えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

小さな旅路

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フ・ラミン : ……あら、私の様子を見に来てくれたのかしら?心配しないで、少し物思いにふけっていただけだから。

 

フ・ラミン : あなたに、ミンフィリアの最期を教えてもらってから、ふたりで過ごした日々の出来事を思い返していたの。

 

フ・ラミン : そうしたら、ね……。ひとり想いを馳せていた私のもとに、つい先ほど、ウルダハにいる知人から手紙が届いたのよ。

 

フ・ラミン : その手紙が……アシリアを想う、私の心境を知って届いたかのような、不思議な内容でね。まるで、あなたのお話から、小さな奇跡が生まれたような……。

 

フ・ラミン : ……そうだわ、今あなたがこうして来てくれたのも何かの縁。よければ、一緒にウルダハまで来てくれないかしら?手紙の送り主から呼び出されているのよ。

 

フ・ラミン : もちろん、これは私のワガママ……無理に付き合う必要はないわ。ただ、もしあなたの時間を私にくれるというのなら……この小さな旅路に同行してくれると、嬉しいわね。

 

  何と言う?  

👉 フ・ラミンの頼みは断れない!

  ミンフィリアに関係することなら

  仕方ないな…

 

フ・ラミン : うふふ、私の心を軽くするためのお世辞?でも、いくつになってもそう言ってもらえるのは嬉しいわ。ありがとう……。

 

フ・ラミン : 知人とは、ウルダハの、宝飾店「エシュテム」の前で落ち合うことになっているわ。私もすぐに向かうから、現地で落ち合いましょう。

 

フ・ラミン : 付き合ってくれて、ありがとう……。知人との待ち合わせ場所である、ウルダハの宝飾店「エシュテム」の前で落ち合いましょう。

  

フ・ラミンのもとに、ミンフィリアに関する手紙が届いたようだ。ウルダハの宝飾店「エシュテム」前の「指定地点」で待機して、フ・ラミンと落ち合おう。

▼ ウルダハの指定地点で待機

フ・ラミン : おまたせ。まだ、待ち合わせの相手は来ていないみたいね。

 

???? : 急な呼び出しだったが……よく来てくれたな、ラミン。

 

ポポックリ : ん、Noleじゃないか!どうして、お前がラミンと一緒にいるんだ?

 

フ・ラミン : あら、あなたこそ知り合いだったのね。彼女は、ミンフィリアの最期を見送ってくれた人なの。私が同行を頼んだのよ。

 

フ・ラミン : それで、ふたりとも。手紙に書かれていた内容は本当なの?

 

セセルッカ : 順番に話そう。俺たちアマジナ鉱山社は、ウルダハの、上下水道の整備計画を請け負っていてな。

 

セセルッカ : その一環で、崩壊した「シラディハ水道」の、復旧工事を行っていたんだ。

 

フ・ラミン : シラディハ水道……。当時、ナナモ女王殺しの嫌疑をかけられたミンフィリアたちが、王宮を脱出した際に崩壊した場所よね?

 

セセルッカ : そのときの騒動で崩れた瓦礫の除去作業をしていたとき、デカイ瓦礫の隙間から、見覚えのある「石」を発見したんだ。

 

ポポックリ : これが、その「猫目石」だ……。俺の記憶が確かなら、そいつはアシリアがお前に……。

 

フ・ラミン : ええ……間違いないわ。

 

フ・ラミン : ミンフィリアがまだ、アシリアと呼ばれていた頃。駆け出しの採掘師だったあの子が、初めて掘り当てたのが、この「猫目石」よ……。

 

フ・ラミン : 自分が見つけた石が、多少なりとも価値ある品だとわかると、あの子は、得意げに笑みを浮かべてね。私に、この石をプレゼントしてくれた……。

 

フ・ラミン : ……私が、ミンフィリアと再会したときのことを覚えている?あのとき、あの子は、砂の家からの本部移転に悩んでいた。だから私は、猫目石を返したの。

 

フ・ラミン : 一歩を踏み出すことを迷っていた、ミンフィリアにこそ、「新たな歩み」の象徴である、この石が必要だと思ったから……。

 

フ・ラミン : あの子、そのまま肌身離さず身につけてくれていたのね。そして、地下水道でヤ・シュトラさんが使った、エンシェント・テレポに巻き込まれた際に、落とした……。

 

ポポックリ : その当時も、大規模な遺留品捜索を行ったんだが、「暁」の者たちの痕跡は、何ひとつ見つからなかった。まさか、今頃になって出てくるとはな……。

 

フ・ラミン : 私がこの石を返してから、ミンフィリアは、真の平和を得るため、ただひたすらに前へ歩みつづけてきた。私にはもう、その背中が見つけられないくらい、遠くへ……。

 

フ・ラミン : そして、あの子の願いは、Noleやリーンという子、サンクレッドたちが引き継いで、同じ道を歩んでくれている……。

 

フ・ラミン : あの子が、その歩みを誰かに継いだと同時に現れた、この猫目石私には……その役目を終えたからこそ、こうして手元に戻ってきたように思えて仕方ないの。

 

フ・ラミン : だから……あの子が、ゆっくり眠れるよう、この石も、静かに休ませてあげたい……。

 

セセルッカ : ……休ませるって?

 

フ・ラミン : ミンフィリア……いえ、アシリアのお父さん。ウォーバートンさんのお墓に、猫目石を納めようと思うの。

 

セセルッカ : なるほど……。たしかに、それが一番いいだろうな。

 

ポポックリ : それじゃ……渡すもんも渡したし、俺たちは社に戻るぜ。猫目石を納めるのは、アシリアが得た仲間や、育ての親であるラミンが行うべきだろう。

 

フ・ラミン : ええ、ふたりとも、ありがとう……。

 

フ・ラミン : ウォーバートンさんは、一度ウルダハで埋葬されたのだけど、「暁」結成の折に、協力者であるイリュド神父の管理する、「聖アダマ・ランダマ教会」に、お墓を移したの。

 

フ・ラミン : 教会で、「イリュド神父」に事情をお話して、猫目石を納める許可をいただきましょう。

 

フ・ラミンがミンフィリアに返した猫目石が、シラディハ水道から発見された。石をミンフィリアの父ウォーバートンの墓に納めるため、東ザナラーンの聖アダマ・ランダマ教会で「イリュド」と話そう。

フ・ラミン : イリュド神父に、ミンフィリアの最期と猫目石のことを、 お話しし終えたところよ。

▼ 聖アダマ・ランダマ教会のイリュドと話す

 

イリュド : ご用件は、フ・ラミンさんから……。猫目石のこと、何も反対する理由はありません。きっと、ウォーバートンさんも喜ばれることでしょう。

 

イリュド : ミンフィリアさんと初めて出会ったのは、まだ幼い彼女が、採掘師として荒野を駆け回っていた頃です。

 

イリュド : ひとりのときもあれば、フ・ラミンさんと一緒のときも。ときには、サンクレッドさんに陰で見守られながら……懸命に、つるはしを振るっていました。

 

イリュド : そんなアシリアが、「ミンフィリア」として現れ、世界の危機に立ち向かうべく活動したいと告げられたときは、それはもう、驚きましたとも……。

 

イリュド : しかし、彼女の目に宿る強い光……。あの輝きに惹かれて、私は、ミンフィリアさんに協力することを決めたのです。

 

イリュド : 彼女が、その道を最後まで歩み続け、意志を次代に継いだと聞き、あのとき、ミンフィリアさんを信じたのは間違いなかったと、今更ながらに実感しましたよ。

 

イリュド : おっと……老人の思い出話は、ここまでとしましょう。どうぞ、おふたりで猫目石を納めてあげてください。

 

フ・ラミン : ありがとうございます、イリュド神父。

 

フ・ラミン : ウォーバートンさんのお墓は、教会を出た南側よ。さあ、行きましょう。

 


 

▼ 聖アダマ・ランダマ教会付近のフ・ラミンと話す

 

フ・ラミン : ここがウォーバートンさんのお墓よ。それじゃあ、猫目石を納めましょう……。

 

フ・ラミン : ……20年前、ウォーバートンさんは、当時、エオルゼア諸国に迫りつつあった危機を知らせるため、命がけで、アラミゴからウルダハへとやって来たの。

 

フ・ラミン : そしてそのまま、故郷に帰ることなく亡くなったわ。平和を願い、必死の思いでたどり着いた、この国で……。

 

フ・ラミン : ウォーバートンさん……。あなたの願いは、アシリアに確かに受け継がれ、ついには、エオルゼアを……いえ、異なる世界をも救いました。

 

フ・ラミン : だから、あの子の想いがこもった石を、どうか、あなたと一緒に眠らせてあげてください。

 

フ・ラミン : そして……私にとっても大切な娘だった、アシリア。

 

フ・ラミン : 猫目石を見つけたときの、とても小さな冒険。それからずっと、あなたは歩きつづけ……大きなことを成し遂げた。

 

フ・ラミン : その第一歩目を踏み出した瞬間に、側にいられたこと、私の生涯の自慢で……誇りよ。

 

フ・ラミン : ずいぶんと、遠くへ行っちゃって……。でも、ようやく、あなたは休むことができた。

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フ・ラミン : だから……。ゆっくり、おやすみなさい…………アシリア。

 

フ・ラミン : あなたからも、一言、あの子に伝えてあげて……?

 

 

  何と言う?  

  あとは任せろ

  想いは、リーンが受け継いだ

👉 おやすみ、ミンフィリア

 

フ・ラミン : 心の中で何度もつぶやいた、「おつかれさま」と「おやすみ」……。おかげで、ちゃんと口に出せる機会を持てたわ。

 

フ・ラミン : さあ、それじゃ、私はモードゥナへ戻って、また、大切な人たちへの祈りを捧げながら暮らしていくわね。

 

フ・ラミン : あの子が愛した、この世界の未来に……。そして、あなたやリーン、サンクレッドたちが、これから続く困難の道のりを歩きつづけられるよう……。

 

フ・ラミン : 私のワガママに付き合ってくれて、ありがとうね……。あの子の灯火だった、英雄さん。

 

フ・ラミン : ミンフィリアには、ちゃんとお別れできたから、 いま私が想うのは、あなたたちの未来よ。

 

フ・ラミン : これからの道も、きっと長く険しい……。 でも、あなたたちは歩みを止めたりはしないでしょうから。 私はここで、みなが笑顔で迎えられる世界を祈っているわ。