えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

時を超えた思い

f:id:LK_Ltd:20200816141358p:plain

 

彷徨う階段亭のサイエラは、冒険者に間きたいことがあるようだ。

 

f:id:LK_Ltd:20201212223422p:plain


 

 

サイエラ : 誰かと思えば…… 原初世界に戻ったものとばかり思っていたが、 そうか、君は世界を自由に行き来できるのだったな。

 

サイエラ : 私に声をかけるくらいに暇なのであれば、 ひとつ聞かせてくれないか?

 

サイエラ : 以前にも話したと思うが、 アルバートたち一行が英雄として目覚めた時、 彼らは不可思議なクリスタルを手に入れていたんだ。

 

サイエラ : あのクリスタルがどうなったのか気になっていてね。 もしや、四使徒やアシエンと戦った君なら、 何か知っているんじゃないか?

 

サイエラ : そうか…… アルバートのクリスタルは、セトに託したんだな。 彼らの絆を思えば、君の判断は正しかろう。

 

サイエラ : ところで、ものは相談なんだが…… 君が持つ、残り4人のクリスタル……私に預からせてくれないか?

 

サイエラ : むろん、アルバートの魂を受け継いだ君が、 これまでと同様に、持ち続けるというのも道理ではあろう。 だが、君には戻らねばならない世界があるはずだ。

 

サイエラ : 私は、彼らに見せてやりたいんだ。 彼らが守ろうとしたこの世界が、明日へ向かっていく姿を。

 

サイエラ : ……なに、今すぐに結論を出さなくてもいいさ。 四使徒の討伐に関わった賞金稼ぎたちと話し合ってから、 答えを決めてくれ。

 

サイエラと話して、アルバートのクリスタルをセトに託したことを伝えた。そのことを間いたサイエラは、残り4人のクリスタルを、自分に預からせてほしいと話す。クリスタリウムの彷徨う階段亭の「ジオット」と話そう。

 

 ▼ ジオットと話す

 

 

ジオット : ング、ング、ング……プハァ……。

 

ジオット : なんじゃ、お前さんか。 さては、一杯ひっかけに来たんじゃな? ワシに何か用か?

 

ジオット : ほう、四使徒から取り戻した英雄のクリスタルについて、 相談したいことがあるじゃと?

 

ジオット : そういうことなら、ほかの賞金稼ぎたちも呼ばねばなるまい。 ルー・リークの小僧にタダ酒の約束を果たしてもらう、 良い機会じゃ!

 

ジオット : この酒場にいない連中は、ワシが呼んでこよう。 お前さんは、「ケリッグ」のもとで待っておれ!

ジオットは、ほかの賞金稼きたちを呼びに行った。彷徨う階段亭の「ケリッグ」と話そう。

 

▼ ケリッグと話す

 

 

 

ケリッグ : よう、Lusieじゃないか。 どうしたんだ?

 

ケリッグ : なるほどな。 ほかの賞金稼ぎたちを集めて、相談したいことがあると。

 

テイナー :

 

ジオット さんの言う、 ルー・リークさんとの約束って何ですか?

 

ケリッグ : そういや、思いだしたぜ! あのお坊ちゃんに、タダ酒を振る舞ってもらう約束をしてたんだった!

 

ケリッグ : そうとなれば善は急げだ! テイナー、さっそく料理と酒を注文してきてくれ!

 

テイナー : ……わかりました。 でも、おごりだからって飲み過ぎちゃダメですよ? 酔ったケリッグさんをお部屋まで運ぶの、大変だから……。

 

ジオット : またせたの! 小僧と根暗剣士を呼んできてやったぞい!

 

グランソン : オレたちに相談があると聞いてな。 詳しく話を聞かせてくれ。

 

ケリッグ : ……あのエルフ族の給仕係が、 ナイルベルトたちのかつての仲間であり、影の王だって? おまけに、ノルヴラントとは別の世界からやってきた?

 

テイナー : その話が本当だとすると、 いろいろと疑問が浮かびますが……

 

ルー・リーク : ああ、そうだな。 あの女、いったい何歳なんだ?

 

グランソン : いや、もっとほかに気にすることがあるだろ……。

 

ジオット : やはりの……。 あの給仕係がタダ者ではないことは、 酒場の常連であるワシには、とっくにわかっておった。

 

ジオット : いつも、気分良く酒を呑んでいるはずなのに、 気づけば無一文で、店の外に放り出されておるのじゃ……。 きっと、これが影の王の力……

 

テイナー : えっと、それはただの飲み過ぎじゃ……。

 

グランソン : ともかく、だ。 相棒は、ブランデンたちのクリスタルを、 サイエラに託して良いか、決めあぐねているんだな?

 

グランソン : ブランデンたちにとって、 この世界には数え切れない思い出や、 大切な人たちが眠っているはずだ。

 

ケリッグ : ならば、この世界に留まらせてやるのが、 ナイルベルトたちのためでもある……ってか。 俺も同感だ。

 

ジオット : アルバートのクリスタルが、この世界にある以上、 ラミットの願いは、当人に聞くまでもないと思うぞい。

 

ルー・リーク : 何はともあれ、 レンダ・レイたちは、この世界が好きだったんだろ? なら、ここにいたいんじゃないか……みんな、一緒で。

 

テイナー : 答えは出たようですね。

 

ジオット : そうと決まれば、酒を取れ! ワシらの世界のために戦った英雄のために! 献杯じゃ! 賞金稼ぎたち : 献杯ッ!

 

ルー・リーク : さあ、しんみりするのは、ここまでだ。 今日は、俺の奢りだからな、楽しんでくれ!

 

グランソン : あいにく、オレは飲めないんでね。 このジュースでも、ちびちびやらせてもらうさ。

 

テイナー : あ、それは……!

 

サイエラ : まったく…… 飲み食いしただけで、どうしてこうなるんだ? 君たちの馬鹿騒ぎは酒場中に響いていたぞ。

 

サイエラ : おかげで、君たちが出した結論も聞こえてきたが…… 本当に良いのか?

 

サイエラ : ……ありがとう。 自分の役割は肝に銘じておくさ。

 

サイエラ : ……ありがとう。

 

サイエラ : これは……

 

サイエラ : クリスタルを通じて、 彼らの記憶の残滓が流れ込んでくる……!

 

サイエラ : なんてことだ……。 クソッ……!

 

サイエラ : 彼らは、みなアルバートと同じだったんだ……。 アシエンの口車に乗せられて、彼らの想いを利用したこの私を、 最後まで…………

 

サイエラ : 最後まで仲間だと…… 友だと思っていてくれたんだ……。

ケリッグと、ほカ賞金稼きたちが集まるのを待った。ジオットに連れられてやってきたグランソン、ルー・リークを含め、「光の戦士たち」のクリスタルについて相談して、サイエラに託すことが決まった。クリスタルを受け取ったサイエラは、「光の戦士たち」の記億の残滓を感じ取り、静かに涙を流した。彷
徨う階段亭の「サイエラ」と話そう。

 

▼ サイエラと話す

 

サイエラ : ようやく、宴の後片付けが終わったよ。 次に酒盛りを開く時は、事前に教えておいてくれ。 私とグリナードだけでは、酒を捌ききれないのでね。

 

サイエラ : それはそれとして、君には本当に感謝してもしきれない。 君が託してくれた彼らの想いは、私が、英雄譚の語り部として…… 何よりも、「光の戦士たち」の友人として、生涯語り継いでいくさ。

👉 第一世界へ