えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.3-2 遠い憧れ / Heroic Dream

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スパジャイリクス医療館のエイルエルは、とても意気込んでいる。

 ■ エイルエルと話す

エイルエル:「 「闇の戦士」さま!リキ・ティオのお願いが終わったなら、今度は僕たちに、ホンモノの戦い方を見せてください!方法も、ちゃんと考えたんです……!衛兵団の人たちが、街の周りに、「ヴァンパイアバット」が増えてるって話をしていて……。」

 

エイルエル:「僕たちは退治に行くのを止められてしまいましたが、おにいさんと一緒に行って、戦うところを見学するのなら、いいと思いませんか!?」

 

アリゼ:「 ……っていう話を先に聞いてね、「ヴァンパイアバット」をおびき寄せるための道具を、シェッサミールに用意してもらったわ。正直、あなたの相手としては不足でしょうけど、子どもたちが手本にするって言ってるんだもの、手は抜けないわよね……ええそうよね!」

 

アリゼ:「ということで、行くわよ、Lusie!チビっ子たちも、街の外までついてきなさい!」

 

リーン:「アリゼーさん!?え、えっと……みなさん、行きましょう……!」

 

シェッサミール:「くれぐれも、気をつけてねぇ……。それでも怪我をしてしまったときは、是が非でも医療館を頼って頂戴な……?」

 

リキ・ティオ:「あれっ、みんなおでかけ!?じゃあじゃあ、わたしも行き……たい……けど……うー。やっぱり、行かない!おにいちゃんたちと一緒にとってきたグレープ、どうやっておくすりにするか、見てる!」

 

アルフィノ:「さすがに戦闘となると、リキ・ティオはお留守番かな。ここでしばらく彼女を見ておくから、同じくらい元気な我が妹君のことは、頼んでいいかい?」

 

アーキル:「ついに、おにいちゃんの戦いが見られるんだ……。ゴクリ……。」

 

エイルエル:「「闇の戦士」さま、よろしくお願いします!」

 

■ 水晶公の門のアリゼーと話す

 

アリゼ:「これで全員ね!じゃ、さっそくはじめちゃいましょ。標的の「ヴァンパイアバット」は、動物の血を吸うそうよ。もともと夜行性だったらしいから、夜の闇が戻ったことで、活動範囲を広げちゃったみたい。そいつらを狩るにあたって、シェッサミールから、「使い古しのカイロ」をもらってきたわ。熱で獲物を探す習性を利用して、おびき寄せるってわけ。」

 

アリゼ :「こに置いても構わないけど、渡せるのは3個よ。ヴァンパイアバットは、軒下なんかに巣を作るらしいから、建物が近い場所に置いた方が、多く集まるでしょうね。……で、狩った証として、「ヴァンパイアバットの牙」を持って帰ってきて。私とあなた、手に入れた牙が多い方が勝ちよ!」

 

エイルエル:「えっ、アリゼーさんもやるんですか?「闇の戦士」さまだけじゃなく……?」

 

アリゼ:「ちょ、ちょっとは張り合いがあったほうが、Lusieも気合が入るでしょ!あなたたちは、リーンと一緒に、少し離れたところから見学してなさい。リーンも実はかな~り強いから、心配はいらないわ。 それじゃあ、ヴァンパイアバット狩り開始よ!」

 

アーキル:「おにいちゃんの戦い方、よく見ておくよ。ちゃ、ちゃんと近づきすぎないようにするってば!」

 

エイルエル:「「ヴァンパイアバット」は、軒下に巣を作る……。そっか、敵のことを知るのも大事なんですね。勉強になります!」

 

■ 指定地点のうち3箇所に使い古しのカイロを使い現れたヴァンパイアバットから牙を入手

 

アーキル:「め、めちゃくちゃかっこいい……!」

 

エイルエル:「ヴァンパイアバットが一瞬で……すごい……!」

 

■ リーンにヴァンパイアバットの牙を渡す

 

リーン:「おつかれさまです!Lusieさんの戦う姿、少し遠くからですが、ふたりと一緒に見てました!ヴァンパイアバットを倒した数も、わかってはいるんですが……一応、牙をお預かりしてもいいですか?」

 

アリゼ:「おまたせ、こっちも終わったわよ。はい、私の集めた牙。なかなかいい線いったと思うんだけど……。」

 

リーン:「これは……全部で「7つ」ですね。Lusieさんが集めた牙は「4つ」。この勝負、アリゼーさんの勝ちです……!」

 

アリゼ:「やった、私の勝ち…………アリゼー なわけないでしょ!?さてはあなた、手を抜いたわね!? 私だけ真剣にやって、馬鹿みたいじゃない。……次は、ちゃんと勝負してよね。で、そっちはどうだったの?「闇の戦士」様の戦いぶりは見られた?」

 

エイルエル:「はい、しっかりと!衛兵団の訓練も見たことありますが、それよりずっと、手慣れていたというか……とっとと仕留めるぞ、って感じが出てて、めちゃくちゃクールでした!」

 

アリゼ:「よかったわね。Lusieの戦いぶりと、今の気持ちを、忘れないようしっかり胸に焼きつけておくのよ。そして、鍛錬を欠かさないこと。強くなるための道なんて、結局それしかないんだから!」

 

リーン:「おふたりも、いつかは「光の戦士」になりたいんですよね。その言葉を、いったいどこで……?」

 

エイルエル:「僕たちも、アルバートさまの演説を聴いてたんです。強くなりたいっていうのは、もともと思ってたことでしたが……。……僕は、クリスタリウムに来る前、父と妹を罪喰いにやられました。だから、今度こそ周りを護れる人になりたいんです。」

 

エイルエル:「アルバートさまは言ってました。世界と人のために立ち上がる人が「光の戦士」なんだって。だから、僕も……そうなりたい!」

 

リーン:「……アーキルさんは?」

 

アーキル:「俺は……どうしたいとか、まだあんまりないんだけど……。エイルエルやリキ・ティオが危ない目にあいそうなときは、ちゃんと助けたいって思う。それで……一緒に、いろんなものを見に行きたいんだ。」

 

リーン:「素敵ですね。それも、とっても立派な目標だと思います。」

 

アーキル:「へへ、そうかな……ありがとう。この前、街の上に火の玉みたいな星が降ったのを見てたら、なんとなく、そうしたいなって感じたんだ。どこかに……何かを……探しに行かなきゃって。」

 

アリゼ:「……だったらふたりとも、やっぱり鍛錬あるのみよ。いくつか簡単なトレーニング方法を教えてあげるから、街に戻りましょう。」

 

アーキル:「「闇の戦士」のおにいちゃん、戦いを見せてくれて、本当にありがとうございました。俺、今日のこと、絶対に忘れないから……!」

 

アリゼ:「アーキルの気持ち、私、ちょっとわかるのよね……。流星雨を見ても、ハイデリンの声なんて聞こえなかったけど……終末の光景や、アーモロートの街を見たときに感じたのは、恐ろしさだけじゃなかったわ。」

 

アリゼ:「寂しいとか……切ないとか……そういう、胸の奥の方が、泣きだしそうな気持ち。知らないのに、知ってる。失くしたのに、探してる。忘れちゃった約束を、必死に思い出そうとしてるみたいな……。」

 

アリゼ:「これも、魂のどこかに焼きついてる想いなのかしら。まあ、それでアシエン側に寝返ることはないけどね。まったく……エリディブスは何を企んでるやら……。ああ、考え込むのは街に戻ってからの方がいいわ。こっちに来て結構たつんだし、あなたにも、頭を整理したいときに行く「特別な場所」があるんじゃない?」

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久々に、あの場所を訪れてみようか……。

 

アリゼ:「子どもたちのことは、気にせず任せておいて。張り切りすぎないくらいで、ちゃんと帰しておくわ……」

 

アリゼ:「…………?ああ、うん……ちょっと眩暈がしただけだから大丈夫。そんなに激しい戦いをしたつもりはなかったんだけどね……。それじゃ、おつかれさま、「闇の戦士」様。またあとでね!」

 

クリスタリウムの指定地点で待機

 

エリディブス:「私は……何故……ここに……?君が呼んだのか……?」

Why am I...? Was it you who called me here?

 

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十四人委員会の議長:「おめでとう、お前を十四人委員会の一員として迎えよう。」

On behalf of the Convocation, I bid you welcome to our order.

 

十四人委員会の議長:「ときに我らと同となり、ときに我らに異を唱え、人と星とが正しく進むよう、尽力してほしい。」

At times you will stand with us. At times you will stand against us. All that you might steer mankind and the very star upon their true course.

 

十四人委員会の議長:「調停者の座……エリディブス。それが今より、お前のしるべとなる名だよ。」

For yours is the seat of Elidibus, the Emissary, and by this name shall your every action be guided.

 

エリディブス:「過去を視たか……。どうせ、大した記憶は覗けまい……。 しかし、その様子では君の策略というわけでもなさそうだ。となれば、私自身の問題か……。……まだ、新たな願いに馴染んでいないのか。」

So you peered into my memories... No matter. You will have found little of import. But I see you intended to summon me here no more than I intended to come. The fault is mine. Such is the burden of hope...

 

 

  何と言う?  

 その身体を返せ 
  Give back Ardbert's body.

 みんなを巻き込むな
  Why must you embroil the people in your plans?

👉何を企んでいる……?
  What are you plotting?

 

エリディブス:「さて……。難しい策謀は用いていないつもりだが……?なに、やっていることは君と同じだよ「闇の戦士」殿。君が技を磨き、装備を整え、強敵たちを屠って来たように……己にできる最善を尽くし、道を阻む者を排除する。」

Come now, my plans are no mystery. That which I do is no different from that which you have done so many times, Warrior of Darkness. I arm myself. I hone my skills. I make ready to vanquish my enemy─you. 

 

エリディブス:「……お前はラハブレアを下し、エメトセルクを消し去った。真に善き世界のため、長い時を戦ってきた彼らを……!ここに至っては、もはや利用できるなどとは思わない。君を、我ら十四人委員会の前に立ちはだかった、最悪の敵と認めよう。」

You who have murdered my brothers─who have taken their selfless labors in service to the one true world and turned them to ash.  I see you for what you are. You are death, and only in death shall you serve any purpose.

 

エリディブス:「私は調停者エリディブス……人と星とが正しく進むための機構。ゾディアークを用いんとした委員会の決議を是とし、彼らの計画を結実に導く者……。ゆえに君を殺し……魂ごと消し去ることだけを考えているよ。」

The Convocation charged me to steer mankind and the very star upon their true course. As Elidibus, it is my duty. And I shall see it done. I will strike you down...  Destroy you body and soul. All else must wait.

 

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エリディブス:「遠くないうちに、その命、必ずもらい受ける。正しく世界を救うために。 」

Ere long I will come for you, Warrior of Darkness. And I will save the world.

 

エリディブス:「……ああ、その前にひとつだけ聞いておこう。君とエメトセルクの最後の戦いを「視る」ことができた。開戦の直前、彼は君を誰かと見間違えていたな。それについて、思い当たることは?」

One last matter. I bore witness to your final struggle with Emet-Selch. It seemed as if he saw something familiar in you. As if he mistook you for another.

  どうする?  

👉ヒュトロダエウスに言われたことを話す
  Hythlodaeus called me his "new old friend.

  回答せず沈黙する
  ...

 

エリディブス:「懐かしく、新しい君……か。思い当たらないな……。私にとっては旧知でなかったか、あるいはそれも……欠けたのか。」

...No. I recall not of whom he spoke. Mayhap I never knew you. Or mayhap it is another fragment lost.


????:「おや、先客がいたとは。建設的な対話ならば、邪魔せずに立ち去るが……」

Ah, I wasn't aware you already had a guest. If the conversation is constructive, I shall not intrude.

 

水晶公:「もし、その人を揺さぶろうとしているだけならば、そちらに退散していただこう。」

But if you seek to stir up trouble, Elidibus, then I must insist you leave at once.

 

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エリディブス:「光の加護は受けていない……が、魂が濃い……。こうなると、ただびとでも追い出せないか。難儀なことだ……。」

 Though you lack Her blessing, your soul is surprisingly dense... Hmph.

 

水晶公:「大丈夫……さすがに驚いたが、問題はないようだ。ああ、この腕は、その……別件だ。あなた方が召喚されてきてからは、つい、はりきってばかりだったからな……。塔が、掛かった負担を補うために、端末たる私への侵食を深めてきたのだよ。」

Worry not, I seem to be unharmed. Oh, this... This is my own doing─the consequence of my recent exertions.It is the tower's way of compensating me for the demands I have placed on it. 

 

水晶公:「とはいえ、この程度なら今さら困ることもない。大丈夫だと訴えたんだが、ベーク=ラグ殿は聞いてくれず、休憩してこいと放り出されたのだ。おっと、小言はナシで頼む。これは、私が前へ進んでいる証でもあるのだから。」

Rest assured, it is no great inconvenience at present. Indeed, I told Beq Lugg as much...but they would not be persuaded, and sent me away to rest. No need to make a fuss. Strange as it may sound, I consider it something of a badge of honor.

 

水晶公:「……かつて、私を未来から送り出した人たちが言っていたんだ。 何年経っても英雄の物語が愛されるのは、人が生きるのに、少しばかりのロマンや憧れ……誇りなんかがいるからなのだと。だから私を送り出すことが……こんなバカげた計画の成功こそが、何よりの希望になるって。」

One of the brave souls who saw me delivered unto the First once said... That the world shall ever have a place for tales of heroism, so long as we have need of inspiration in our lives.  Though he and his fellows had no way of knowing whether their mad scheme would amount to anything, they knew that the attempt alone would inspire hope. Or so they hoped. A more optimistic lot, one would be hard-pressed to find.

 

水晶公:「あいつらたくましいんだよ、本当に。計画が成功したら、泥沼みたいな世界を救う方法だって、案外しれっと思いつくかもしれないぞ……とかさ。なんの根拠もないくせに!…………それを。強がりだったんじゃないかと思って、耐え難い日もあった。」

They said they would find a means to save our godsforsaken world─just as soon as they had sent me on my way. Said it with such confidence that, for a fleeting moment, I half-believed them. Such faith, such courage in the face of unrelenting despair. For a long time, it was more than I could bear to remember them.

 

水晶公:「だけど、ここまで歩んできて……私自身も多くを送り出し、あなた方を送ろうとしている今、やっと曇りなく認められそうなんだ。やりとげた先には、確かに希望が生まれる。彼らの言葉も、そうなりたいという願いで……幸せを目指さんとする、一歩だったんだって。」

But having come this far─having sent full many on their way myself─I see things more clearly. To take action is to hope. To believe─to choose to believe is to take the first step towards a brighter future.

 

水晶公:「だからどうか、私にも少しの無茶を許してほしい。……そうして「水晶公」がやるべきことをすべて終えられたら、あなたに、話したいことがあるんだ。」

And why do I tell you this? Because I want you to indulge me in a little recklessness. Needless to say, I have a plan. And...when all is said and done, I will ask yet another favor of you.

 

リーン:「ああ、よかった……!おふたりとも、ここにいらしたんですね……!」

You're both here! Thank goodness!

 

水晶公:「何かあったのか……!?」

What's wrong?

 

リーン:「サンクレッドが……倒れたんです……!」

It's Thancred! He's collapsed!

 

リーン:「ここでおふたりを見つけられて、本当によかったです……!」

 

水晶公:「 ……穏やかじゃないな。私との話はいつでもできる。今は、ともかくリーンから状況を聞こう。」

 

👈 5.3-1 光の戦士の物語

    5.3-3 消えゆく鼓動 👉