えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.2-2 ソウル・サイフォン

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アラミガン・クオーターのクルルは、冒険者の判断を待っているようだ。

 


 

クルル : 第一世界へ向かってくれるのね。それなら申し訳ないけれど、伝令役を頼めるかしら?

 

クルル : ゼノスが肉体を取り戻し、皇帝を殺害した件……そして、ガイウスがもたらした「新たな脅威」について……。原初世界の情勢について共有をお願いするわ。

 

クルル : それから、みんなの体については、私たちが全力で維持に努めていると伝えてちょうだい。どうか……よろしく頼むわね。

 


 

▼ 星見の間の水晶公と話す

 

水晶公 : ああ、折よく来てくれたものだ。実は、魂を帰還させる研究に進展があったのだが……。もしや、あなたからも何か報告が?

 

水晶公 : ……なるほど。原初世界でも動きがあったと……。

 

水晶公 : それでは皆を招集してから、お互いの報告をしよう。急ぎ使いを出すから、よければここで待っていてくれ。

 

水晶公 : さて、皆に集まってもらったところで、まずは彼女から、原初世界の近況を報告してもらおう……。

 

アルフィノ : ふむ……。ここにきて、アルテマウェポンの後継機とはね。ガイウスの協力は、大きな助けになりそうだが……。

 

ヤ・シュトラ : その件ももちろんだけど、今後、ガレマールという国そのものがどうなるやらよ。

 

ヤ・シュトラ : 帝都での動乱や、身体を取り戻したゼノスのこと……どこを切り取ってもきな臭いわ。

 

ウリエンジェ : まさに、何が起きてもおかしくないといった状況でしょう。然ればこそ、我々も可及的すみやかに、原初世界へ帰還すべきだとは思いますが……。

 

水晶公 : それでは私から……皆を帰還させるための準備について、状況を共有させてもらおう。

 

水晶公 : まず、器となる白聖石をベースとした「新たな魔具」に関してだが、ウリエンジェとベーク=ラグ殿の協力もあって、試作品の作製まで完了したのだ。

 

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ベーク=ラグ : これについては、ワシらの努力というより、元となる白聖石の設計が優れていたと言うべきだろうな。

 

ベーク=ラグ : 多少手を加えただけで、魂と記憶を保存する魔具……名付けて「ソウル・サイフォン」へと改良できたのだ。

 

ベーク=ラグ : しかし、だな……。

 

アルフィノ : 魔具が完成したというのに、何か問題でも?

 

ウリエンジェ : 器たる「ソウル・サイフォン」は用意できました。ですが、それに記憶を込めるためには、水晶公に掛けられた「記憶継承」の秘術を組み込まねばなりません。

 

ヤ・シュトラ : 話が見えてきたわ。アラグの秘術は、水晶公に流れる「血」を触媒にしている。でも、当然ながら新しい魔具は、その血をもたない……。

 

ウリエンジェ : そのとおりです。何らかの手法を用いて、記憶継承の触媒となる要素を、魔具に入れ込まねばならないのです。

 

水晶公 : 早い話が、記憶継承術を大幅に改変するか、触媒たる「血」を魔具に取り込む方法を見つけるか、ふたつにひとつしかないというわけだ。

 

水晶公 : それで今は、この塔に遺された古代アラグの研究記録を、改めて、調べなおしているところさ。

 

ベーク=ラグ : いやはや、アラグの魔科学とは実に途方もないものだな。これが数千年もの昔に、栄華を誇った文明の産物とは、信じられんよ、まったく……。

 

ベーク=ラグ : だが、理論体系には我らの魔法との共通点も少なくない。微力ながら、引き続きワシも手伝わせてもらうよ。

 

水晶公 : この状況で、いましばらく時間をというのは心苦しいが……以前にも誓ったように、必ずやりとげてみせよう。

 

水晶公 : だから、信じて待っていてもらいたい。

 

???? : お話中のところ、失礼いたします。

 

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水晶公 : ライナか。何か問題でもあったのか……?

 

ライナ : いえ、あのう……。実は「闇の戦士」殿に頼みたいことがありまして、その姿を見かけたので、無礼を承知で参りました。

 

ライナ : よろしければ、詳しくは外でお話しさせてください。それでは、失礼します。

 

水晶公 : 話ならば、ここですればいいものを……。最近どうも、ライナがよそよそしい気がする……。

 

アルフィノ : 君が行くのなら、私もついていっていいかい?魔具の完成まで、待つほかなさそうだからね。

 

👈 5.2-1 新たな脅威

   5.2-3 ライナの頼みごと 👉

 

水晶公 : うーむ、ライナはなぜあんなに素っ気なく……。 もしかして、私の出不精についに嫌気が? それとも、考え事の最中に、また何かやらかしただろうか……?

 

ベーク=ラグ : 年寄りのワシでも、まだまだ知らんことが多い。 この塔に遺された記録を見て、それを痛感させられた。 ガッカリしたわけではないぞ、むしろワクワクが止まらんのだ。

 

ウリエンジェ : 白聖石は「彼女」が遺してくれた賜物……。 その知識が、我らを救わんとしていることに、 運命を感じざるを得ません。

 

ヤ・シュトラ : アルテマウェポンの後継機もさることながら、 ゼノスが己の身体を取り戻したなんて。 まさに「不滅なる者」になったというわけね……。