RW-1 「グンヒルドの剣」の復刻
ゲロルト: おお、来たか!まさに今、「レジスタンス・ウェポン」の、試作に挑もうとしているところだぜ!
ゲロルト: 「レジスタンス・ウェポン」ってのは、これから復刻する「グンヒルドの剣」に新たにつけた名前だ。
ゲロルト: 「グンヒルドの剣」って言葉には、女王の親衛隊とその武器、両方の意味があるからな。全部同じように呼ンでちゃ、ややこしいだろう?
ゲロルト: しかし、丁度いいところに来たじゃねえか。いざ試作にあたる前に、もう一度詳しい話を聞きたかったンだ。「記憶探索」で目撃した内容を、改めて聞かせちゃくれねえか?
ゲロルト: なるほど…………いや、待てよ。……念には念をと、しつこく話を聞いておいてよかったぜ。
ゲロルト: 俺の推測が正しけりゃ、テメェが見た刀身の銘文は、あくまで飾りに過ぎねぇ。単純に、表面に刻み込むだけじゃ駄目そうだぜ……。
ゲロルト: おそらく、使い手のエーテルに呪文が反応するように、柄や握り手の内側にも、同じ文言が刻まれてたはずなンだ……。エーテル伝導率が高い粉末を使ってな。
ゲロルト: ただ、現代の技術でそうした粉末の精製ができるのは、錬金術の本場ラザハンの連中くらいだろう。それを仕入れられる人物といえば……。
ゲロルト: 察しがいいじゃねえか……。そう、ロウェナのババアなら調達も容易なはずだ。
ゲロルト: 幸い、レジスタンスは物資の補給契約をロウェナ商会と結んでる。商会の連中が求める、石コロの備蓄も進めているはず……。となりゃ、ツケ払いでどうにかなるだろ!
ゲロルト: まあまあ、大概のことは後で何とかなるモンだって!!そうと決まりゃ、ロウェナのところへ行くのは任せたぜ!連絡はこっちでしておくからよ。
ゲロルト: 俺は、ホラ、試作のための作業が山積みだからよ。助手のドレイク……はエオルゼアに置いてきたんだったな。レジスタンスの中から見つけた……え~っと……。
ズラタン: ……整備兵のズラタンです。バイシャーエン様から直接仰せつかっておりますから、何でもお手伝いしますが……ツケ払いなんてして大丈夫ですか?
ゲロルト: そんなモン、後でお前が許可を取っておけば万事解決だろ?いいから、お前は俺と一緒に、とっても繊細で重大な作業に取り掛かるンだよ!
ゲロルト: というわけだ! ロウェナは、ここを去るとき、商用でクガネにしばらく留まると言ってやがった。そうだな……「ウミネコ茶屋」で待ち合わせだと伝えておくぞ!
ゲロルト : ロウェナへの連絡は、俺からしておくからよ! いま、あの女に直接会うのは、気まず…… あ、いや、重大な仕事だからこそ、お前に任せるのさ!
ズラタン : クガネのウミネコ茶屋まで、調達をお願いいたします。 しかし……はぁ、バイシャーエン様になんて言えば……。
▼ ウミネコ茶屋の指定地点で待機
???? : あのハゲから、事情は聞いているわよ。クガネくんだりまで、ご苦労さま。
ロウェナ: ちょうどラザハン大使館で取引があってよかったわ。はい、これ……ご所望の品、「サベネアの霊鱗粉」よ。これで武器一振り分くらいにはなるでしょう。
ロウェナ: しかし、ゲロルトったら、またツケ払いだなんて……。「後悔先に立たず」って言葉を知らないのかしら。
ロウェナ: これで、レジスタンスからさらに搾り取れるわ。ゲロルトの仕事も、彼らとの契約が完全に終わるまでは……ウフフ……フフ……。
ロウェナ: あなたからも、伝えておいて。「サベネアの霊鱗粉」がもっと必要ならまた用意する、って。もちろん、追って対価を請求するけどね!
ロウェナ: ああ、もちろん、それはあなたも同様よ。冒険者なら、ひとつの戦いに固執することもないでしょうしね。別の武器を復刻させたいときは、いつでも取引に応じるわ。
ロウェナ: 今後は、レヴナンツトールやイディルシャイアの子たちにも、「サベネアの霊鱗粉」を取引させるつもりだから。それじゃ……またご贔屓にね。
ズラタン : 「レジスタンス・ウェポン」完成は我らの悲願。 必要経費だとバイシャーエン様にも認めてもらいました。 ですが、あのロウェナ商会にツケとは……嗚呼、恐ろしい……。
▼ ガンゴッシュのゲロルトにサベネアの霊鱗粉を渡す
ゲロルト: おお、無事に手に入れられたんだな!結局、あの女の懐だけがどんどん温まっていっているのは、やるせねえ気持ちにもなるが……これで、いよいよ完成だ!
ゲロルト: よし、使い手からのエーテルに反応して、武器の内側に刻んだ銘文が、しっかりと発動してやがる……。
ゲロルト: 渾身の「レジスタンス・ウェポン」、「イングリム」が完成したぜ!
ズラタン: 女王の親衛隊「グンヒルドの剣」が手にした「古の武器」……。それが今、我らの御旗として現代に蘇ったのですね!!
ゲロルト: ま、まずは一振り目だがな。試作ながらも完全な再現に成功するあたり、さすがゲロルト様だぜ!
ズラタン: まこと、ゲロルト殿の腕前は見事の一言に尽きます。解放者殿が武器をかかげたその御姿……幼き日に夢想した勇者の姿そのものでした!
ズラタン: その「レジスタンス・ウェポン」は、解放者殿がお持ちください。そして、反攻作戦の折にはどうか我らが御旗に……というのが、バイシャーエン様、ひいては我らの望みでございます。
ゲロルト: さて、この勢いのままもう一振り……といきたいが、「サベネアの霊鱗粉」は、ぴったり使い切っちまった。続けての復刻には、またロウェナと取引をしなけりゃな。
ズラタン: ……「グンヒルドの剣」の復活は我らの悲願。そのために必要な経費だと、バイシャーエン様に伝えておきます。なるべく、最低限に抑えたいところですがね。
ゲロルト: そういうわけだ。さらに「レジスタンス・ウェポン」がほしいと考えてるなら、まずは、この小僧と相談するんだな。
ゲロルト: いやあ、今夜はうまい酒が飲めそうだぜ!それじゃ、お前は御旗とやらがしっかり務まるよう、「レジスタンス・ウェポン」をちゃんと手に馴染ませておけよ!
ゲロルト : 「レジスタンス・ウェポン」はもうくれてやったろ? もっとご所望だってんなら、そこの小僧に相談しろ。 あとはしっかり、武器をその手に馴染ませておくこったな。