えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.3-4 彼方と此方 / Food for the Soul

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石の家のタタルは、何か言いたげな様子だ。

  

■ タタルと話す 

タタル:「あ、あの……!クルルさんを待つ間、よければ少し、おつきあいいただけないでっすか?」

 

タタル:「実は、第一世界側のみなさんに、渡していただきたいものがあるのでっす。ちょうど、練習がてら試作品を作っていまっしたので、急いで完成させたいと思いまっす。お手数でっすが、「ロウェナ記念会館」の厨房まで、取りにきていただけると嬉しいでっす!」

 

クルル:「そういうことなら、こっちも用事を済ませたら記念館に向かうわ。急いで行ってくるわね。」

 

■ ロウェナ記念館のタタルと話す

タタル:「来てくださって、ありがとうございまっす!ご覧のとおり、渡していただきたいのは、私の手料理なのでっす。」

 

タタル:「私は、クルルさんのように、エーテルを繰ってみなさんを助けることはできません。でも、何もせずにもいられなくって……。ならば金庫番として「暁」を守ろうと、空いた時間を、内職やイシュガルド復興のお手伝いにあてていたのでっす。」

 

タタル:「そしたら、職人としての腕前だけは、メキメキと……。そこで、今回のおみやげ計画を思いついたのでっす。あとは焼き上がりを待つだけなので、このまま待っていてほしいでっす!」

 

タタル:「 バッチリ、完成でっす!」

 

  何と言う?  

👉パン……?

 おいしそう!

 ……地味では?

タタル:「そうでっす!でも、ただのパンではないのでっす。シャーレアンで食べられている「賢人パン」でっす!」

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タタル:「眠っているみなさんは、シャーレアン出身でっすから。故郷の味で、こっちのこと思い出してくださるかなって……。それに、ご飯を食べるということは、食物に宿っているエーテルを摂ることでもあるって、クルルさんから聞きまっした。」

 

タタル:「それで、みなさんの魂に少しでも元気になってもらえれば……と思ったのでっす。」

 

クルル:「あら、焼き立てパンのいい匂い!ちょうど完成したところかしら?」

 

タタル:「あっ、クルルさん!それに…………」

 

クルル:「あなたも、こっちのクリスタルタワーを調査したときに、会っているわよね。聖コイナク財団のラムブルースさんよ。」

 

ラムブルース:「ひとまず君は元気そうで何よりだ、Karen。聞きたいことは山ほどあるが、それは落ち着いてからの愉しみにとっておくとして……アラグの技術で「彼」が苦戦していると聞いてね。」

 

クルル:「古代アラグ文明の研究といえば、聖コイナク財団の右に出るものはいないでしょう?それで、これまでも何かと力を借りていたの。第一世界でのことも、簡単にだけど共有してあるわ。もちろん、水晶公……ラハくんのこともね。」

 

ラムブルース:「……と、丁寧なご紹介にあずかっておいてなんだが、すまない、君たちの求める答えを用意できたわけではないんだ。アラグの記憶継承術、しかも皇族が用いた秘術となると、財団の有している資料にも一切の情報がなくてね……。こちらでは手も足も出ないのが実情だ。」

 

ラムブルース:「ただ、友人として……「ノア」の仲間として、一声かけさせてもらいたいと思ってね。それで、こちらにお邪魔したのさ。」

 

ラムブルース:「グ・ラハ・ティアが、クリスタルタワーで眠りにつくとき……私たちはいつか塔を目覚めさせることを誓い、彼は、塔が人々の希望となることを願っただろう。……それについて、彼にこう伝えてほしいんだ。」

 

ラムブルース:「私たちは、あなたの時間で100年ほど前の「未来」に、その約束を果たした……。そしてあなたもまた……ふたつもの世界で、塔を希望の証にした。以て、私たちの約束は、違うことなく完遂されていましょう。だから私も、塔の調査のときには終ぞ掛けられなかった言葉を、やっとあなたに言うことができる。」

 

ラムブルース:「「どうぞ、お好きになさい」とね。もはやどんな役目も、あなたを引き留めたりしないのだから。」

 

クルル:「 ……それって、無理はするなってこと?それとも、とことんやれって意味かしら?」

 

ラムブルース:「さて……。どちらにせよ、誰かから怒られそうだ。明言は避けておくとしよう。」

 

クルル:「というわけで、みんなの身体の状況と、ラムブルースさんの言葉と……あとは、タタルさんのお土産を持っていってくれるかしら?」

 

タタル:「ク、クルルさん……パンをお包みする前に、本当にこれで大丈夫か、味見をお願いできまっすか?」

 

クルル:「あら、もちろんよ!それじゃあ僭越ながら……。」

 

クルル:「…………。……………………。……ラムブルースさん、同じくシャーレアンであるあなたにも、意見をいただいていいかしら?」

 

ラムブルース:「ふむ……?ロランベリーのジャムをたっぷり塗りたいところだが、味見というなら、そのままいただこうか。なるほど……これは……なるほど。」

 

タタル:「お、おいしくないでっすか……!?」

 

クルル:「ふふ、ふふふ……。そう……そうなの、あんまりおいしくなくて……だからこそ正解、100点満点だわ!」

 

ラムブルース:「いや、まさしく!これぞシャーレアンらしい味だ。私たちの故郷には、多くの料理のレシピも集められているが、普段口にする食事は、まあ……必ずしも豊かではない、と言っておこうかな。」

 

ラムブルース:「手早く栄養が摂れればそれで、と考える者も多くてね。一部の研究家以外は、あまり料理に執着しないんだ。栄養学を修めた賢人が生み出したとされる「賢人パン」は、まさにその代表例といえるだろう。」

 

ラムブルース:「栄養価を上げるために魚や野菜の粉末を練り込んでいることで、かじりついた瞬間、独特の……なんとも形容しがたい風味が、鼻に抜けるのさ。とはいえ機能的であることには間違いない。私も若いころは、これに適当な具材を挟んだサンドイッチを、ほとんど毎日食べていたよ。」

 

クルル:「そうそう、賢人に選ばれるような人なんて、とくにそんな感じよね!私も、エオルゼアに来てそこそこ経つから、この独特な風味を忘れかけてたわ。はー……懐かしい……。」

 

ラムブルース:「もしよければ、「暁」の皆だけでなく、彼にも……水晶公にもこれをわけてやってくれないか?きっと懐かしく思うはずだ。」

 

タタル:「もちろんでっす!それでは、ひとりぶん多めに、お包みいたしまっすね。Lusieさん、あちらのみなさんへのお届け、よろしくお願いいたしまっす!私たち……こっちでできる限りのことをしながら、みなさんのお帰りを、心よりお待ちしておりまっす!」

 

タタル:「お渡しした「賢人パン」が、みなさんや水晶公さんを、元気にできるといいのでっすが……。Lusieさんにも、一段落したら、腕によりをかけて料理を振る舞いまっすね!今はどうか……お届け、よろしくお願いいたしまっす!」

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衛兵団の守衛:「水晶公に御用でしょうか?私が「星見の間」まで、ご案内致しましょう。」

 

■ 星見の間の水晶公に賢人パンを渡す

ベーク=ラグ:「おお、帰ったか!こちらの進捗は……おっと、皆がまだだったな。

 

水晶公:「ああ、あなたが最初に戻ってきたか。原初世界の方はどうだった……?」

 

水晶公:「えっ……これはもしや……賢人パン、か?いったいどうして……。そうか、ラムブルースがそんな伝言を……。まったく……土産に持たせるような話じゃないだろ、それ……。」

 

水晶公:「大丈夫、言われたことはちゃんと受け止めるさ。その上で、こうして残りの問題に取り組んでいるのは、それこそ私の意志だよ。周りからどう思われようが、気のいい仲間たちから、多少の無理を咎められようが……どうしても、やり遂げたい。」

 

水晶公:「あなただって、そういう願いを抱いたことがあるだろう?だから……もし叶うのならば、信じて背中を押してくれ。……っと、話がそれてしまったな。ほかの皆が戻るまで、原初世界で眠っている身体の様子を、聞かせてもらえるだろうか?」

 

水晶公:「ああ、パンはあとでゆっくりいただこう。私の記憶が確かなら、話しながら食べたが最後、まず間違いなく喉を詰まらせるからな……これ……。」

 

アルフィノ:「すまない、待たせてしまったかな。」

 

サンクレッド:「軽く回れる範囲で、各地の状況を見回ってきた。結論から言えば……アシエンは、確かに出没している。」

 

ウリエンジェ:「とはいえ、赤き仮面の者たちではありません。その手先たる、黒き仮面のアシエンたちでした。」

 

サンクレッド:「ああ……。やっていることも、生活の変化にともなう不安につけこんで、ちょっとした小競り合いの種を撒く程度だ。今のところは、いずれも大事に発展していない。」

 

アリゼ:「そうそう、最近「光の戦士」を目指してここから出た人たちが、いざこざの解決にあたってるのも見かけたわよ。」

 

水晶公:「そうか……。彼らの心意気自体は、称賛すべきものだ。できることなら、このまま応援してやりたいが……。」

 

サンクレッド:「エリディブスは、「光の戦士」を担ぎ上げたいようだからな。悪を用意し、あえて打倒させること自体が、策略の内という可能性も高い……。意気込んでいる新人連中には悪いが、俺たちで秘密裏にアシエンを炙り出して、対処すべきだろう。」

 

水晶公:「妥当だな……。」

 

アルフィノ :「れで、君の方は……私たちの身体は、どうだったんだい?」

 

  何と言う?  

👉……大丈夫、でも急いだほうがいい

 とても危険な状態にあった

 

アルフィノ:「そうか……確認してきてくれて、ありがとう。ひとまずは安心だが、後回しにしすぎないようにしておくよ。」

 

アリゼ:「となれば、ソウル・サイフォンの状況ね。その後はどう?」

 

ベーク=ラグ:「うむ、進展はしておるぞ。実物を持ってくるから、少し待っておれ。」

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ウリエンジェ:「赤い結晶が加えられている……では、あの方法を……!?」

 

ベーク=ラグ:「まあ待て、皆にもわかるよう、順を追って説明しよう。さて、これまでの状況は覚えておるな?ワシらは知恵を持ち寄って、白聖石をもとにした新たな魔具を製作した。これで、魂を運ぶことはできる……アリゼーの使い魔によって魂を不活性化させれば、成功率はなおのこと上がろう。」

 

ベーク=ラグ :「一方で、このままでは記憶が伴わん。そこで、水晶公の知るアラグの「記憶継承術」を、魔具に込めることになったのだ。」

 

水晶公:「問題は、その術が血を媒介とするものだったことだ。当然ながら血を持たざる魔具には、そのまま使えない。私たちは、しばらく術の改変を試みていたのだが……結局、うまく定着させることができなかった。」

 

水晶公:「そこで、だ。魔具と術の親和性を高めるため、魔具そのものに、結晶化させた私の血を用いてみたのだ。」

 

アリゼ:「みたのだ、って……。やってもらってる身で文句は言えないけど、あなた……。その左腕の変化だって、みんな気づいてないわけじゃないんだからね。」

 

水晶公:「命を差し出すよりは、いくらも安いさ。……無論、あなた方の未来を奪ってしまうよりもいい。」

 

ベーク=ラグ:「ワシとしても、これで成功することを祈るばかりよ……。ちょうどこれから、改めて記憶継承術を込めてみるところゆえ、もう少しだけ、時間をもらえんか?」

 

サンクレッド:「そういうことなら、とっととここを出るとしよう。黒仮面たちの対処も然り、やれることをやって待つんだ。」

 

アリゼ:「……ねぇ、それ、6つあるわよね?私たちが使うにしては、ひとつ多い……。」

 

水晶公:「ああ、ひとつはいわば試験用だ。術が込められたかを見るために、私が使っている。」

 

アリゼ:「ふぅん……それってつまり、やろうと思えば、水晶公の魂と記憶も原初世界に持って帰れるってことじゃない?」

 

水晶公:「 ……持っていくだけならば、確かにできるだろう。だが、空の器に中身を戻すようなあなた方と違って、この私と原初世界の私を統合するのは、満たされた器に、さらに水を注ぐようなもの……。」

 

水晶公:「うまく混ざり合って収まればいいが、実際にどうなるかは、予測さえつかないのだ。」

 

アリゼ:「…………それでいいの?」

 

水晶公:「ああ……今は。」

 

アリゼ:「……そう。」

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サンクレッド:「個人的には、水晶公に賛同してやりたいところだがな。何を押してでもやらなきゃならないことはあるし、そういうものがある人生こそ……悪くないと俺は思う。」

 

リーン:「ソウル・サイフォンが完成したら、私とみなさんは、もう…………いえ、何よりもまず、みなさんに無事でいてもらわないと。……水晶公たちの実験、成功するといいですね。」

 

アリゼ:「……悪かったわね、勝手に飛び出して。わかってるわよ、私の考えが子どもっぽいだけだって。あー……もー……切り替えてかないと!」

 

アルフィノ:「……昔ね、アリゼーに「物分かりが良いフリしてる」と、泣きながら怒られたことがあったんだ。お祖父様がエオルゼアに発つことが決まったときだったかな。私には、糾弾される側の気持ちもよくわかるから、彼女の憤りに賛同はしない。ただ……あのときよりは、彼女の気持ちがわかるよ。」

 

■ ウリエンジェと話す

ウリエンジェ:「Lusieさん……水晶公を原初世界に連れ帰る可能性について、もう少しだけ、あなたにお話ししておきたいと思います。」

 

ウリエンジェ:「彼自身はあのように語っていましたが、長年にわたり魂を研究してきたベーク=ラグ殿によれば、ある程度は結果の予測がつくそうなのです。原初世界で眠るグ・ラハ・ティアと水晶公が、同一の存在であればこそ……双方の魂は重なり、きちんと同化を果たすでしょう。」

 

ウリエンジェ:「無論、水晶公は第八霊災の先を生きたお方……エーテルの統合にともなう影響を受けているでしょうから、懸念がないわけではありません……。それでも、あなたとアルバートがそうであったように、性質の近い魂同士は、親和性が非常に高い。それを思えば、成功の確率は高いと言えるでしょう。」

 

ウリエンジェ:「……ただし、それを遂げるには、ひとつだけ条件があります。水晶公自身が、原初世界で眠るグ・ラハ・ティアを、「自分である」と自覚できるかということです。」

 

ウリエンジェ:「魂は、記憶や想いと深く結びついています。水晶公が己とグ・ラハ・ティアをわけて考えていると、近くまで魂を運んでいったとて、身体に入ることはない……。これは、単純なようで難解な問題です。彼は100年近くもの間、世界を……あなたを救いたい一心で、名を捨て去り、水晶公として生きてきたのですから……。」

 

ウリエンジェ:「彼がこの先、何を良しとし、何を選ぶのかはわかりません。ただ……ほかでもないあなたには、この事実を、知っておいていただきたいのです。」

 

👈 5.3-3 消えゆく鼓動

  5.3-5 色あせた記憶 👉

 

ウリエンジェ:「 さきほどの話は、無論、水晶公ご自身も知っています。その上であのように煙に巻いたのは、今は議論のときでないと判じたからか、あるいは……。」