えおラボ ~Eorzea Laboratory ~

FFXIV エオルゼアの世界について考察するための記録・セリフ集と備忘録

5.4-3 ノアの仲間たち

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 ハビスフィア管理局のグ・ラハ・ティアは、いそいそとしている。

グ・ラハ・ティア : 「オレが起きたこと、シドたちにはラムブルースが一報入れてくれたんだ。忙しいらしくて、それきりになってるけどさ。」

 

グ・ラハ・ティア :「 オーエンのレポートをだしにするわけじゃないが、あいつらにまた会えるかもしれないのは嬉しいな……。さっそく戻って、連絡を取るとしよう。」

 

アリゼ : 「ふふ、今にも走り出しそうな勢いね。よっぽど嬉しいんじゃない?」

 

アリゼ : 「実際、魔大陸でできそうなことは終わったわけだし、「石の家」に戻りましょうか。」

 

 グ・ラハ・ティアと話した。モードウナの石の家に戻り「グ・ラハ・ティア」と話そう。


クルル : 「ついさっき、アラミゴから戻ったところよ。そちらの活動にも進展があったようね。」

 

タタル : 「ボナンザ号、大活躍だったみたいでっすね!ところで、その玉っころは何でっすか……?」

 

アリゼ : 「クルルが帰ってきてたわ。会議の内容も気になるところね……。」

 

情報システム : 「ピピ……多数の一般庶民を検知しました。」


▼ 石の家のグ・ラハ・ティアと話す

 

グ・ラハ・ティア :「 タタルからシドに連絡を入れてもらった。ちょうど仕事のキリがいいとかで、急いで来てくれるらしい。へへ……やったな!」

 

グ・ラハ・ティア : 「到着を待つ間に、クルルから、アラミゴでの会議の結果を聞いておかないか?帝国の動向も気になるところだしな……。」

 

クルル : 「アラミゴの会議には、各国盟主たちが集っていたわ。それで、今後の帝国対策について話し合われたんだけど……。」

 

クルル : 「諜報活動を行っているドマの忍びによると、ヴァリスの死後、未だに皇位の継承が行われておらず、帝国は元首不在のままらしいの。」

 

クルル : 「そんな状況だから、各属州の帝国軍も統制から外れ、独自の動きを見せ始めているらしいわ。」

 

クルル : 「気になるのは、内乱の中心にいるネルウァ……彼と関係の深い第III軍団に、名門貴族のブルトゥス家から、多額の支援が行われたらしいという点よ。」

 

アリゼ : 「ブルトゥス家と言えば、あのヨツユやアサヒたちを、養子に迎え入れていた家門だったわよね?まったく……嫌な予感しかしないわ。」

 

クルル : 「ええ、あいかわらず、ゼノスの動向も不透明だしね。そんなわけで、サンクレッドとウリエンジェは、より詳しい状況を知るために帝都ガレマルドへ向かったわ。」

 

クルル : 「それから、もうひとつ……。ギムリトから帝国軍が退いたこともあって、盟主たちは、新たな蛮神対策に乗り出したの。」

 

クルル : 「蛮族たちの中でも、友好的な派閥と連携を取りつつ、対話による和解の可能性を模索しているのよ。」

 

クルル : 「帝国との最終決戦を見据えて、今のうちに、足元の問題を解決しておきたいのでしょうね。」

 

クルル : 「とはいえ、この問題は簡単に解決できるものじゃない。案の定、リムサ・ロミンサでは対策が難航しているらしくて、アルフィノくんとヤ・シュトラが駆り出されていったわ。」

 

アリゼ : 「相手が蛮神召喚に手を染めたテンパードなら、対話すら、ままならないものね……。」

 

アリゼ : 「でも、だからこそ、テンパードの治療法が確立できれば、蛮神問題の打開策にもなるはず……!」

 

グ・ラハ・ティア : 「ああ、新たな道を拓くためにも、シドたちの力を借りて、必ず治療法を完成させよう。」

 

タタル : 「シドさんがいらっしゃったら、未明の間にご案内しまっす!休憩がてら、しばらくそちらでお待ちくだっさい!」

 グ・ラハ・ティアと話し、クルルから会議の内容を共有してもらった。シドを待っため、石の家の未明の間にある「指定地点」で待機しよう。

 


クルル : 「そちらは、魔大陸に行ったそうね。ラハくんの活躍ぶりは、どうだったかしら?」

 

タタル : 「未明の間の調度品を整えてみまっした。会議や休息などに、ご利用くだっさい!」

 

グ・ラハ・ティア : 「いよいよ、シドたちに会えるんだな……!」

 

情報システム : 「ピピ……殿下の血圧の上昇を感知しました。」

 

アリゼ : 「私としては、ガ・ブを救いたい一心だったけど、テンパードの治療は世界が待望しているのよね……。」


▼ 未明の間の指定地点で待機

 

グ・ラハ・ティア : 「シド……!」

 

シド : 「挨拶に来るのが遅くなって、すまなかった。なかなか厄介な案件で立て込んでてな……。」

 

シド : 「しかし、予定よりずいぶんと早いお目覚めじゃないか?お前を起こすって張り切ってたウェッジたちが驚いてたぞ、グ・ラハ・ティア。」

 

グ・ラハ・ティア : 「なに、あんたたちは約束を果たしてくれたさ。だから今、ここにこうしてオレがいる。」

 

シド : 「事情を聞いても、にわかには信じられなかったがな。時空超越理論なんて、今はまだ雲をつかむような話……一生を費やしたって到達できるかわからない大物だ。」

 

シド : 「だが、どこかの俺がそれをやり遂げたなら、「もうひとつの未来」の俺は、さらに大物を狙うのも悪くない。……で、今回はどんな案件だ?」

 

シド : 「なるほど、テンパードの治療とは思い切ったな。そのためにも、まずは玉っころのパスワード解析が必要ってわけか。」

 

グ・ラハ・ティア : 「推測しようにも、取っ掛かりがなくてな。当てずっぽうで試していては、時間がいくらあっても足りない。」

 

シド : 「なら、俺たちの技術を頼ったのは正解だな。高速で何通りもの処理ができる魔導端末なら、パスワードを解析できるはずだ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「そう言ってくれると思って、ラムブルースから、アラグ語の辞書が収められたトームストーンを借りておいた。これ、使ってくれ。」

 

シド : 「ありがたい。さっそく魔導端末に読み込ませて、解析を始めよう。」

 

シド : 「よし、済んだようだな。なになに……」

 

シド :「 じ・ゆ・う……?そうか、自由か……。」

 

アリゼ : 「ずいぶんとシンプルな答えなのね。ま、とにかく解除を試してみましょうよ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「ああ、そうしよう。」

 

グ・ラハ・ティア : 「パスワード入力……じゆう!」

 

情報システム : 「パスワード認証……。ピピ……「闘神の汚染者に関するレポート」を開きます……。」

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オーエン : 「このレポートでは主に、なぜ、闘神によって人は従属を強制され、「汚染者」になってしまうのかを解説していく。」

 

オーエン : 「結論から言えば汚染者とは、「魂」を構成するエーテルが変容した者である。」

 

オーエン : 「通常、人の魂を構成するエーテルは、ひとつの属性に偏らない、バランスの取れた状態になっている。」

 

オーエン : 「しかし、闘神のエーテル放射を浴びることによって、魂は、その闘神が有する性質、つまり属性に捻じ曲げられてゆく。」

 

オーエン : 「例えば、魔神セフィロトのエーテル放射を浴びた場合、魂のエーテルは、土属性へと変容してゆく。」

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オーエン : 「これにより、土属性の魔法を容易く扱えるようになったり、異常な耐久力を得て、戦闘能力が高まったりする。そして、これを繰り返すと、やがて肉体までもが変化するのだ。」

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オーエン : 「また、汚染者たちの魂を調査したところ、属性のみならず、霊極性化が進行していることが判明した。」

 

オーエン :「 霊極性とは、すなわち停滞の極性である。おそらく、魂が霊極性化することで自我が薄められた結果、闘神に対する信仰心ばかりが、際立つことになるのだろう。」

 

オーエン : 「こうして汚染者たちは、闘神だけを崇めるようになり、その信仰心を糧に、闘神はさらなる力を得るのである。」

 

オーエン : 「私はこの研究から、闘神のエーテル放射を遮断し、汚染者となることを防ぐ、特殊な素材を開発することに成功した。しかし……」

 

オーエン :「 しかし、その研究のため、多くの部下が汚染者となり、無情にも……処分されてしまった。」

 

オーエン : 「私は、汚染者の治療法の研究を申請したが、アモン様の必要なしという一言で却下されてしまった。」

 

オーエン : 「そして異議を唱えた私は、魔科学研究所から追放されたのだ。
おそらく、このレポートも登録抹消されていることだろう。」

 

オーエン : 「いつの日か、汚染者の治療に挑む者が現れることを願いつつ、レポートを終える……。以上……。」

 

グ・ラハ・ティア : 「そうか……。アラグ文明でも、テンパード化の治療法は、確立できなかったんだな……。」

 

アリゼ : 「だけど、テンパード化が、魂が不活性化された状態だっていう推測は証明されたわ。なら、アンジェロで活性化してやれば……」

 

グ・ラハ・ティア : 「理屈は正しい。……が、そのまますべてを活性化させれば、
蛮神への信仰心まで高めてしまうんじゃないか?

 

グ・ラハ・ティア : 「それじゃあ結局、偽りの信徒のままだ。まずは増幅させられた信仰心を戻してやらないと……。」

 

  何と言う?  

👉本来の自分を思い出せれば……

   活性化以外に、自我を取り戻させる方法は?

 

グ・ラハ・ティア : 「そうだ……アラグの記憶継承術……!あの術は、記憶を移せるようにする過程で、いわば「記憶をくるむ」みたいな作用をするんだ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「術をうまく改変できれば、テンパードになる前の記憶は活性化魔法が効きやすいように、なった後の分は効きにくいように……と分けられるかもしれない。」

 

グ・ラハ・ティア : 「そうして自我を優先的に目覚めさせられたら、無意識の己を支配していた偽りの信仰心を掃えもするだろう。」

 

アリゼ : 「確かに……活性化させるべき記憶の選別も、罪喰い化の治療における理論が使えそうだけど……。」

 

アリゼ : 「でも、術の改変って、簡単にはできないでしょう?私たちを帰還させようとしてたときだって……結局、うまくいかなかったのよね?」

 

グ・ラハ・ティア : 「ああ、まあな……。少しずつ改変した術式を何通りも試したが、
正解は見つけられなかった。」

 

アリゼ : 「だったら、ほかの方法を探したほうが……」

 

グ・ラハ・ティア : 「いや、まだ光明はある……!」

 

グ・ラハ・ティア : 「こいつみたいなアラグの球形汎用システムには、機械的に魔法を再現する機構が組み込まれてるんだ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「これを利用して、改変した術式を、仮想的に試すことはできないか……!?そのやり方なら、短時間で何百、何千通りも試せるはずだ。」

 

シド : 「なるほど、パスワードの割り出しと同じ方法を使うわけか。」

 

シド : 「たしかに魔導端末と玉っころを接続して制御を乗っ取ればいける。だが、膨大な計算をこなすための演算能力が必要だろう。今の俺たちの技術でできるかどうか……。」

 

グ・ラハ・ティア : 「なあ、シド……オーエンがレポートにパスワードをかけてたのは、なぜだと思う?」

 

シド : 「そりゃあ、セキュリティの問題……」

 

シド : 「……違うな。総当たりで崩せる程度のパスワードに、ほとんど意味はない。」

 

シド : 「これは魔科学者オーエンからのメッセージだ。「自由」を求める心がある者にこそ、読んでもらいたい、と。」

 

グ・ラハ・ティア : 「同じだよな。技術は自由のために……ってさ!」

 

シド : 「ウェッジ、ビッグス、ありったけの魔導端末を、レヴナンツトールの工房に集めるんだ!」

 

ウェッジ : 「了解ッスー!」

 

シド : 「さあ、こっからは大忙しだ。すまないが、お前たちにも協力してもらうぞ?」

 

 指定地点で待機し、シドが到着した。魔導端末で情報システムのバスワードを解析し、テンパードのレポートを見て、テンパード治療の魔法を魔導端末で編み出すことになった。石の家の未明の間にいる「シド」と話そう。



グ・ラハ・ティア : 「未知の領域に踏み込むには、知恵と作戦、それから勢いも大事だろ?「古代の民の迷宮」に乗り込んだときみたいにさ。」

 

アリゼ : 「目的に一歩ずつ近づいているわね。このまま突き進みましょう!」

 

タタル : 「たくさんの端末を用意してもらうとなると、おいくら……いえいえ、ここは世界のためにも太っ腹でいきまっす。」

 

クルル : 「もちろん、私たちも力いっぱい手伝わせてもらうわ。」


▼ シドと話す

 

シド : 「魔導端末のセッティングは、俺たちとグ・ラハ・ティアに任せてくれればいい。」

 

シド : 「お前たちには、端末をフル稼働させるために必要な、燃料の青燐水と、冷却用のアイスシャードの調達を頼みたい。どちらも、あればあるほどいい。」

 

クルル : 「アイスシャードの調達なら任せて。「石の家」の冒険者のみんなと人海戦術で集めてくるわ。」

 

シド : 「なら、Lusieは、アリゼーと分担して、青燐水の調達を頼む。「ガーロンド社の取引手形」を渡しておこう。」

 

シド : 「それぞれ、イシュガルドの「スカイスチール機工房」と、ウルダハの「青燐精製所」に向かい、その手形で青燐水を調達してきてくれ。」

 

アリゼ : 「イシュガルドの方は任せていいかしら?あなたの方が、何かと顔が利くでしょうしね。私はウルダハに行ってくるわ。」

 

 シドと話し、冒険者は青燐水を調達することになった。イシュガルドのスカイスチール機工房の「フロムロー」に「ガーロンド社の取引手形」を見せよう。

 

シド : 「アリゼーがウルダハに向かったなら、お前はイシュガルドの「スカイスチール機工房」に行って、青燐水を調達してきてくれ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「悪いが、青燐水の調達は任せた。あんたが戻ってくる頃には、
魔導端末のセッティングを済ませておくよ。」

 

タタル : 「レヴナンツトールの工房も久しく使ってませんでっした。 端末を運ぶ前にしっかりお掃除しておきまっす!」

 


▼ スカイスチール機工房のフロムローにガーロント社の取引手形を見せる

 

フロムロー : 「こちらは「スカイスチール機工房」です。本日は、どういったご用件でしょうか……?」

 

フロムロー :「 かしこまりました、青燐水の調達ですね。お手数ですが、イシュガルド・ランディングまでご足労いただき、担当の技師に改めて手形をお渡しください。」

 



機工房の技師 : 「青燐水なら俺が扱っている。情勢不安で高騰しているが、現金払いでいいか……?」

 

 

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機工房の技師 : 「ガーロンド社の取引手形とは恐れ入った。額面どおりの青燐水を持ってってくれ。」

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アイメリク : 「六ヶ国会議では会えなかったが、まさかここで君と再会できるとはな……。」

 

アイメリク :「すでに聞いているかもしれないが、各盟主たちは、それぞれ新たな蛮神対策に乗り出しているのだ。」

 

アイメリク :「我がイシュガルドも、バヌバヌ族の長老をお招きして、今後の対応を話し合うところだよ。」

 

アイメリク : 「帝国との戦いも最終局面を迎えようとしている今、エスティニアンの力も借りたいところだが……相変わらず根無し草で、なかなか捕まらない。」

 

アイメリク : 「「石の家」には、少し前に顔を出したのだろう?次に会うことがあれば、よろしく伝えておいてくれ。」

 

アイメリク : 「ところで、君はどういった用件で皇都に?」

 

アイメリク : 「なるほど、テンパード化の治療……「暁」の考えることは、途方もないな。蛮神対策の大きな助けにもなるだろう。」

 

アイメリク : 「となれば、急ぎ機工房と掛け合って、なるべく多くの青燐水を用立てるとしよう。」

 

アイメリク : 「輸送にはイシュガルドの飛空艇を使うといい。我々もできることを全力でやる、君たちに最大限の助力をさせてくれ。」

 


アリゼ : 「あー、疲れた。青燐水のバレルがあんなに重いなんて……。」

 

アリゼ : 「あなたは人に運んでもらったみたいね、私も変な意地張らないで、そうすればよかったわ……。」

 

シド : 「ふたりとも、おつかれさん。しかし、渡した手形以上の量があるようだが……?」

 

シド : 「そうか、アイメリク卿が……。助かるぜ。」

 

グ・ラハ・ティア : 「こっちも、初期設定は無事に終わってる。術式やらなにやら大変ではあったが……頼もしい助っ人が来てくれたからな。」

 

ネロ : 「よぉ、久しぶりだな……。テンパードの治療なンぞに興味はないが、アラグの連中ですらできなかったことをやるンだろ?」

 

ネロ : 「だったら、オレがいなくちゃ始まらない。……そうだろう、ガーロンドォ?

 

シド : それが、請求書だけ置いてとんずらした奴のセリフか?苦労して捕まえたんだ、ウチの社員として、給料分以上に働いてもらうぞ。

 

ネロ : まあ、ほかにも付き合ってやる理由はある。どこぞの未来では、天才技術者たちが、次元と時空を超える理論を確立したとか……。

 

ネロ : フン、功績の9割はオレ様、1割がガーロンドってとこだろ?悪いがオレは、未来の自分にだって負けるつもりはないンでね。この研究も踏み台にさせてもらう。

 

シド : なら俺は1割だけ……だがお前ひとりじゃ辿り着けない1割を担うとしよう。

 

ネロ : ハッ、勝手に言ってろ!

 

シド : そういえば、「覗覚石」を使っての治療、あの方法論も大いに参考になった。ミコトのエーテル学の知見は、大したものだよ。

 


シド : さて……準備も無事に終わったことだ。シミュレーションを開始するぞ!

 

シド : 問題なく始まったな……。あとはこいつが術式を見つけるまで待つだけだ。お前はゆっくりしといてくれ。

 

シド : まずい!負荷が掛かりすぎたか……?!

 

ウェッジ : 親方ぁぁぁ!このままじゃあ、壊れちまうッスーーー!

 

シド : クソッ!止めるしかないか!

 

グ・ラハ・ティア : 待ってくれッ……!もう少し、あと少しで術式が導き出せそうなんだ!

 

ネロ : おっと、こりゃダメかもな……。

 

グ・ラハ・ティア : もうすぐ……頼む……ッ!

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グ・ラハ・ティア : 来た……!

 

グ・ラハ・ティア : 大丈夫、消える前に術式は覚えた!これなら理論上はいけるはず……テンパード化の治療が、きっとできる!

 

ウェッジ : ダメッス……全部、オシャカになっちまったッス……。

 

グ・ラハ・ティア : 悪い……オレが止めるなって言ったから……。

 

シド : なあに、構わないさ。時空超越理論には遠く及ばないが、テンパードの治療は、きっとこの先の世界を変えるだろう。

 

シド : お前たちが紡ぐ新たな未来に貢献できたんだ。それに比べれば、魔導端末なんて安いもんだぜ。

 

グ・ラハ・ティア : ありがとう……。

 

シド : さて、俺たちが協力できるのはここまでだ。あとはお前たちに任せたぞ!

 

👈 5.4-2 アラグの研究者

  5.4-4 想いよ届け 👉

 

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グ・ラハ・ティア : シドたちは、次の仕事に行くそうだ。ネロもウェッジもビッグスも相変わらずで……本当に……元気でよかったな……!

 

タタル : 「暁」が傾くほどの額になるところだったので、私はひと安心でっすが……ガーロンド社は大丈夫なのでっす……?

 

クルル : テンパードの治療法は完成ね。私は今回お役に立てそうにないから、治療の方は任せたわ。