えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.2-6 嗤うアルバート

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フアノヴの里のヤ・シュトラは、寄り道がしたいようだ。

 


 

ヤ・シュトラ : さてと、ここでやるべきことは果たせたわね。 流星雨と超える力、そして古の災厄に関する仮説…… それらが今後を考えるための助けになればいいのだけれど。

 

ヤ・シュトラ : クリスタリウムに戻る前に、ちょっと寄り道していいかしら? 実は、スリザーバウでやり残したことがあって……。

 

ヤ・シュトラ : 付き合わせて悪いわね。 集落に着いたら、ひとまず「ルナル」に挨拶させてちょうだい。

 

▼ ルナルと話す

ヤ・シュトラ : ルナルは、相変わらずなようで何よりだわ……。

 

 

ルナル : Nole、元気そうじゃないか!

 

ルナル : 姐さんも一緒に帰ってきてくれるなんて、オイラ、嬉しいよ! さっそく料理を作るから……

 

ヤ・シュトラ : せっかくだけど、あんまりゆっくりもできなくて……。

 

ルナル : わかった! 急いで作るから、すぐにできるから、どうか食べてってくれ!

 

ヤ・シュトラ : まったく、仕方がないわね……。 食事をいただいてから、戻ることにしましょう。

 

ヤ・シュトラ : ルナルが調理している間で、やり残したことを片付けさせて。 何てことはない、私が滞在していた部屋の掃除よ。 悪いんだけど、あなたも少し手伝ってくれない?

 

ヤ・シュトラ : 私は掃除しやすいよう部屋を片付けておくので、 アスゲイルから、「使い古したホウキ」を借りてきてほしいの。 それじゃあ、よろしく頼むわね。

 

▼ アスゲイルから使い古されたホウキを入手

アスゲイル : どうした、客人? なに、マトーヤ様から、 使い古したホウキを借りてくるようにと……?

 

アスゲイル : まさか、あの方が掃除をしようとは、明日は雪でも降るんじゃ…… いや何でもない、ホラ持っていけ。 どうせ新品なんてないから、もれなく使い古しだ。

 

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▼ ヤ・シュトラに使い古したホウキを渡す

 

ヤ・シュトラ : 使い古したホウキは借りてきてくれたかしら……?

 

ヤ・シュトラ : うん、程よく使い古してあるわね、ありがとう。 真新しいホウキだと、少し具合がわるいのよ。

 

ヤ・シュトラ : 私の方も準備は完了よ。 これくらい片付いていれば問題ないでしょう。

 

ヤ・シュトラ : ……どこが、とも言いたげね。 いいのよ、この程度で…… 私にはとっておきの「魔法」があるのだから。

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ヤ・シュトラ : あら、私を誰だと思って? 魔女マトーヤが、自らホウキを持って掃くわけないでしょう……?

 

ヤ・シュトラ : ひとつ心の一本気、ふたつ二枚目めかし込み、 みっつ小粋な三下り、よっつ四つ葉の幸運込めて……。 踊れよホウキ、いつまでも……!

 

ヤ・シュトラ : ホウキを使い魔にする気持ちがわかるようになったわ。 掃除って面倒だものね。

 


 

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ヤ・シュトラの声 : 長いこと過ごしたこの部屋だけど、研究に熱中しすぎて、 ロクに掃除もしてなかったのよ。

 

ヤ・シュトラの声 : 原初世界に帰ったら、ここにも二度と戻ってこれないでしょうから、 去る前に綺麗にしておかないとね……。

 

ルナルの声 : お、おーい! 食事の支度ができたよー!

 


 

ヤ・シュトラ : どうかしたの、ルナル? 今日はやけに大人しいじゃない。

 

ルナル : い、いや、そんなことないさ、 オイラはいつもどおり、元気だよ……!

 

ヤ・シュトラ : そう、それならいいのだけれど……。

 

???? : よかった、やっぱりここだったか……。

 

ヤ・シュトラ : あら、あなたたち…… アルバートの追跡をしていたはずでは……?

 

アルフィノ : ああ、ここへもその一環でね……。 アルバートはノルヴラント各地を巡り、 アルバートはノルヴラント各地を巡り、 「光の戦士たち」の真実を広めている。

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アルフィノ : 大罪人として語られてきた彼だが、 罪喰いになるでもなく復活を果たしたという事実と……。

 

アルフィノ : 「闇の戦士」である君が、 彼らの真実を語ったというお墨付きも相まって、 急速に名誉を回復させているようだよ。

 

アルフィノ : そして、クリスタリウムのときと同様に、 人々に新たな「光の戦士」を目指すよう扇動していた。

 

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アルフィノ : その目的はまだわかっていないが、 皆、熱心に耳を傾けている様子だった……。

 

アリゼ : 「光の戦士たち」の真実を広めることは否定しないけど、 語ってるそいつ自身は、真っ赤な偽者なんでしょう?

 

アリゼ : 勝手に遺体を使ってなりすましておいて、 名誉も何もあったもんじゃないわ。 絶対に許せないわよ。

 

アルフィノ : このまま手をこまねいていて、事態が悪化することは防ぎたい。 目的を探る手がかりがない以上、アルバートを騙る者に接触し、 反応をうかがうしかないだろう。

 

ウリエンジェ : 彼が次に訪れるは、いまだ真実を広めていない土地…… この昏き森であろうとアルフィノ様よりご連絡いただき、 私たちも馳せ参じた次第です。

 

ヤ・シュトラ : アリゼーは「旅立ちの宿」にいたのでしょう? そっちの方は大丈夫なの……?

 

アリゼ : ハルリクたちの治療なら、今できるだけのことはやったわ。 しばらくは時間を置いてみて、あとは状態次第ってところね。

 

アルフィノ : これまでの行動を見ていると、 アルバートは、新たな土地に入ると必ず、 人々の信用を得るために、はぐれ罪喰いを狩っていた……。

 

アルフィノ : 私たちはそこに先回りして、彼を待ち伏せようと思う。

 

ウリエンジェ : サンクレッドとリーンにも声をかけ、 この一帯で、はぐれ罪喰いを探してもらっています。

 

ウリエンジェ : リーンによれば、ウォーヴンオウス周辺に、 罪喰いらしき存在を感じられるとのことです……。

 

アルフィノ : そういうわけで、休憩中にすまないが、 取り急ぎサンクレッドたちと合流したいと思うんだ。 ……構わないかい?

 

ルナル : 姐さん……!

 

ルナル : 必ずまた、帰ってきてくれよな! 今度は、もっとうまい料理をご馳走するからさ……!

 

ヤ・シュトラ : ええ、楽しみにしておくわ。

 


 

リーン : あっ、Noleさん……! 罪喰いは、サンクレッドと一緒に倒しておきました。

 

▼ サンクレッドと話す

  

サンクレッド : ああ……はぐれ罪喰いなら、片付けておいたぞ。

 

リーン : 以前と比べると、罪喰いの数も減っていますから…… すぐに見つけることができました。

 

アルフィノ : これで、あとはアルバートを騙る者を待つばかりだね……。

 

アリゼ : そういえば……サンクレッドたちは、 「無の大地」の調査をしてるんじゃなかった? そっちはよかったの?

 

サンクレッド : まだ調査中ではあるが、こっちも尋常じゃない事態だからな。 一旦、中断してでも力を貸すさ。

 

リーン : 私も、皆さんのお役に立てればと…… サンクレッドについてきました。

 

ヤ・シュトラ : やっぱり、みんなが揃うと頼もしいわね。

 

アルフィノ : ああ、戦いの可能性が否定できない以上、 万全の布陣で臨みたいからね。

 


 

ウリエンジェ : どうやら……目当ての者も現れたようです……。

 

アルバートを騙る男 : 今度は、こっちが一足遅かったようだな……。

 

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アルバートを騙る男 : なあ、思い出さないか? 俺たちが初めて出会ったときのことを……。

 

アルバートを騙る男 : お前が倒すべき蛮神を、俺たちが先に倒しちまったよな。 「ラーヴァナ」とか言ったか……。

 

アルバートを騙る男 : そういや、まだ礼を言ってなかった。 俺はお前のおかげで蘇ることができたんだ。 本当にありがとな……。

 

  何と言う?  

   黙って拳を突き出す

👉 セトのこと、覚えているか?

 

アルバートを騙る男 : ああ、あいつはいい奴だった。 ずいぶんと経っちまったから、もう会えないのがな……。

 

  何と言う?  

   お前はアルバートじゃない

👉 お前は誰だ?

 

アルバートを騙る男 : なるほど……茶番はやめろということか……。

 

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アルバートを騙る男 : まあ、君たちを騙せるとは思っていなかったがな。

 

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エリディブス : 私は、アシエン・エリディブス。 エメトセルクの再現した街を歩んだであろう君たちには、 こうも名乗れよう……

 

エリディブス : 真なる人を導きし、十四人委員会の調停者である……と。

 

アルフィノ : 聞かせてくれ……君の目的は何なんだ……?

 

エリディブス : 調停者として、十四人委員会の決議を成し遂げること…… ほかのアシエンたちと同じだと思ってもらって構わない。

 

アルフィノ : ……それを、ただの破壊活動とはもはや言うまい。

 

アルフィノ : 私たちも君たちも、それぞれに護りたい人々がいて、 だからこそ戦うのだと……あの海底で知ったからだ。

 

アルフィノ : しかし、エリディブス…… せめて一度、ともに考えることはできないだろうか。

 

アルフィノ : エメトセルクが最期に、彼女に「覚えていろ」と…… 己の歩みを、託してくれた意味を。

 

ヤ・シュトラ : そうね……。 あの人が辿り着いた結末は、あなたにだって、 何かを伝えようとしているのではなくて……?

 

エリディブス : エメトセルク…………。

 

エリディブス : 残念だよ……君らしくないことをしたものだ。 調停者として、それは棄却すべき思考だと言わざるを得ない。

 

エリディブス : 宿願を達成するまでの長き道のりの中で、 誤った見識を持つ者がいれば、それを正すのも調停者の役目。

 

エリディブス : エメトセルクの抱いた考えが、 私たちの歩みを止めようとするものであるならば、 いかに彼の言葉でも、私はそれを認めない。

 

エリディブス : そもそも、「なりそこない」の歴史を見てみろ。 100年前のアルバートたちのことですら、 都合よく解釈していたじゃないか。

 

エリディブス : そして今、民は私の言葉ひとつで掌を返している。 エメトセルクのことだって、所詮は同じようなもの。

 

エリディブス : ああ、お前たちは、いつもそうだ……。

 

エリディブス : 忘れ、誤り、その小さな手から何もかも零し続けている。 そんな存在が、私たちの何を「覚えている」と言うのだ。

 

エリディブス : 「なりそこない」であるお前たちと私たちの間には、 和解も、理解も有り得ない……その必要もない。

 

エリディブス : 私はただ……己が役目を成し遂げるのみだ。

 

ヤ・シュトラ : 待ちなさい……!

 

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アルフィノ : ……思うところは多々あるが、ひとまず、 彼がエリディブスであることは確実となった。 そしてその目的が、世界の統合にあることも……。

 

アリゼ : でも、「光の戦士たち」の真実を広め、 人々を扇動している理由までは、わからずじまいだったわね。

 

ヤ・シュトラ : ……ねえ、もう一度、テンペストを訪れてみない?

 

ヤ・シュトラ : 今後、エリディブスと戦うにしろ、再び言葉を交わすにしろ…… 現状では、まだ不確かなことが多すぎるわ。

 

ヤ・シュトラ : 彼らが取り戻そうとしている、分断前の世界についても…… そして、エリディブス自身のことについても……ね。

 

ヤ・シュトラ : だったら、私たちから近づくべきではないかしら。 ……エメトセルクが、私たちにそうしたように。

  

ウリエンジェ : しかし…… かの幻影都市は、終末を迎える前の消えゆく幻。 エメトセルクが我らに知らしめた以上の、情報があるとは……。

 

ヤ・シュトラ : アーモロートについては、その意見に同意するわ。 でも、幻ではない本物の遺構には調査の手が及んでいない……。

 

ヤ・シュトラ : テンペストは広大よ。 オンド族が住居としていたような遺構が、 まだ遺っていたとしても、おかしくないと思うの。

 

  何と言う?  

   自分も彼らについてもっと知りたい

   気は進まないが、仕方ない……

👉 お母さんに賛成です

 

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ヤ・シュトラ : あなた、それ……面白い冗談だと思っているの?

 

アルフィノ : だとしたら、まずは新たな遺構探しということだね。 ここはテンペストをよく知る、オンド族を頼りにしよう。

 

👈 5.2-5 汝、英雄の眠り妨げるは

    5.2-7 フラウンダーの野望 👉

 

ウリエンジェ : エリディブスの企みは、依然として読めません。 最終目標が世界の統合なのは、もはや疑いようがないものの、 目下のところ、アルバートの肉体で何を成そうとしているのか……?

 

リーン : サンクレッドも、アシエンに操られたことがあると聞きました。 誰もが肉体を乗っ取られる可能性があるなんて、 本当に恐ろしいです……。

 

サンクレッド : 死んだ後までアシエンに肉体を利用されるなんて、ぞっとするな。 どうにか取り戻してやりたいところだが……。

 

アリゼ : 偽者とはいえ、見た目はアルバートそのものだったわね。 エリディブスにどんな想いがあるのであれ、 遺体を勝手に使うなんて、許せないわ……!

 

アルフィノ : エリディブスの意志は強固だった。 そして、人々が移ろいでゆくことについては、 悔しいけれど……返す言葉が出てこなかったよ。