダルマスカ王国はその大灯台を長年にわたり管理していた。
ジェノミス・レクセンテール : だが、帝国の支配下に置かれてからは無人となり、この30年間で魔物の巣窟となってしまったらしい。ミコトとブワジの情報が合致しているので確かだろう。
ラムザ・レクセンテール : ここまでは皆が知るリドルアナ大瀑布と大灯台に関する情報です。この灯台がイヴァリース伝説とどうつながっているのかを、父とふたりで調べてみました。
ラムザ・レクセンテール : 残念なことに「リドルアナ」という地名はおろか、似た単語を発見することはできませんでした。
ラムザ・レクセンテール : では、リドルアナ大灯台とイヴァリースは無関係なのか、そう考えますよね? でも違うんです、ひとつ大きな点を見逃していたんですッ!
ラムザ・レクセンテール : 時代が違うのだから同じ名称ではないはず、そう考え、現代史とボクたちが調べたイヴァリース史を比較したのですが、やはりそれらしき単語を発見できず……!
ラムザ・レクセンテール : そこで気づいたんです!そもそも、「リドルアナ」と呼ばれる大穴が、デュライ白書には存在していないことを!!
ラムザ・レクセンテール : バルナード海に関する記述は確かにあるので、こう推測することができます……。イヴァリース時代にその大穴は存在しなかった……と!!
ジェノミス・レクセンテール : 我々の推測が正しければおそらく大灯台は……。
ラムザ・レクセンテール : とにかくリドルアナ大灯台へ行ってみましょう。
リナ・ミュリラー : ん~、なんとも思わせぶりな発言ですね~。推測でもいいから言ってほしいもんですよ~。
アルマ・レクセンテール : やはり、リドルアナ大灯台へ行くことになるんですね。バッガモナンさんが心配ではありますけど、私はみなさんのことがもっと……。
盗賊ギジュー : 聖石ドゥマなんて狙わなければよかったんだ!だが、兄貴は聖石があれば死んだ人間を復活させることが、できるっていう伝説を本当に信じていたようでサ……。
盗賊ブワジ : 兄貴……無事でいてクレェ……。でないとオレは……オレは……。
盗賊リノ : 盗賊稼業に身をやつしたとはいえ、ここまで生きてこられたのはバッガモナンのおかげ……。無事でいてほしいヨ、心の底からそう願う……。
ハーディ : 兄ちゃん、張り切っているけど心配クポ。モグたち流浪のモーグリ族は泳ぎが苦手、モンブラン兄ちゃんは水に顔をつけるのすら苦手クポ……。
モンブラン : いよいよリドルアナ大灯台クポ!もちろん、モグも上陸部隊に同行するクポ!ダメって言われても絶対に参加するクポ~~!!
▼ ラムザ・レクセンテールと話す
ラムザ・レクセンテール : 準備はよろしいですか? バルナード海へ劇場艇を移動させます!
ラムザ・レクセンテール : では、出発しましょう!
ラムザ・レクセンテール : ここがリドルアナ大灯台か……。なんとも禍々しい気を感じるな……。
ラムザ・レクセンテール : ボクはちょっと調べたいことがあるのでここに残ります。バッガモナンの捜索にはこれを使ってください。
盗賊ブワジ : 兄貴、いったい何処にいるんだ……。
モンブラン : こ……恐くないクポ……。だけど……とても禍々しいエーテルを……感じるクポ……。か……帰りたいけど……プライドが許さない……クポ。
盗賊ギジュー : お~~い、兄貴~~ッ!オレだ、オレたちダヨ~~ッ!迎えに来たよ~~、いるなら返事してくんろ~~ッ!!
盗賊ブワジ : 兄貴、いったい何処にいるんだ……。早く捜さないと……。
▼ 指定地点で、望遠鏡を使いバッガモナンを探す
盗賊ブワジ : 兄貴を見つけたのか!?
盗賊ブワジ : 傷だらけじゃないか!あれじゃァ、死んじまうッ!!
盗賊バッガモナン : そうか……この先に行けば……逢えるんだな……ラスラ閣下と……アーシェ王女に…………。
盗賊バッガモナン : …………謝らネェと……国を守れなかった…………あの方たちを守れなかった…………許されるはずもないが……せめて一言…………。
盗賊ブワジ : 兄貴ーーッ!! 待ってくれーーッ!!
盗賊バッガモナン : 帝国兵ッ!?オメェらが、帝国兵を連れてくるたァなぁ!このオレ様を裏切ろうってンかッ!
盗賊ギジュー : あ、兄貴? 何言っテンだよ??帝国兵なんざ、ここにはいネェよッ!?
盗賊バッガモナン : そうか、テメェらァ!!このオレ様を捕らえにきやがったんだなァッ!閣下とアーシェ王女に逢わせまいと……ソウダロッ!!
リナ・ミュリラー : さ、錯乱してるわ!
モンブラン : あのクリスタルだクポ~!アレがバッガモナンに幻覚を見せているクポ~ッ!恐怖そのものを幻視させているクポ~~ッ!
盗賊バッガモナン : ダ、ダルマスカの魔女ッッッ!!!
ラムザ・レクセンテール : リナさん……?
ブワジ、ギジュー、リノ : 兄貴ィ~~~ッッッ!!!
バッガモナン : このオレ様がこんなところで……死ぬ?そんなバカな…………
聖石ドゥマ : 解き放て………… おのが魂を…………我に託せ………… その切なる願いを…………唱えよ………… 契約の韻を…………
The Duma: Recite the words. Satisfy the covenant. Relinquish thy soul unto me, and be granted that which thou desirest most in all the world...
盗賊バッガモナン : 戦士は……剣を……て……に……取り……
Sword in hand...a warrior...clutches stone to breast...
盗賊ブワジ : しっかりしてくれ、兄貴ィ!!
盗賊バッガモナン : ……記憶を……その……に……刻み……
In sword...etched he...his fading memories...
盗賊ギジュー : 死んじゃダメだ! オレたちをおいていくなァッ!!
盗賊バッガモナン : ……技を……そ……石に……託す……
...In stone...his tempered skill.
盗賊リノ : 死ぬときはみんな一緒だって約束したジャないィッ!
盗賊バッガモナン : ……より…………れ………石に……継がれ…………る…………
By sword attested...by stone...revealed.
ラムザ・レクセンテール : 何が……何が起きているんだ……?まさか…………聖石ドゥマが……?
That light... Where have I seen it before...? Oh no.
ラムザ・レクセンテール : 何があったのかわかりませんが、いったん、劇場艇へ戻りましょう!!
モンブラン : 正直言うと、とっても恐かったクポ……。でも、この冒険を避けてはいけない気がするクポ……。モグの運命のような気がするクポ……。
盗賊リノ : アタイはまだ諦めちゃいないよ……。あの兄貴が「異形の者」になったと決まったワケじゃナイ!ただ、そのときはアンタの手で必ず兄貴を……うう……。
リナ・ミュリラー : 正直言ってビックリです……。あれが聖石の力なんですか?だとしたら、なんとも恐ろしいモノですね……。
ラムザ・レクセンテール : まさかバッガモナンが聖石に取り込まれることになるなんて。想定外の出来事でしたが、盗賊という悪事に手を染めた者の末路……ということでしょうか。
盗賊ギジュー : 兄貴はいったいどうしちマッタンだ……。オレたちゃ、これからいったいどうすれバ……。
盗賊ブワジ : もう兄貴を助け出すことは無理なんだろうカ……。いや、諦めるには早いヨナ。頼む、お願いダ、アンタの力で兄貴を救ってやって欲しい……!
アルマ・レクセンテール : やはり、聖石は恐ろしいものだったんですね……。……どうして「聖石」なんて呼ばれたのだろう?どう考えても邪悪な感じしかしないのに。
According to Father, the Durai Papers speak of the auracite as a “holy stone.” But I see nothing holy in what it did to Argath and Ba'Gamnan.
ミコト : 想定外といえば想定外の結果ではありますね。やはり持ち主の意志が強いほど……聖石との相性とでもいうべき仕組みがあるのでしょうね。
ハーディ : もう兄ちゃんは行かなくていいクポ?だって足手まといに決まってるし、口だけで何もできないクポ。……行かせたくないクポ……心配クポ。
▼ ジェノミス・レクセンテールと話す
ジェノミス・レクセンテール : バッガモナンが!? ……まさか、聖石ドゥマに取り込まれたとでもいうのか? そんな、まさか…………。
楽器を抱えた劇団員 : いよいよ出発ですね!無事に帰ってきた暁にはあなたのために楽曲を書き下ろしますよ!真の冒険者こそ未来永劫語り継がれるべきですからね!
異邦の劇作家 : ふむふむ……聞けば聞くほど、聖石の力は、我々の知識を遙かに凌駕するシロモノだね。誰がいったいなんのために作ったんだろうか……。
妖艶な劇団員 : まさかの展開ね……。それでも、再びあの大灯台へ行くのね、貴女は……。気をつけるのよ、命を粗末にしないでね……。
マッチョな劇団員 : えええ! そんなマッチョなことがあるのかい?マッチョすぎて、何をどうしたらいいものか!とりあえずマッチョな筋肉をよりマッチョにするしか……!
かわいらしい劇団員 : あら……そんなことが……。そのバッガモナンさんにお会いしたことがないのでアレですけど、お気の毒……ということなんでしょうか?
ハンサムな劇団員 : え……それは本当かい?そんな恐ろしい事態になっただなんて。……言葉を失ってしまうよ。
ガレアン族と思われる劇団員 : その話が本当だとすると……いや、疑っているわけじゃないが、聞く限り「聖石」は恐ろしい兵器のようだね。やはり管理は我が帝国の……。
踊り手らしき劇団員 : ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪も、もう話さなくて結構です……恐くて震えが……。平常心、平常心……っと。