えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.2-1 新たな脅威

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石の家のクルルは、冒険者に報告したいことがあるようだ。

  


前回までの冒険録
冒険者は賢人たちを原初世界に戻すため、「白聖石」に彼らの「魂」を収める方法を探ることになった。ペーク=ラグの協力を得て、罪喰い化していたハルリクの治療を試みることで「魂の不活性化」の理論構築まで進展した。一方、元首不在となったユールモアでは、チャイ・ヌズが元首代行に就任し未来への一歩を踏み出した。そして、原初世界に戻った冒険者は、帝国に漕入していたエスティニアンから皇帝ヴァリスの死と、ゼノスが肉体を取り戻したことを間くのだった。

 

クルル : あら、来てくれたのね。あなたに報告したいことがあったのよ。

 

クルル : マトーヤ様の助言を受けて、みんなの体に施した処置なんだけれど……今のところは、効果を上げているわ。

 

クルル : ただ、それも一時のものに過ぎない。いつかはやがて、限界が来ることは避けられないの。

 

クルル : こちらで、できることは限られているし……やはり頼みの綱は、水晶公たちが研究している、「新たな魔具」ということになるわね。

 

タタル : 私たちも第一世界に行くことができれば、物資集めや資料整理のお手伝いもできるのでっすが……

 

???? : 失礼いたします。

 

マキシマ : ご無沙汰しております、Noleさん。お元気そうで何よりです……。

 

マキシマ : これは失礼、紹介が遅れました……。

 

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マキシマ : 私はマキシマと申します。帝国からエオルゼアへと亡命し、ラウバーンのご厚意に預かり、同盟軍に身を置かせてもらっている者です。

 

クルル : 話には聞いています、帝国の民衆派だったとか……。それにしても、エオルゼア同盟軍の方が来たということは、もしかして、戦況に動きでも……?

 

マキシマ : ええ、そのとおりです。ご存じかと思いますが、帝都で動乱が起こってからというもの、ギムリトの前線は落ち着きを見せておりました。

 

マキシマ : 各国の盟主たちも主力を伴って本国へと帰り、現在は、アラミゴ解放軍が中心となり国境を監視しています。

 

マキシマ : そんなギムリトの防衛陣地に、驚くべき人物が物騒な情報を携えて現れたのです。それも、Noleさんと因縁のある者が……。

 

マキシマ : 急ぎ対策会議が開かれることになり、ラウバーンは「暁」……特にあなたの参加を求めておいでです。どうか、ご足労をお願いできないでしょうか?

 

クルル : どうやら、事態は急を要するようね……。

 

クルル : そういうことなら、私もいっしょに行くわ。賢人のみんなほど各国の事情に通じてはいないけれど、あなたひとりに、すべてを押しつけたくはないもの。

 

マキシマ : ありがとうございます。会議はアラミゴ王宮にて行われるので、「アラミガン・クォーター」へ向かいましょう。

 

タタル : 「石の家」の留守は、このタタルめにお任せくだっさい!お気をつけて行ってらっしゃいまっせ!

 

クルルから賢人たちの肉体の様子を間いたところ、マキシマが現れて冒険者は緊急会議に参加することになった。ギラバニア湖畔地帯のアラミガン・クオーターで「マキシマ」と話そう。

 

タタル : 「石の家」の留守は、このタタルが護りまっす。 冒険者さんは心置きなく、行ってらっしゃいまっせ!

 


 

クルル : 私が囚われていたこの街も、いまやすっかり平和なものね。 取り戻すことができて、本当によかったわ。 

 

▼ アラミガン・クォーターのマキシマと話す

 

マキシマ : それでは、アラミゴ王宮へとご案内しましょう。情報提供者である件の人物も、議場で待っているはずです。

 


 

マキシマ : ラウバーン「暁」のお二方をお連れいたしました。

 

ラウバーン : おお、来てくれたか。ギムリトの戦場以来だな……。また達者な姿を見ることができて何よりだ。

 

ラウバーン : あれからのことは「暁」の報告で聞いてはいるものの、事が異世界に及ぶとなると、吾輩の知識では理解が追いつかん

 

ラウバーン : 貴様の口から、ぜひ詳しく……と言いたいところだが、こちらも差し迫った状況でな。

 

ラウバーン : それも、この者がもたらした情報によるものだ。よもや、紹介する必要もなかろう。

 

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ガイウス : また会ったな、エオルゼアの英雄よ……。

 

ガイウス : そう警戒するな。此度は、争うためではなく、新たな脅威の存在を報せるために参ったのだ。

 

ラウバーン : ガイウスの言葉に嘘偽りはないだろう。この者はかつて己が侵略し、いまや敵国となったここアラミゴに、わずかふたりの部下だけを伴って現れた。

 

ラウバーン : 吾輩も複雑な気持ちがあるのは否定できんが、その覚悟は信じるに値するものだ。

 

ガイウス : うぬはすでに、竜騎士エスティニアンから聞き及んでいるであろう。奴と我が、行動をともにしていたことを……。

 

ガイウス : 我らは帝都魔導城において、ゼノスによるヴァリス陛下の殺害を目の当たりにした。

 

ガイウス : そこで、近衛たちに皇帝陛下暗殺の疑いをかけられた我らは、二手に分かれて脱出を試みたのだが……その際、かの竜騎士見慣れぬ魔導兵器と遭遇し、撃破したという。

 

ガイウス : 後に話を聞いたとき、我は耳を疑った。しかし、部下とともに調査をした結果、ひとつの確信に至ったのだ。

 

ガイウス : アルテマウェポンの後継機が開発されていた、とな……。

 

クルル : アルテマウェポンですって!?かつて、あなたたちがエオルゼア侵攻に投入した、あの……?

 

ガイウス : そうだ、愚かにもアシエンにそそのかされ、我が再生させた、古代アラグ文明の対蛮神兵器……。

 

ガイウス : その末路は知ってのとおり、目の前の英雄によって撃破された。

 

ガイウス : あれは元はといえば、アラミゴの遺跡で発掘されたもの。後継機など、造れようはずもないと思っていたが、密かに研究が行われていたようだ……。

 

ガイウス : さらに調査したところ、新たなアルテマウェポン計画は、VII軍団によって行われていたことが判明した。

 

クルル : VII軍団といえば、5年前の「カルテノーの戦い」で壊滅したはずじゃ……?軍団長のネールも戦死したはずでしょう?

 

ガイウス : いかにも。かの軍団は総崩れとなり、生還者は僅かだった。現在の第VII軍団は、後に再編されたものでほぼ別組織だ。

 

ガイウス : しかも、再編後も軍団長の戦死や更迭が繰り返されてな。今や何者が計画を進めているのかすら不明だ。

 

ガイウス : 確かなことは、複数の試作機が開発されており、うち1機が、エオルゼアに向けて解き放たれようとしていることのみ。

 

ガイウス : 我らは、これを阻止しようとしたが、その圧倒的な戦闘力を前に、足止めをするのが精一杯でな。ひとまず撤退し、エオルゼア側に危機を報せることとしたのだ。

 

マキシマ : やっと戦況が落ち着いてきたところなのですが……新たな火種が迫っているのです。

 

ラウバーン : 報せを受けて、エオルゼア同盟軍では、改めて国境地帯ギムリトの防備を固めると同時に、迎撃作戦の検討に入った。

 

ラウバーン : 貴様を呼んだのも、そのため……。アルテマウェポンと戦い、撃破したことのある貴様に、迎撃部隊への参加を願いたいのだ。

 

ラウバーン : むろん、これは無理強いできることではない。「暁」の仲間たちが厳しい状況にあるともなれば、なおさらな。

 

ラウバーン : だが、もしも参戦の意思ありということであれば、ぜひ「解放軍の将校」に声をかけてもらいたい。

 

ガイウス : 我はアシエンを狩り尽くすことに執念を燃やしていたが、此度の件からも、浅からぬ因縁を感じている。捨てたはずの過去に決着をつけねばならぬようだ。

 

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ガイウス : 一度は刃を交えたことのある我が、参戦を求められる立場にないことは承知している。が、うぬが力を貸してくれるとなれば、これ以上なく心強い。

 

マキシマ : 私も国境地帯へと向かい、微力ながら後方支援をさせていただきます。

 

クルル : アルテマウェポンの後継機は、確かに大きな脅威よ。でも、切迫した状況を前に賢人たちを呼び戻すことも大事。第一世界へ行き来できるのは、あなただけだしね。

 

クルル : どちらを優先させるかは、あなたの判断に任せるわ……。

 

緊急会議に参加して、ガイウスからアルテマウェポンの後継機の話を聞いた。冒険者は新型兵器の迎撃作戦の参加を求められる。アラミガン・クオーターの「クルル」と話そう。

 


▼ アラミガン・クォーターのクルルと話す

 

クルル : あっちにいるのが「解放軍の将校」さんね。帝国の新型兵器の迎撃作戦に参加するのであれば、彼に声をかければ案内してくれるみたい。

 

クルル : 一方で、賢人のみんなのことも気になるわね。残された時間が、どれほどあるのかもわからないし……。

 

クルル : もし、第一世界へと向かうつもりなら、もう一度、私に声をかけてくれるかしら?共有すべき情報を整理してみましょう。

 

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